宗右衛門町を宝恵駕行列が練り歩く。
この界隈は南地五花街と称され、栄華を極めた「南地大和屋」のあった場所。
「北の雄二かミナミのまこと、東西南北藤山寛美」
粋な上方芸人の浮世話を懐かしく思う。
「十日戎」は関西では「えべっさん」として親しまれている伝統行事。
特に「今宮戎神社」の行事は浪花の風物詩。
1月10日の本戎では宝恵駕行列がミナミの繁華街を練り歩く。
花を添えるのは毎年オーディションで選ばれる「福むすめ」
「福むすめ」OGも加わりまことに華やか雰囲気に包まれる。
当然ながらべっぴんさんばかりである。
ここは道頓堀の戎橋舞台。
江戸時代からこの橋を渡って多くの人が戎詣でに詰めかけた。
今宮戎神社への参道そのものであったようだ。
♪戎橋法善寺どこも好きよあなたなら~♪
若い「福むすめ」さん達には分からんかな・・・昭和のあの頃が懐かしい。
2015年1月 大阪市中央区