明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1502)放射線被曝から人びとを守るために―連載1500回越えにあたりカンパを訴えます(1)

2018年04月17日 22時30分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180417 22:30)

みなさま。前号より「明日に向けて」がいよいよ1500号越えを記録しました!
2011年3月11日より約2560日で1500本の記事。10日で6本ちかい記事を書いてきた計算になります。連載を始めたころには想像もできないことでした。

今回、連載1500回越えを際して、みなさまに心の底よりカンパを訴えたいと思います。
「明日に向けて」で試みていることへの支援としてです。同時にこの試みを共に担っていただくことをこれから何回かにわたって訴えさせていただこうと思います。

「明日に向けて」は東日本大震災と東電福島第一原発事故の勃発を契機に始めた情報発信です。
僕は福島原発事故が起こるまで、「もし深刻な原発事故が起こった時、この国の政府は人々をきちんと逃がしてくれないだろう。その時、自分に近ければとっとと逃げる。遠ければ逃げよと呼びかける」と心に決めていました。
そのため事故後に僕は原発が深刻な状態にあること、大量の放射能が漏れだしてきていること、今後、さらに被害の拡大が考えられることから「逃げる」ことを訴え続けました。

この点を踏まえてこれまでを振り返ったとき、やはり今なおこの声を上げ続けなければならないと強く思います。
僕がこの過程で学んできたのは肥田舜太郎さんと矢ケ崎克馬さんによる、内部被曝の危険性とそれが隠ぺいされていることの告発でした。肥田さんはこうおっしゃられました。
「放射線防護学で言われていることと、僕が診た被爆者の実状はあまりに食い違っていた。内部被曝の危険性が隠されていたからだ。隠したのはアメリカだ」・・・。

最も単純化して言えば、戦後史のすべての真実の大元がここにあると言えると僕は思います。
諸都市への無差別空襲と沖縄上陸戦での民間人大量虐殺を行ったアメリカは、その後に広島・長崎への原爆投下を行いました。すべて明確な戦争犯罪でした。
しかも原爆投下は人体実験として行われました。もはや戦争に勝つために原爆は必要なかったのに、アメリカは原爆投下まで戦争を伸ばし、最悪の実験を強行したのでした。

その後、アメリカは排他的に日本を占領し、原爆調査を開始しました。
目的は二つありました。一つは原爆の威力と影響力を知ること。ソ連攻撃の際にどこに何発の投下が必要かを割り出し、また被曝影響下で兵士たちがどれぐらい闘い続けられるかなどが調べられました。
もう一つは原爆による被害、とくに放射線障害を隠すことでした。戦争が終わってからも人々を苦しめ、未来世代をも苦しめる最悪の戦争犯罪の隠ぺいのためでした。

こうした目的のもとにアメリカによってヒバクシャ調査が行われましたが、その際、徹底されたのが内部被曝の影響隠しでした。
アメリカは放射線の影響を、原爆の中心から飛び出した中性子線とガンマー線による「外部被曝」だけに限り、降下した死の灰を体内に取り込むことで生じる「内部被曝」を無視しました。
このもとに作られた「放射線防護学」がICRP(国際放射線防護委員会)の見解としてまとめられ、世界中に流布されました。

アメリカはこのもとでたくさんの核実験を行い、膨大な放射能を世界中にまき散らしました。アメリカが行った核実験は1996年までで大気圏内215回、地下815回で合計1030回。対するソ連は大気圏内219回、地下496回で合計715回でした。
私たちの周りにはこの核実験だけでも膨大な量の放射能がまき散らされています。その上にスリーマイル、チェルノブイリ、福島を初めとする大小の原発事故が繰り返され、放射能が降り注ぎ続けられてきたのでした。
しかしアメリカとそれに追従する世界の「原子力ムラ」は、放射能被曝、とくに内部被曝の危険性を無視し続け、その徹底した過小評価を今日まで続けてきています。

このため人々を放射線被曝から守るために必要なことの第一は、隠されてきた内部被曝の危険性を明らかにし続けることです。
いまもこの国の東側には核実験による汚染の上に、福島原発事故によって飛び出した膨大な放射能が存在しています。それは食べ物や物流を通じてもはや全国に蔓延しています。
にもかかわらず政府は被曝影響と向き合おうとせず、恐ろしい被曝が放置され続けています。しかも残念ながらどの政党も、また進歩的な団体の多くもこの現実と向かい会えていないのが実情です。まだまだ人々はアメリカに騙されている!

