旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

垂井曳山まつり2016 其の三

2016-05-08 20:58:43 | 垂井曳山祭

 もう、チョイ、右へ・・・

 

 まだか~ 重い~

 

 曳山は八重垣神社鳥居正面に寸分の狂いなく据え付けられる。

 

 限られた時間との闘いでもある。

 

 「鳳凰山」の奉芸が始まった。

 

 芸題は「新版歌祭文・野崎村」

 

 場は野崎村、百姓久作の家。

 

 近松半二原作のお染久松物語。

 

 二人きりになったお染と久松。

 

 ドキツ、

 

 ドキ、ドキッ・・・

 

 手を握り肩を抱く艶技に観衆は息をのむ。

 

 百姓久作の渋い芝居は助演男優賞もの。

 

 お染は後を追ってきた母お常と共に大阪へ、

 

 心中覚悟のお染と久松、大店のお嬢様の恋は情熱的だ。

 

 格調高い楼閣造りの曳山舞台上で、

 

 子供たちの芸は回を重ねる毎に上手になってゆく。

2016年5月 岐阜県不破郡垂井町

コメント (4)
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