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旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

長浜曳山まつり2022 其の一

2022-04-25 19:29:22 | 長浜曳山まつり

北国街道は長浜の旧市街地

 

シャギリが町を包む

 

今年の一番山は鳳凰山

 

外題は「平家女護島俊寛鬼界ケ島の場」

 

まずはおめでたい三番叟から

 

平家全盛の時代、絶海の孤島に流罪となった俊寛僧都の話を脚色したもの

 

丹波少将成経

 

平判官康頼

 

そして、海女千鳥

 

主人公俊寛僧都を中心に物語は展開してゆきます

 

敵役の上使・瀬尾太郎兼康が赦免状を持って登場

 

赦免状に名前がなく嘆き悲しむ俊寛

 

俊寛に好意的な丹左衛門尉基康の計らいで乗船が許される

 

しかし、千鳥は嘆願しても乗船は叶わない

 

千鳥の乗船を阻む瀬尾を争いの果てに殺してしまう

 

島に残ることになり、遠ざかる船を岩によじ登って見送るラストシーン 「お~い お~い」

 

大変よくできました 芝居を終え控室へ戻る場面も様になっております

 

これが天才奏者の技だ

2022年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり2021 終章

2021-05-02 21:31:15 | 長浜曳山まつり

この場所での狂言執行は後にも先にも今年だけ

 

月の帝は不機嫌です

 

西王母の桃を盗んだ者がいて、捕えてみればなんと帝の娘かぐや姫

 

母の病気を案じ、不老長寿の言い伝えがある桃を食べさせようと思ったのです

 

しかし月の世界の約束事は守らなければなりません、帝は仕方なく人間界への追放を宣告

 

人間界でも以前に家具屋姫が追放になったな~

 

雪の降る寒い日 猿の猿太郎が狐のお紺に「寒いから暖かくなることしようか~」と言い寄っております

 

そこへ兎の姿に変えられたかぐや姫がやって来ました

 

すぐに三人(三匹)は仲良くなります

 

しばらくすると寒さに震えながら、みすぼらしい旅の僧が通りかかります

 

もう何日も食事をしてないということで、同情した三人は手分けして食べ物や焚き木を探しに行くことにしましたが

 

新参者のかぐや姫は何も見つけることができず

 

失意のあまり自分の身を食料として捧げるべく、焚火の中に身を投じてしまいます

 

燃えさかる炎の中から助け出したのは旅の僧に化けた月の帝

 

人間界での心優しき振る舞い しかと見届けたぞ

 

この慈悲行を後世に伝えるため、兎の姿で月へ昇らせたのでした

 

月に見える兎にはそんな伝説があったのです めでたし めでたし

2021年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり2021 其の六

2021-04-29 13:35:38 | 長浜曳山まつり

伊吹山を遥かにのぞむ大通寺山門前

 

中国の故事「諫皷鶏」の木彫を亭屋根露盤上に置く「諫皷山」

 

シャギリが奏され

 

祭礼の總当番を迎える

 

大通寺山門前に据え付けられた「諫皷山」

 

振り付けは高名な水口一夫師匠

 

外題は「新竹取物語」

 

興味津々の舞台が始まった

2021年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり2021 其の五

2021-04-27 21:06:18 | 長浜曳山まつり

歌舞伎三大名作の一つにして

 

桜の春に相応しい外題「義経千本桜 吉野山道行の場」

 

恋と忠義はいずれが重い かけて想いは量りなや

 

忠と信のもののふに 君が情けと預けられ

 

静かにしのぶ都をば 跡に見捨てて旅立ちて

 

作らぬなりも義経の 御行く末は難波津の 波に揺られて漂いて

 

今は芳野と人づての 噂を道の枝折にて 大和路指して慕いゆく

 

義経を慕って春の大和路を吉野に向かう静御前

 

初音の鼓を打つと何処からともなく佐藤忠信が現れ旅の供をします

 

げにこの鎧を給はりしも兄継信が忠勤なり

 

誠にそれよ来し方の思ひぞ出づる壇ノ浦の海に  兵船平家の赤旗  陸に白旗源氏の強者

 

忠信は兄の継信が平家の猛将・平教経の放った矢で落命した

 

壮絶な源平合戦のありさまを物語り涙するのでした

 

追想に浸り励ましあいながら踊るように歩む二人

 

やがて行く手には吉野の山々が見えてきました

 

舞台はガラリと変わり鎌倉方の追手 逸見藤太と花四天の登場 コントのような笑える場が展開します

 

おまえら!!  分かっとるな!!

 

絶対に!!  押すなよ!!  オットット!!  

 

静を捕えようとする藤太らを難なく追い払い幕となります

 

大変よくできました!!

2021年4月 滋賀県長浜市

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長浜曳山まつり2021 其の四

2021-04-24 20:17:30 | 長浜曳山まつり

亭は四注造りでむくり屋根 背面に向拝を付ける

 

舞台正面は向大唐破風で側面に千鳥破風が付く

 

「春日山」のシャギリが始まった

 

粋なものです

 

シャギリが曳山舞台を包みこむ

 

紫外線強そうやな 僕は白塗りメイクだから大丈夫

 

静御前様 ご無礼お許しあれ

 

逸見藤太はポートレートの撮影中 ビシッと決めるよ

 

遊び心のある舞台方 僕は変顔口上で決めるよ

 

お待たせしました~ 「春日山」の狂言が始まるよ~

2021年4月 滋賀県長浜市

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