だからいま、被曝の危険性をもっともっと訴えなくてはと思います。そのためにも内部被曝の歴史を何度も解き明かさなくてはなりません。
僕は「明日に向けて」で、今後もこの点を中心に訴え続けたいと思います。
そのためにみなさんにご協力を訴えます。

以下にカンパの送り先を記します。
どうかよろしくお願いします。

*****

振込先 郵貯ぎんこう なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は
店名 四四八(ヨンヨンハチ) 店番448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615

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明日に向けて(1501)「オール京都」という野合のもとでの「ステレス選挙」などもう終わっている!―福山選挙を振り返って5

2018年04月14日 14時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180414 14:00)

京都府知事選の捉え返しの最終回をお送りしたいと思います。

今回はお相手の陣営のことも書きたいと思います。
西脇陣営は選挙には勝ったものの、もともとの目標としていた得票50万票以上、投票率40%以上に遠く及びませんでした。私たちの市民力によって相当に追い詰められたのです。
これに対して福山さんは、新たな支持を大きく掘り起こし、尾崎さんの選挙から10万票も積み増したのですから、福山陣営の側はかなり投票率のアップにも貢献していたことが分かります。
西脇陣営側は目標から10万票、前回の山田票からみても8万票も減らしたわけで、もっぱら西脇陣営によって投票率が押し下げられ、その結果として全体としては微増の低得票率に終わったことをみておく必要があります。

これらの点についてマスコミもこのように論じています。
例えば京都新聞は「選挙コラム アングル」(4月10日付)の中で「低投票率、直視を」というタイトルで以下のように書きました。

「国と地方は別」という理屈を全否定しないが、今回の府知事選ではその過程が余りにも不透明過ぎた。
昨年12月に山田啓二知事が不出馬を表明した後、4期16年の評価や新知事像を巡る議論は政党から強く発信されることなく、「枠組みありき」で西脇さんの擁立へと動いた。
理由を聞けば、長く京都の政治に関わっている人ほど、「革新府政に戻してはいけない」と40年も前の政治情勢を根拠に説明する。
それが実感だとしても、相乗りの動機は別のところから生まれてきているように感じた。衆院選で小選挙区が導入されて20年余り。大局的な視野で政治を語るよりも、目先の選挙勝利を優先する傾向が強まった。
自らの都合で不意打ちの衆院解散・総選挙を繰り返し、勢力維持を図る安倍晋三首相の政治手法が、地方政治にも及んでいるのではないか。
大義や政策より、勝ち馬に乗れる体制づくりを優先することが「オール京都」というなら、有権者は置いてけぼりになる。

朝日新聞も京都版の選挙の「解説」の中で「西脇カラー見えず」というタイトルのもとに以下のように論じています。

「西脇知事になったら京都はどう変わるのか」は、最後まで明確に伝わってこなかった。
「府政の発展を止めるのか、前に進めるのかが問われている」と訴えた西脇氏。各地で演説に耳を傾けたが、主張は総花的との印象を拭えず、何を柱として府を発展させるのかイメージするのが難しかった。

毎日新聞の京都版は、「西脇氏新人対決制す」と題した選挙報道のリードに以下のように書いています。

一方で、敗れた弁護士の福山和人氏(57)=共産推薦=も、保守系府政になってからの共産推薦候補では最高得票率(44%)となる善戦をした。
ただ16年ぶりの新人対決にもかかわらず、投票率は低迷。西脇氏は幅広い有権者の信託を得たとは言い切れず、府民の声を丁寧に吸い上げる姿勢が求められそうだ。


以上が三紙の論調ですが、実際に西脇氏の公約は総花的でまったく具体性がありませんでした。そもそも「安心、いきいき、京都力」というどうとでも取れるような中身のないスローガンを掲げての選挙でした。
これに対して福山さんは選挙中にさまざまな点で繰り返し論戦を挑みましたが、西脇陣営から、一つとしてまともな回答は出されませんでした。

そもそも西脇氏は、選挙中にあまり表に出てこず、「組織票」固めばかりを行っていました。
また当初は「中央との太いパイプ」を売りにして、HPに掲載していた安倍首相とのツーショット写真を途中で削除したり、「北陸新幹線延伸」などの目玉政策もハイライトしなくなり、元国土交通省という肩書も小さくなっていきました。
これらをみた記者たちが、「ステレス選挙」と陰で揶揄するほど、西脇氏は市民の前からは隠れたままで、具体的な政策の提示も避け、ただただ「オール京都」の組織票のみで逃げ切る戦術に徹しました。
そのために今回の選挙、投票率が過去最低だった前回の34.45%をわずかに上回ったものの、「過去2番目」の低水準に終わってしまったのでした。

「オール京都」の合言葉は「革新府政に戻してはいけない」ですが、40年も前の蜷川府政のことを指したもの。しかも事実関係をかなり歪曲した評価がまかりとおっているにすぎません。
その点でそれ自身も批判できるものなのですが、しかし京都新聞が鋭く指摘しているように、実際にはそんなことよりも「大局的な視野で政治を語るよりも、目先の選挙勝利を優先する傾向が強まった」結果が今回のような野合を生み出したのでした。
要するに安倍首相が繰り返してきたように、政治的な争点が曖昧なままに選挙を行い、論戦を避け、低投票率で逃げ切ること。利権の分配による「オール京都」の一致だけで、「組織票」固めだけに徹した選挙が行なわれたのです。
市民を無視した衆愚政治=安倍政治そのものですが、その点でも「国と地方は別」などとはとても言えないのです。国の腐敗のあり方が地方にも持ち込まれてきたからです。

