旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

おわら風の盆2024 其の七

2024-09-23 19:42:24 | おわら風の盆

雪洞の灯に導かれ「天満町」へ

 

天満宮境内にはいぶし銀の地方衆がスタンバイ

 

踊りが始まったようです

 

男女とも編み笠を外し、和んだ雰囲気

 

私ゃ朝顔 朝寝の人に 丸い笑顔は オワラ 見せやせぬ

 

青年団男女による即興エンタメおわらが始まりました(笑)

 

針の穴から 浮名がもれる 逢うて逢われぬ オワラ 人の口

 

四季踊りの絡みの所作も愛嬌たっぷりに

 

仇な色香に 迷いはせねど 実と情けにゃ オワラ つい迷う

 

おわら踊りは笑顔を見せて踊ることはない 編み笠を深くかぶり情念を押し殺し静かに舞う

 

楽しそうに笑顔で決める四季踊り

 

昭和初期の古写真を見ると

 

女装して三味線、胡弓を携え、練り回る少年の姿が捉えられている

 

現在は当たり前のようになった上品で格調高いおわらからは想像もつかない

 

しかし、年に一度巡りくる祭り行事は無礼講の楽しみも捨てがたい

 

繭をはだかにしておきながら 恋の糸とりゃ おわら 帯とかぬ

 

別れが辛いと 小声で言えば しめる博多の オワラ 帯がなく

 

べっぴんさん見るなら「天満町」

 

花打ち演舞時は編み笠着用だが、天満宮前の輪踊りは素顔が多い

 

せなをたたいて 小声で起こし 風邪をひくなよ おわら わしゃもどる

 

べっぴん踊り子の宝庫「天満町」

2024年9月 富山県富山市

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