旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

寅さんが歩いた播州龍野

2024-01-27 20:33:59 | 関西紀行

姫新線の127系気動車が発車を待つ

 

EF210牽引のコンテナ列車が東を目指し通過していった

 

北口展望デッキより一段高い所にある、姫路駅1番2番ホームからは姫路城が見渡せる

 

播州龍野は脇坂家五万三千石の城下町、忠臣蔵ファンなら赤穂城明け渡しの正使二代目藩主脇坂安照を思い出す

 

童謡「赤トンホ゛」の作詞者で知られる三木露風のふるさとでもある

 

揖保川に架かる龍野橋を渡ればノスタルジックな街並みが迎えてくれる

 

この辺りは1976年公開の「男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け」のロケ地

 

休憩所の隅にも住人の粋なセンスが光る

 

白壁土蔵の散歩道

 

渥美清と太地喜和子の名演技が蘇ってまいります

 

ここでは醤油造りの今昔を見ることができます

 

「ほのかなる人の情けに似るものか龍野醤油のうす口の味」吉井勇

 

「うすくち龍野醤油資料館」です

 

龍野と言えば「ヒガシマル醤油」

 

龍野醤油醸造の始まりは天正十五年と伝えられている

 

ライブラリーから半円アーチ窓越しの眺めが素晴らしい

 

昭和初期まで蔵人が使っていた製造具、文献、資料が一堂に揃い、展示方法も見事で実に興味深い施設です

 

鶏籠山の山懐には龍野城、龍野藩は藩祖脇坂安政の入府から明治初年まで続き「播磨の小京都」と呼ばれる

 

市街地には白壁の土塀や武家屋敷も残っている

 

往時の武家の生活様式を垣間見ることができる座敷

 

冬の彩りは千両万両、武家屋敷らしい質素な坪庭です

 

ふるさとの香り匂うまち播州龍野

 

城下町の一角、上川原にある築百年の古民家カフェ「エデンの東」で一服

 

芸者ぼたんと寅さんが仲睦まじく、そぞろ歩いた播州龍野の城下町でした

2024年1月 兵庫県龍野市

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