しかも今回、論戦がかつてないほどに徹底して避けられたのは、森友問題や自衛隊日報問題で炎上している安倍官邸との近さを、西脇陣営ができるだけ見えないようにしたかったからでした。
これに与野党相乗りで野合した立憲民主党なども加担しました。こんな中で政策を緻密化することなどできるわけないのです。野合しているから、具体化すればほころびが顕在化してしまうからです。

反対に安倍政権のひどさはそのまま福山さんへの追い風となりました。自分の身内ばかりを優遇し、しかも不利になると平気でその身内を切り捨てたり、自分たちに忖度させた官僚に責任を押し付ける安倍政権。
しかも嘘を平気でつきとおし、「証拠をつきつけられても認めさえしなければいいのだ」というような、「あまりにひどい」としか言えないようなあり方に対し、福山さんは対極の姿勢を貫きました。
つまり人間として最も大切にすべき「誠実さ」「慈しみの心」「愛」などを全面的に体現しながら奮闘したのです。

このためにいわば西脇陣営にとって「ステレス」戦術は、強いられてとった戦術だったのでしょうが、しかしこうしたあり方そのものが政治から希望を失わせ、関心を低下させ続けてきていることは明らかです。
政治をより一層駄目にする行為であり、もうそんなあり方は許されてはならないし、かつまた次回以降に打ち破ることが可能なのはこれまでも見てきたとおりです。だから「オール京都のステレス選挙」など「もう終わっている!」と言いたい。

私たちがこれほどひどい「ステレス選挙」を覆せなかったのは「時間が足りなかったこと」に尽きると思います。もっと時間があれば私たちの進化は勝利にまで確実に結びついたでしょう。
次回はなんとしてももっと早い段階から選挙戦に挑みたいものだと思いますが、最後に今回、時間が足りなかった点を捉え返す上での大切なポイントをおさえておきたいと思います。

というのは福山さん自身はこの点について「立候補表明が遅れた自分に責任がある」とおっしゃっていますが、僕には福山さんだけが謝るべきことだとはまったく思えないのです。
なぜかといえば、共産党などの政党の推薦があっても、それでもなお私たちの側の選挙は市民が主力となって担っている選挙で、企業献金などの資金援助がほとんどないため、候補者とその周辺にさまざまなしわ寄せがいってもいるからです。

今回、それを被る決意をしてくださったのは福山さんが所属する選挙事務所のみなさんでした。福山さんという有能な弁護士がいなくなり、様々な点で業務にも収益にも影響が出ることを覚悟して、選挙を支えてくださったからです。
福山さんがそう簡単には立ちあがれなかったことには、この問題が深く横たわっています。やはり現在の選挙制度は、お金のない側に圧倒的に不利な仕組みになっていることをみておく必要があります。
この点をどう解決したら良いのか僕にはまだよくわかりませんが、その点で今回、福山さんを快く私たちの前に押し出してくださった福山さん所属の法律事務所の皆さんに心からのお礼を述べたいと思います。

以上、最後の点はまだまだ知恵を絞っていくべき大きな難点ですが、しかしそれでも私たちは京都府政の新たな一ページを間違いなく切り開くことができました。
これをさらに全国のみなさんと共に発展させたいと思います。同時に今回の経験を全国各地の取り組みにも生かしてもらえたらと思います。
京都のみなさん。今度は京都から、全国のみなさんの地域の選挙も応援しましょう。

さらに大きく手を伸ばし、しっかりとつながって、頑張りましょう!
選挙の振り返りをこれで終わります。

連載終わり

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明日に向けて(1500)デジタル民主主義の活用などさまざまな手段を駆使していけば鉄板のような「組織票」を覆して次は勝てる!―福山選挙を振り返って4

2018年04月13日 10時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180413 09:00)

京都府知事選の捉え返しの続き4回目をお送りしたいと思います。

選挙の中で僕自身がどんどん進化しながら歩んだことをお伝えしていますが、実は僕はまたこの過程で初めて「でんわ勝手連(デンカツ)」のことも具体的に理解できました。
というのはデンカツそのものは前から知っていて、経験者に応援を頼んでいたのですが、途中で「自分もやってみなくては」と考えて登録したのです。
それで実際にかけてみた。お恥ずかしいほどの本数でしかないのですが、しかしこれで「ああ、デンカツってこういうことか」とすごく鮮明に把握できた。それでこれまた「明日に向けて」等々でデンカツの依頼を出しました。
僕の知る限りでは藤沢や徳島、丹波、さらには北米から参加してくれた方もいました。きっともっといろいろな地域から協力していただけたのでしょう。

