ゴールデンウイークの中日新聞一面には毎年「亀崎潮干祭」の写真が掲載される。
3月下旬から半田市の各地区で開催される春祭り、山車の数は総勢31輌にも及ぶ。
その最後を締めくくるのが「亀崎潮干祭」 国指定重要無形民俗文化財である。
毎年同じ場所で同じ情景に遭遇するのは伝統の祭りたる証。
年少の子供から熟年まで幅広い世代が綱を曳く。
鳴り響くお囃子の調べと男達の咆哮・・・
曲げ場は曳き手衆の腕の見せ所。
男達の心意気に惚れこむ。
見事な彫刻が施された「知多型山車」は動く美術工芸品。
五月晴れの旧市街地を練り・・・
吹き流しを翻して海へ向かう。
2014年5月 愛知県半田市