福岡市の中心部、天神から西鉄特急で45分。
有明海に面する筑紫平野に掘割を張り巡らした風雅な城下町、柳川がある。
訪れた日は「白秋祭」
ほうずき提灯で飾られた「どんこ舟」が夕刻の出番を待っていた。
「色にして老木の柳うちしだる我が柳河の水の豊けさ」
詩聖・北原白秋は柳川の水辺風景に、ことのほか愛着を持っていた。
岸辺の柳は風まかせ、緩やかに時間が流れる掘割の午後である。
風情ある柳川の掘割で撮影された美しいCMがある。
「懐かしい風景の中に、何より美しい日本を見た」
キャッチコピーも見事・・・
2011年11月 福岡県柳川市
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