みなさん。これ今もアクティブです。ぜひ以下をのぞいてみてください。

でんわ勝手連
http://denwa-katteren.jp/secretariat/947

以下の登録ページをクリックするともう具体的な選挙のことが出てくる。
https://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/login

例えばいまは4月22日の宗像市長選での「からさきゆうじ」さんへの支援や、6月24日米子市議選での「土光ひとし」さんへの支援が呼び掛けられています。
ぜひ「支援してみよう」という候補者がいたらその地域へのデンカツを行ってみてください。
ちなみに米子の土光さんは僕にとっては境港市で原発問題について講演したときにお世話になった方。もっと先になったらもう一度、この呼びかけを拡散したいなと思っています。


さてこうした過程で僕は自分の殻を一つ破ることができました。何かと言うと「短文投稿」への抵抗感からの脱却でした。
というのは僕は読者のみなさんがご存知のように、さまざまな問題をいつもガッツリと論じてきていて、短文投稿はあまりしてきませんでした。
正直に言うと、どこかで「軽薄短小なんて」と抵抗していたんだなあと思っています。「長かろうといいものをがっつり出すのが大事なんだ」と固執してきたというか。

いや実は今もその考えを全て捨てたわけでもなく、今日も今日とて「ガッツリ」書いています(笑)
しかし今回、自分が発信することより、福山さんの発言をいかに拡散するのかのリアリティに徹する中で、ツイートできるサイズ、長いと思われないサイズでの動画発信にこだわるようになりました。
そうしたらアイデアが次々に浮かんできた。その結果、いま、自分自身の発信ももっと伝わる工夫を加えようと思い直し始めています。

ちなみに僕のツイッターのフォロワーは投票日前で6000人弱で、一時期は増やす努力をしたこともあったものの、最近は主に「明日に向けて」の更新情報を流すだけになっていました。
今回、本当に恥ずかしながら「ああ、ツイッターはこうやって使うんだ。こうすれば若い人にももっと声を届けられるんだ。一にも二にも工夫しなくては」と目覚めました。
「ああ、これならもっとフォロワーを増やす努力をしてくるべきだった」とも思い、実は昨日はその試みをしていました。それで今僕のフォロワーは6080人まで増えました。
いま思っているのは「2年後の京都市長選までにフォロワーを10万人に増やそう」ということ。もっとツイッターを使い、動画の載せ方もうまくなろうと思います。

他にも目覚めたことがあります。例えば今回、投票日に事務所での会見に臨んだときに、僕自身、支援者の椅子に座ってテレビカメラに写る側にいましたが、そこから福山さんや西郷さん、石田さんの弁を撮り、すぐに発信しました。
そうしたらこれまた瞬く間に拡散された。3つに区切ったものの合計でいま7000回ぐらい再生されています。前回「明日に向けて」に動画アドレスとともに文字起こしも載せたものです。
実はこうしたことを繰り返すことで、常に候補者とその周りのスタッフと、それぞれの場にいる支援者を身近な形でつなぐことが可能になることが分かりました。
なんだか候補者がすぐ間近で話しているような感覚が作れていたのではないかと思います。タウンミーティングや個人演説会を家の中に持ち込むようなものです。

だったらたとえば事務所の中の何気ない日常なども撮影して流せば良かったし、会議の様子なども流せば良かった。もっといろいろと流せば良かったという気がしています。
そのことで府知事選という大きなエリアで行われる選挙で、宣伝カーの数が限られていても、候補者や選挙スタッフと有権者の近い関係を作りだせます。まさに「つなぐ」ことが可能になるのです。

それやこれや、こうしたアイデアをもっと発展させていけば、与野党相乗りで、大義も何もかも捨てて利権に群がり、金と組織力で固めた鉄板のような「組織票」に対抗し、崩すことが必ずできる!
まさにここに、庶民による権力者への抵抗の有効なあり方があるという思いを強くしています。

実はこうした振り返りはまだまだ途上で、アイデアはさらに無数に出つつあります。そうするとどうしても「これを最初から知っていれば」という思いにもなります。
デンカツも含めて、もっとこれらを早くから組織的にやっていれば、マジカルパワーのある福山さんの声をもっと拡散できた。「そうしたら勝てていたのじゃないかなあ」とも思えます。
その意味で、勝てる可能性もあったのに福山さんを勝たせてあげられなかったことを残念にも申し訳なくも思うのですが、でもここまで僕が辿り着いたのも、福山さんを含めて「つなぐ京都」に集った人々の魅力があってのことです。

「つながる」ことそのものがそれらを引き出していた。それで僕の進化もあった。「進化させられた感」が半端なくあります(笑)
ならばできなかったことを悔いるより、新たに学んだことに感謝し、磨きをかけて捲土重来を期したいと思います。次は勝つ!勝てる!と確信しています。

