中洲の繁華街に神武天皇が降臨した。
令和元年、新天皇の即位を祝し山笠が駆けぬける。
7月12日は主要行事の一つ「追い山ならし」
走る飾り山と呼ばれる八番山笠上川端通。
これから「櫛田神社」の山列へ向かいます。
「追い山ならし」で一番山の櫛田入りは午後3時59分。
走る距離が約1キロ短い以外は本番の「追い山」と同様。
一番山千代流の表題は「忠勇無双慶雲輝」 尾張出身で賤ケ岳七本槍の一人として名高き加藤清正。
陣取った場所は「承天寺」の清道を回った山笠を斜め正面から俯瞰できる旧東町通りと国体通りの交差点。
山笠が至近距離を猛スピードでぶっ飛んでゆきます。
二番山恵比須流の表題は「福徳圓満譽」 「夫婦恵比須神社」は「櫛田神社」境内にある。
べっぴんの女恵比須神が男の祭りに華を添えます。
走りながら行われる舁き手の交代も興味深い。
三番山土居流の表題は「武藏坊辯慶」 肩に乗っかった牛若丸が愛らしい。
土居流は各町が久留米絣の当番法被を纏う、紺の集団は上品で美しい。
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2019年7月 福岡県福岡市