知立の山車文楽は3人の人形遣いが一体となって操ります。
主役の人形と共に黒子装束の人形遣いの技に注目したい。
「合うさいや 合うさいや」 お目出度い「二人三番叟」が始まりました。
「喜びありや 喜びありや」
「我が思うこの所より ほかへはやらじと御申す」
続いてお馴染みの「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」 時代物浄瑠璃芝居の傑作である。
「巡礼に、ご報謝願います~」
「そうかい・・ それで、親の名は何というんだい」 「はい~ とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」
お弓は言葉を交わすうちに、
徳島に残してきた娘のお鶴だと悟ります。
いじらしいお鶴の言葉にお弓の胸は悲しみで張り裂けそうになりますが、泣く泣くお鶴を追い返すのでした。
義太夫の語りと小気味よい三味線の旋律。
伝統芸能に若者の遊び心を添えて。
2017年11月 愛知県知立市
ちゃんと義太夫さんもついてるんですね
すごいなあ~~
こりゃあ行くしかないですね(笑)
三番叟もカッコいい!
曳山舞台で演じられる子供歌舞伎と同様な設えと思っておったのですが何かが違う・・
個人的な感想なのですが黒子に徹する人形遣いの存在にこの祭りの独自性を感じました。
来年の5月は「知立まつり」と「亀崎潮干祭り」の世界遺産を巡る豪華ツアーなんていかがでしょうか。