ということで、この選挙、まだまだ発展します!「つなぐ京都」もこれからです。まさに選挙の終わりは新たなるムーブメントの始まりです。
そもそも僕がここに書いたことも「つなぐ京都」の進化の中のわずか一側面にすぎません。どうもあちこちで「もっとこんなアイデアを生かせるのでは」みたいな話になっているようです。もちろんデジタルに限らずです。

一方でこんな話をしていたら「韓国ではツイート数もFacebookのシェアももっと半端ない数で行われている。デジタル民主主義と呼ばれているらしいよ」と誰かに教わりました。
「なるほどそうか。分かった。よし、追いつけるぞ!」とも思いました。
僕は韓国の人々と日本の人々と、何もメンタリティーがそう極端に違うわけでもないだろうと思っています。足りないのは熱意ではなくそれをうまく伝える手段なのです。ならばどんどん真似をしたらいい。

ですから2年後の京都市長選と言わず、安倍政権を倒すために、原発を止めるために、さっそく僕はこの目覚めた力を駆使し、その中でさらなるスキルアップを果たしていこうと思います。
さまざまな知恵と力を寄せ合って、みんなの力で民主主義を爆発させましょう!

つながればできます!
Power to the People!

続く

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明日に向けて(1499)「つなぐ京都」はどんどん進化しながら選挙を闘った!―福山選挙を振り返って3

2018年04月12日 09時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180412 09:00)

京都府知事選の捉え返しの続き3回目をお送りしたいと思います。

前回、福山さんの魅力を僕なりにお伝えしましたが、ともあれこれで私たち「つなぐ京都」のボルテージはいやがうえにも大きく上がりました!
そして選挙が進めば進むだけ、輪が大きくなり、あとからあとからスタッフに参加したり、でんわ勝手連に参加したりと人が多くなっていきました。もちろんたくさんの方が「拡散」でも選挙に加わってくださいました。

福山さんはまたこうした私たち「つなぐ京都」などとの対話や各地のタウンミーティングでの対話をその都度、政策に盛り込み、それ自身を「進化する」ものと語られていたのですが、私たち「つなぐ京都」自身も日々「進化」し始めました。
私たちは毎日、ワクワクしながら選挙を進めました。これもまた出馬表明直後の大きな集会(221みやこめっせ)で福山さんが「ワクワクするような選挙を」と呼びかけた通りのことでした。

例えばそれは、これまでの選挙で定番のように出されてきた選挙ビラの「常識」を大きく打ち破ったとてもオシャレなチラシへと結実しました。
以下をご覧ください。「カフェチラシ」「カフェの福ちゃん」などと呼ばれていた選挙のためのチラシです。チラシ作成にかかわった井崎敦子さんのページからのご紹介です。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1495192923924809&set=a.234503273327120.47495.100003023485969&type=3&theater

あるいはそれは京都三条河原での「つなぐ」ことを可視化したパフォーマンスに帰結しました。映像作家でもある丹下紘希さんなどがプロモートしてくださったものです。映像があるのでご覧ください。
福山和人 つながるプロジェクト
https://www.youtube.com/watch?v=Pwe_v4hCdvc&feature=youtu.be

そして原発事故避難者からの切実な声として福山さんの勝利を訴えるこんなマンガも出てきました。南相馬から京都に避難移住している福島敦子さんをモデルにしたものです。
「脱原発、選択の時」
http://www.fukuyamakazuhito.jp/lp/bh04/

みなさん。どうでしょうか。「つなぐ京都」が刻々と進化しながら歩みを広めたことの一端が可視化できたと思うのですが。

実は僕自身、この選挙の中で思ってもみなかった大進化を遂げました(笑)
というのは僕は2月21日にみやこめっせで福山さんの発言を聞いて以来、「とにかくこの発言を聞いてもらえれば勝ちだ!」と考え、動画をあちこちに拡散し始めました。
25分もあるのですが、僕はこれをがんがん流しまくっていました。選挙事務所からもDVDが作られ、各地に撒かれていった。これもう何万回再生されたか分からないほどだと思います。

ただそれでも長い!また同じものだけではダメだと考え、三条河原でのパフォーマンスも僕自身もiPhoneで撮影して流し、さらに公示日の福山発言も流しました。
このころになると複数の人々が、積極的に街頭や個人演説会での福山さんの話を録画してSNSなどに投稿するようになり、選挙事務所からも連続的に見事に編集されたムービーが出始めました。
「ハッシュタグをつけよう!」という声が流れ、多くの人が同じタグをつけだしました。

ちなみにハッシュタグとは投稿の頭に「#」をつけてキーワードを入れること。タグは「札」のことで、こうするとこの言葉での検索がしやすくなるのです。
世界でも#Me tooとか#NeverAgain,#enoughなどが流行っています。前者はアメリカ・ハリウッドの女性俳優から始まった性暴力告発キャンペーンのこと、後者は「もう繰り返さないで」「うんざりだ」で銃乱射事件のあった高校の生徒たちがはじめたもの。
私たちの場合は、#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選などとつけました。

