守田です。(20110418 22:30)
被災地に自転車を届ける、京都OHANAプロジェクトの森さんより、
活動報告が届きましたので、転載します。
次回の取り組みの際も、みなさんのご協力をお願いします。
****************************
京都OHANAプロジェクト自転車を送る企画でお世話になった皆様
いつもありがとうございます。
昨日、被災地に自転車を持ち込まれた山中さん、大槻ファミリー、
森ファミリーで少しリラックスしながら、現地での活動模様、
今後のことについて、話し合いました。
本来詳細レポートを送らせて頂きたいのですが、
とりあえずの現状連絡となることをお許しください。
今後の、プロジェクトの大きな枠組みは、これから1~2週間を目途に
作っていき、被災地にに向けた行動に変えていきたいと思います。
今後、改めてご協力などお願いすることもあるかと思いますが、
その節は何卒よろしくお願い申し上げます。
こちら山中さんが撮られた現地の写真です。
https://picasaweb.google.com/106504166220832938204/2011_0413OHANA?authkey=Gv1sRgCNWgh8ju8PC4vQE&feat=email#
以下、現状について、箇条書きになります。
・被災地での必要物資に変化が出てきている。たとえばベビーカーなど、
どろどろになってほとんど使えない。赤ちゃんを抱えたお母さんが
困っている。
・自転車はまだまだ必要である。(根拠:①あっという間になくなった事
②現地NPO団体から「100台くらい置き場所すぐに用意します」と
言って頂けている事 ③今回送った場所以外に、石巻市で活動されている
方からもリクエストがあった事。お渡しできず大変残念がられた事)。
・現地で、(他からの)支援自転車の分配が上手くいっていない可能性が
ある。震災直後からずっと活動している方々が自転車を運んだり、配られ
ているのは見たことがない。京都からのトラックが初めてだ。」とのこと。
・被災地では、今すぐにでも必要な物資がまだまだある。「いますぐ命に
かかわる」という状態はある程度脱した感があるが、現地で活動されている
方から「あまりにかわいそうだから、10台だけでも送って欲しい」という
依頼が今も入ってきている。
・ボランティアが使命感に燃えるあまり、目の前で起きている出来事に、
対応することが全ての「正義」となるケースが見受けられているとのこと。
ボランティアに対する心のケア、体制作りも必要。また、しっかり
活動できているNPOなどは一週間ごとに人員を入れ替えているとのこと。
・今回は約15万円の活動費がかかった。事前に集めていたカンパ、
その場でのカンパのお願いなど、場当たり的対応はとったものの、一部の
方に負担を背負って頂いた。また、物資、労働力など多数の無償提供を
頂いた。今後は、金銭面についても、支援集めをしていく必要がある。
・支援を受けやすくできるよう、NPO法人化を急ぐ。大手高速道路株式
会社に後ろ盾して頂ける可能性が出てきている。
・現地で送った自転車が使えなくなり、今後数カ月のうちにゴミ化してしまう
可能性があること。支援物資を運搬した際に、ゴミの持ち帰りも検討材料で
あること。
・被災地での自転車の整備スタッフが必要なこと。
・運搬時に自転車のかごが潰れてしまったり、荷崩れをおこしたりするなどが
あった。運搬方法については改善の必要がある(籠をはずして運ぶ。フェリー
の利用など)
京都OHANAプロジェクト
森拓哉
被災地に自転車を届ける、京都OHANAプロジェクトの森さんより、
活動報告が届きましたので、転載します。
次回の取り組みの際も、みなさんのご協力をお願いします。
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京都OHANAプロジェクト自転車を送る企画でお世話になった皆様
いつもありがとうございます。
昨日、被災地に自転車を持ち込まれた山中さん、大槻ファミリー、
森ファミリーで少しリラックスしながら、現地での活動模様、
今後のことについて、話し合いました。
本来詳細レポートを送らせて頂きたいのですが、
とりあえずの現状連絡となることをお許しください。
今後の、プロジェクトの大きな枠組みは、これから1~2週間を目途に
作っていき、被災地にに向けた行動に変えていきたいと思います。
今後、改めてご協力などお願いすることもあるかと思いますが、
その節は何卒よろしくお願い申し上げます。
こちら山中さんが撮られた現地の写真です。
https://picasaweb.google.com/106504166220832938204/2011_0413OHANA?authkey=Gv1sRgCNWgh8ju8PC4vQE&feat=email#
以下、現状について、箇条書きになります。
・被災地での必要物資に変化が出てきている。たとえばベビーカーなど、
どろどろになってほとんど使えない。赤ちゃんを抱えたお母さんが
困っている。
・自転車はまだまだ必要である。(根拠:①あっという間になくなった事
②現地NPO団体から「100台くらい置き場所すぐに用意します」と
言って頂けている事 ③今回送った場所以外に、石巻市で活動されている
方からもリクエストがあった事。お渡しできず大変残念がられた事)。
・現地で、(他からの)支援自転車の分配が上手くいっていない可能性が
ある。震災直後からずっと活動している方々が自転車を運んだり、配られ
ているのは見たことがない。京都からのトラックが初めてだ。」とのこと。
・被災地では、今すぐにでも必要な物資がまだまだある。「いますぐ命に
かかわる」という状態はある程度脱した感があるが、現地で活動されている
方から「あまりにかわいそうだから、10台だけでも送って欲しい」という
依頼が今も入ってきている。
・ボランティアが使命感に燃えるあまり、目の前で起きている出来事に、
対応することが全ての「正義」となるケースが見受けられているとのこと。
ボランティアに対する心のケア、体制作りも必要。また、しっかり
活動できているNPOなどは一週間ごとに人員を入れ替えているとのこと。
・今回は約15万円の活動費がかかった。事前に集めていたカンパ、
その場でのカンパのお願いなど、場当たり的対応はとったものの、一部の
方に負担を背負って頂いた。また、物資、労働力など多数の無償提供を
頂いた。今後は、金銭面についても、支援集めをしていく必要がある。
・支援を受けやすくできるよう、NPO法人化を急ぐ。大手高速道路株式
会社に後ろ盾して頂ける可能性が出てきている。
・現地で送った自転車が使えなくなり、今後数カ月のうちにゴミ化してしまう
可能性があること。支援物資を運搬した際に、ゴミの持ち帰りも検討材料で
あること。
・被災地での自転車の整備スタッフが必要なこと。
・運搬時に自転車のかごが潰れてしまったり、荷崩れをおこしたりするなどが
あった。運搬方法については改善の必要がある(籠をはずして運ぶ。フェリー
の利用など)
京都OHANAプロジェクト
森拓哉