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旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

祇園祭2015 其の三

2015-07-25 14:10:12 | 祇園祭

 夏空が眩しい「後祭」の山鉾巡行。

 

 山鉾の数は「前祭」の23基と比べれば半分以下。

 

 それでも、絢爛豪華な風流夏絵巻「祇園祭」・・・雰囲気だけでも味わいたい。

 

 「黒主山」が集結地点を目指す。

 

 新町御池で辻廻しを披露する「南観音山」

 

 沿道の人気ビュースポットは既に多くの観客。

 

 寅さん!! 9時に到着では遅いよ(笑)

 

 幸運にも「浄妙山」が目の前で方向転換してくれた。

 

 一来法師VS筒井浄妙 「悪しう候、浄妙坊」

 

 さあ、熱中症に気を付けて参ろう。

 

 道幅の広い御池通を単縦陣で進む。

 

 「大船鉾」を追いかけながらの祭り見物です。

 

 堺町御池付近は比較的空いており、

 

 街路樹の日陰から、過ぎゆく鉾を楽しむことができた。

 

 だが、道路中央部はご覧のとおり暑い。

 

 河原町通で山鉾を迎える舞妓さんに遭遇。

 

 華やかな巡行に艶やかな雰囲気をもたらします。

 

 巡行は定められた時刻通り昼前に終了する。

 

四条通を西進して最後の辻廻し地点へ。

2015年7月 京都市中京区

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祇園祭2015 其の二

2015-07-22 08:31:47 | 祇園祭

 四条通に祇園囃子が響く。

 

 訪れたのは「前祭」の宵々山。

 

 宵山風情を求め・・・

 

 人混みに流されながらの山鉾巡りです。

 

 「綾傘鉾」の大きな傘の前では・・・

 

 宵山の風物詩でもある粽売りの声が響く。

 

 「綾傘鉾」の会所飾りは「大原神社」の境内。

 

 天保年間には、このような形で巡行していた。

 

 夏の日は長い・・・

 

 伝統の灯が映えるのは日没後の黄昏時から。

 

 上品な和食の名店を通り過ぎ、

 

 膏薬図子と呼ばれる横丁から綾小路通へ、

 

 「伯牙山」の赤と白の提灯が美しい。

 

 「屏風祭」はさながら私設美術館。

 

 旧家の玄関先に足を踏み入れると、格調高い美の世界が広がる。

 

 「伯牙山」の御神体は中国周代の琴の名手「伯牙」

 

 駒形提灯の発色は其々の山鉾により微妙に異なり、違いを楽しむのも一興である。

 

 風に提灯が揺れる。

 

 招かれざる無粋な台風が、どうしても「祇園祭」を見物したいようだ。

 

 新快速が止まらないうちに撤収です。

2015年7月 京都市中京区下京区

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祇園祭2015 其の一

2015-07-20 08:51:43 | 祇園祭

 夏雲が流れる四条通 「祇園祭」です。

 

 7月1日の切符入りから始まり、7月31日の「疫神社夏越祓」まで、

 

 一ヶ月にわたり様々な行事が執り行われます。

 

 メディアで取り上げられる「山鉾巡行」と「宵山」以外にも、

 

 興味深い神事行事が決められた日程で粛々とすすめられてゆく。

 

 「祇園祭」は昨年から昭和40年以前に行われていた形態に戻り、「前祭」「後祭」が復活した。

 

 真木の引き起こし準備が整った「鶏鉾」

 

 寅さんの物見遊山が始まった。

 

 それでは、参ろう。

 

 暑いから日傘が役立つね。

 

 「お迎え提灯」の始まりです。

 

 まずは、「八坂神社」に参拝。

 

 神輿を迎えるために各団体が提灯行列で市内を練り歩く。

 

 八坂神社石段下で翼を広げる「子鷺踊り」の子供たち。 白い「科学忍者隊ガッチャマン」の登場だ(笑)

 

 夏空の下を行列は京都市役所前を目指す。

 

 京都市役所前では各種芸能が奉納されます。 愛らしい子供たちによる軽快な「祇園祭音頭」

 

 こちらは元禄時代を再現した「小町踊り」

 

 「神輿洗」は四条大橋の上から鴨川の水を汲み上げ神輿に注いで清める儀式。

 

 若衆は大松明を担いで四条通から「八坂神社」へ、

 

 「道しらべの儀」が終了し松明は「八坂神社」へ戻ります。

 

京都、文月、祭月

2015年7月 京都市中京区、下京区、東山区

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祇園祭・2014 鉾曳き初め 後編

2014-07-24 19:59:19 | 祇園祭

曳き初めの喧騒が収まった新町通。

 

夕刻から駒形提灯が吊るされる。

 

町会所の一般公開は明日からだ。

 

動く鉾を見られるのは巡行当日と曳き初めの二日間のみ。

 

この日は宵山の雰囲気も味わうことができる。

 

やがて、駒形提灯に灯がともり・・・

 

鉾上で演奏される祇園囃子が祭り気分を盛り上げる。

 

コンチキチンの祭り囃子

 

光に包まれた鉾。

 

祭りの酔いが始まる。

2014年7月 京都市中京区

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祇園祭・2014 鉾曳き初め 前編

2014-07-22 21:17:27 | 祇園祭

この高さがほしいのだ・・・

 

木の香漂う真新しい鉾の登場です。

 

注目の復活を果たした「大船鉾」

 

「凱旋の船鉾」とも呼ばれ後祭の殿を務めていたが・・・

 

元治元年の禁門の変で焼失。

 

150年ぶりに復活を果たした。

 

後祭も復活し「祇園祭」は変化する。

 

にわか雨も上がり「南観音山」が動き出す。

 

町衆が育んだ粋の極み。

 

京町屋の格と見識のお披露目。

 

風情ある「吉田家」の室内。

 

試しに町内を巡行するのが鉾曳き初めの行事。

 

祇園囃子のテンポに合わせながら・・・

 

「北観音山」が格調高く厳かに進む。

 

夏空が眩しい新町通。

 

この日は女性も子供も綱を曳くことができる。

 

今回お付き合いいただきました「ゲジデジ通信」のdendoroubikさん、ありがとうございました。

2014年7月 京都市中京区、下京区

コメント (2)
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