僕はさらに「みやこめっせ発言は抜群だけれども、より短いものを作った方がより拡散する」と思い出しました。ただし編集で短くするのはなかなかに難しい。実際に作られもしたのですが、僕には長いものほどのインパクトを感じられませんでした。
それで城陽市や宇治市に福山さんをおっかけ撮影に行ったときに、やはり動画を撮りにきていた宇治市の中村さんに、映像を短く切ってキャプションをつけてもらうように頼んで、実際に選挙戦最終盤でこれの連続リツイートを行いました。
さらに「頼んでいるだけではなくて自分自身がやらなきゃ」とも考えだし、各地の個人演説会に弁士として呼ばれて参加したときに福山さんの演説を撮影しては流していたので、それを内容ごとに細かく区切って撮影してみました。
(このころになると福山さんの話がどのタイミングで次に移るかが分かるようになっていました)

とくに修学院小での福山さんのおよそ15分の熱弁を6つに区切り、それぞれに要約を付けて「明日に向けて」に流したところ、知人である元読売新聞経済部長の西村敏雄さんがすぐに「守田さん。ベリーグッド!こうでなくちゃ」とレスをくれました。
しかし今度は僕は「若い人に拡散するにはツイッターだ!要約をもっと短くしてそのままツイッターに載せられるようにしよう」と考え、「明日に向けて」やメールで「これをそのままコピペしてツイートしてください」と流すようにしました。
実はこれ、一緒に選挙運動を担ったアイリーン・スミスさんが語っていたことに触発されたこと。「ツイッターやインスタグラムの方が若い人に伝わるみたいなのよね。どうにかならないかしら」と。

実はそれでインスタグラムへの投稿も行ったのですが、こっちはこれまで登録していただけで、フォロワーも少なくてさすがにすぐに拡散には結びつかない。
それで前から「明日に向けて」の更新ぐらいは流していたツイッターのフル活用に入りました。動画を短く切ってツイッターにあげ、Facebookにあげるとどんどん拡散してもらえる。ツイッターへの投稿をシェアしてもらうリツイートが増えました。
これらの結果、僕は最終的に投票日前日のまさに23時59分まで福山さんの声の拡散を続けました。ツイッター乱れ打ちでした(笑) ここまで選挙運動をやったのは初めてです。始めたときは、まさかこんなことになるとは思ってもいなかった(笑)

続く

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明日に向けて(1498)「つなぐ京都」は京都の市民運動のカラを大きく破った!―福山選挙を振り返って2

2018年04月11日 23時30分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180411 23:30)

京都府知事選の捉え返しの続きをお送りしたいと思います。

まず基礎的データを押さえたいと思います。
総得票数は西脇隆俊氏402,672票、福山和人さん317,617票。得票率はそれぞれ55.9%と44.1%でした。投票率は35.17%。前回比で+2.1%でした。

ちなみに前回(2014年)の知事選挙では、与野党相乗りの現職候補であった山田啓二氏が481,195票、共産党が推薦し無党派市民が推した尾崎望さんが215,744票を獲得しました。
これと比較すると、今回の選挙では相手陣営が約8万票減らし、福山さんが約10万票伸ばした計算になります。なお前回の投票率は34.45%でした。

敗れはしたもののマスコミ各紙は西脇陣営の苦戦と福山さんの善戦を伝えています。
例えば毎日新聞は「保守系府政になってからの共産推薦候補では最高得票率(44%)となる善戦」と伝えています。他の各紙も一様に福山さんの奮闘を讃えていました。

各市町村の詳しい投票数に関するデータと前回選挙の比較を以下から見ることができます。

2018知事選得票結果と前回比較
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10213520618588165&set=a.3300903639751.2140616.1182740570&type=3&theater¬if_t=feedback_reaction_generic¬if_id=1523457543403418

例えば京都市内を見たとき、前回選挙では革新側の尾崎さんが40%を越えたのは左京区だけでした。しかし今回はすべての区で40%を越え、左京区は52.8%!つまりここでは福山さんが勝っていたのでした。
市内の得票数を見ても、前回は尾崎125,320、山田219,706であったのに対し、今回は福山169,441、西脇195,196でした。36.3対63.7が、46.5対53.5まで縮まりました。

僕が特に印象深かったのは原発直近の舞鶴市で、前回は尾崎6,207、山田21,421とトリプルスコア以上の差だったことに対し、今回は福山10,540、西脇16,904と大きく差が縮められたことです。
同じく多くの地域が30キロ圏内に入る綾部市も、前回は尾崎2,999、山田9,831とやはりトリプルスコア以上の差だったのが、今回は福山4,627、西脇7,200とこれまたかなり差を縮めています。
宮津市でも、前回は尾崎1,810、山田6,396とこれまたトリプルであったものが、今回は福山2,806、西脇4,581と同じように差が縮まっています。

