今日は「阿波おどり」の最終日。
今年の「選抜阿波おどり大会」は、あわぎんホールのみの開催となった。
チケットは全て完売で満員御礼。
懐かしい踊り子さんの姿があった。
覚えておりますとも・・5年程前の「キリン一番搾り」のCMポスター。
「選抜阿波おどり大会」の大トリをつとめる「うずき連」
個性豊かな役者陣の演舞に、
伝家の宝刀と呼ばれる切れ味鋭い団扇さばきが光る。
気まぐれに揺れるお飾りは初代から受け継いできた逸品。
上品なセンスが踊り子さんの腰で煌めきを放つ。
絶対にミスが許されない場面、この二人なら安心だ。
初日早朝の振興協会町流しから頑張ってきた踊り子さんを捉えてみた。
若手と呼ぶと叱られるかな・・すっかり「うずき連」男踊りの顔だ。
こちらは、不動の千両役者。
これほど美しい女踊りがあっただろうか。
指先から爪先まで神経が行き届き洗練されている。
藍場浜演舞場1部のトリをつとめる「うずき連」
今年から導入されたLED照明の下、美しき舞姫が華麗な二拍子を刻む。
艶やかな女踊りの後は浮かれ上手の役者陣が、
桟敷席を踊りの熱気に包みこんでゆく。
「阿波おどり」の原点は町流し、先導する高張提灯から最後尾の鳴り物衆まで、
背筋が伸びた立ち姿はどの部分を切り撮っても絵になる。
この藍場浜桟敷が有料演舞場出演の最後となった。
2015年8月 徳島県徳島市
情熱と興奮の「阿波おどり」に「よさこい」・・・夏の火照りを静かに癒してくれる「おわら風の盆」
8月から9月にかけ繰り広げられる夏の踊りは一生モノと考えております。
今年も祭り好きが集結する八尾が楽しみです。