旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

村国座子供歌舞伎・2012 「絵本太功記十段目・尼ヶ崎閑居の場」

2012-10-23 20:24:07 | 村国座子供歌舞伎

地歌舞伎では度々上演される時代物の傑作。

 

祝言をあげたばかりで出陣する十次郎。

 

涙ながらに見送る初菊の嘆き。

 

「夕顔棚のこなたよりあらわれ出でたる武智光秀ッ」

 

笠をとって竹槍の見得。

 

戦場から深傷を負って戻り、味方の敗北を告げ静かに息をひきとる十次郎。

 

「これ見給え、光秀どの」

 

子供達が熱演する伝統芸能の世界にすっかり魅せられてしまった。

 

秋の夜長、賑わう芝居小屋で芳醇な時間が過ぎてゆきます。

2012年10月 岐阜県各務原市

コメント (2)
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