僕自身、ここ数年の間に、何度となく舞鶴、宮津、綾部での原発問題の講演を行ってきたので、僕を呼んでくださったみなさんの努力もまたこの数字に反映しているように思え、嬉しく感じました。
もちろん同様の講演は京都市内でも何度となく行って来たので、それもまた反映していたのではないかと思います。脱原発を高々と掲げた福山さんの主張が支持を広げたのです。

さてこのように細かく見ていくと各市町村で福山さんが善戦して差を縮めていたこと、西脇氏はどこでも伸びきれなかったことが分かります。
その点で今回の選挙は次への大きな可能性を切り開くことができた選挙だったと思います。
ちなみにこうしたデータ的裏付けがない中で、すでに福山さん本人や、呼びかけ人の西郷さん、石田さんがまさにこのように述べたことは前回、ご紹介した通りです。

さて自民党、公明党、希望の党、立憲民主党、民進党が与野党相乗りで野合し、まさに組織票を固めて臨んできたことに対し、福山陣営はなぜここまで善戦できたのでしょうか。
同時に「善戦」の域を越えて、どうすれば44%の得票率を50%越えまで持って行き、勝つことができるのでしょうか。

まず何よりも大きかったことは、今回の選挙で私たちが、「つなぐ京都」を中心に、かなり広範な市民的連携を作りだせたことにあると僕は思います。

福山さんを推薦したのは政党では共産党、新社会党、緑の党でした。これにそれぞれの党を支援する市民グループ、さらにこれに加えて立憲民主党を支援する市民グループ、そしてまた無党派市民のグループや個人が集いました。
このうち無党派市民の中には、端的に言って共産党に対して批判的観点を持っていて、これまで選挙を一緒に行ったことがあまりないか、ほとんどない方たち、グループなども多く含まれていました。
その上に立憲民主党のサポーターの方たちが加わったのでした。とても画期的でした。

これ自身は2011年の福島原発事故以来、毎年3月のバイバイ原発京都集会や、毎週金曜日のスタンディングがついに300回を越えた関西電力京都支店前金曜行動(キンカン行動)で培ってきた信頼関係が大きく寄与しています。
長い長い時間をかけた連携が作りだされてきて、今回、パアッと爆発的に広がった感じがあります。

例えば2016年初頭に行われた京都市長選ではここまでの連携が作れませんでした。僕自身はこの時も、共産党やその支援者のグループと無党派市民の連携を作らねばとさまざまに動きましたが、今回ほどには乗ってきてくれませんでした。
ではなぜ今回は可能になったのか。一つに保守系候補が、安倍官邸との太いパイプを自慢する中央官僚であったこと、しかも復興庁で被災者に冷たい仕打ちを行ってきた当事者であったことにあると思います。

原発反対の共同行動を積み重ねてきた実績があった上に、安保法制反対、憲法を守るための野党共闘の実現などが京都でも行われて、いわば一つに集うための条件が大きく醸成されてきている中で、西脇氏がやってくることでこの連携のスイッチが入ったのでした。
僕にとってこれは前回の市長選の時に追い求めていた連携の形で、なんとか2年後の市長選に間に合わせたいと懇願していたものが、一気に開花したような感覚があります。

さてこうしてできた「つなぐ京都」の連携を素晴らしく発展させてくれたのが、候補者福山和人さん自身の素晴らしい魅力でした。
福山さんの魅力は、今回の選挙に参加したそれぞれの方が口々に語っていると思いますが、あえてまとめてみると、第一に弁護士として貧しい人、困窮している人を支えてきた実績から、京都府政のあるべき姿へのかなり具体的なビジョンを持っていたことがあげられます。僕自身、これまでここまで候補が掲げる府民の生活を守るための諸政策に納得したことはありませんでした。「すごい」と思いました。

第二に「つなぐ京都」のいわばバックボーンをなしている脱原発への取り組みについても、大飯原発差し止め訴訟や原発賠償京都訴訟の弁護団に参加してきたことでかなりの専門的な知見をもたれていたことです。
それも原発の構造的危険性と新規制基準の矛盾を把握するとともに、避難者の集団訴訟である原発賠償訴訟に関わることで、いわば「被曝」の意味するところ、原発事故にあった辛さ、悲しさのリアリティをしっかりと把握されていました。
これらを踏まえて廃炉ビジネスの可能性まで言及し、経済的効率性からも脱原発が正しいこともきちんと述べられました。
この7年間、第一義的に原発の問題、被曝の危険性と格闘してきた僕にとって、まさしく理想的な候補者でした。

そして第三に、これらどこまでも理路整然と語れる内容を持ちながらも、同時にとても温かいハートを持たれていて、自分の心のうちをあけっぴろげに語るその姿が、聴衆の心を一瞬にしてつかんでしまったことです。
福山さんは、貧しい人のことを語ったり、あるいは自分を育ててくれたおばあさんが認知症になり、お世話をしたことを話すときなど、度々、涙ぐんで、必死にこらえて天を仰がれていました。
人々へのまなざしの温かさがその場でダイレクトに人々に伝わりました。

続く

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明日に向けて(1497)「新しい京都府政のありかたの一ページを切り開いた!」~福山選挙を振り返って―1

2018年04月09日 23時30分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180409 23:30)

みなさま。

京都府知事選へのさまざまなご支援、ご声援、本当にありがとうございました。
残念ながら私たちは勝つことができませんでした。
私個人としてですが、素晴らしい発信を続けてくださった福山和人さんを勝たせてあげることができなかったこと、京都府内は言うに及ばず、全国のみなさんに何べんもお願いして、本当に大きな力を貸していただいたのに、勝ちに結びつけられなかったことを心からお詫びしたいと思います。どうも申し訳ありませんでした。

しかし私たちはこの選挙を通じて、大変大きなものを積み上げました。間違いなく京都の市民運動の中での歴史を画する選挙になったと思います。
ちなみに総得票数は西脇隆俊氏402,672票、福山和人さん317,617票。前回(2014年)の知事選挙で山田啓二氏481,195票、市民側が推した尾崎望さんが215,744票だったことを考えると相手陣営が約8万票減らし、福山さんが約10万票伸ばした計算になります。
マスコミはこの結果を福山さんの「想像を超えた善戦」と評価しています。

今後、この選挙の分析をみなさんに送っていきたいと思いますが、今回はまず私たち福山陣営の、この結果の受け取りをとても良く象徴するものとして、結果発表直後の福山和人さん本人のあいさつと、呼びかけ人の西郷南海子さんと石田紀郎さんの挨拶を、僕が撮影した動画と文字起こしでご紹介したいと思います。(多少、話し言葉を書き言葉にあらためてあります)

ちなみにこの発言は、午後8時の投票締め切りと同時に、マスコミが西脇氏の当選確実を報じた直後のものだったことにもご注目いただきたいです。
つまりこの時点で私たちには得票数をはじめ、なんの情報も入っていなかったのです。また「接戦」の場合は当確発表が遅くなるだろうともマスコミが語っていたので、あるいは大きな差がついているのかもしれないという中での挨拶でした。

そんな中での3人の発言動画と文字起こしをお伝えします。
どうか私たち「つなぐ京都」の面々の、堂々とした受け止めをご覧いただければと思います。得票数がどうあろうとも、これが私たちの選挙だったのです。

***

「新しい京都府政のありかたの一ページを切り開いた。今日のこの日が終わりの始まり」
福山和人さん
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/pcb.10213497195122593/10213497188802435/?type=3&theater

お集まりのみなさん。今日まで本当に支えていただいてありがとうございました。
まだ開票の結果が私のところに届いておりませんけれども、私を支持していただいた府民のみなさま。そして支援をしていただいた団体や政党、そして個人のみなさん、そしてこの間、選挙戦を本当に身を粉にして支えていただいたスタッフのみなさん、ボランティアのみなさんに、まず心より、御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
今回の選挙戦ですけれども、残念ながら相手陣営の方に当確がついたわけですけれども、私たちとしては、本当に市民のみなさんと一緒に普通の言葉で政治を作っていく、ボトムアップの形で府民のみなさんの願いに応えていく府政を作り上げていくことをめざしてこの間、頑張ってまいりました。そうした私たちの取り組みは、新しい京都府政のありかたの一ページを切り開いたのではないかということをみなさんと確認したいと思っております。

まだ開票結果がどのようなことになるのか分かりませんけれども、多くのみなさんが私たちの訴えに耳を傾けてくださって、そして支持をいただいたということは、非常に大きな重みがあることだろうと思います。
もちろん残念ながら当選を勝ち取ることができなかった、本当にその点に関して言えば、私の不徳の致すところだと思っております。あらためてお詫び申し上げたいと思います。(そんなことないよ~~という多数の声)
しかしながらこういう結果になったことについてはきちんとリアルに受け止めて、私たちはこれで終わりということではないと思いますので、京都府政をさらに改革していく、そういう流れ、これはもう押しとどめることができないものだと私たちは思っております。その意味で今日のこの日を「終わりの始まり」と考えておりますので、引き続き府民のみなさんと手を携えていきながら、本当に市民参加の京都府政、それを作り上げていく第一歩ということにしていきたい。こんな風に私としては思っております。あらためてたくさんの方にご支援いただいたことに、心より御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。


「つながるって、政治って、こんなに面白いんや。次こそ勝つ」
西郷南海子さん
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/pcb.10213497195122593/10213497190762484/?type=3&theater

たった一人で立候補表明をしたその福山さんの姿を見て、その福山さんの言葉を聞いて、「これは私たちの候補者だ」と「これは自分の候補者だ」と思った、一人一人の市民と府民がこれだけの輪を作り出しました。
私は今回この「つながる」ということをコンセプトにして、「つながるってこんなに面白いんや」と、「政治ってこんなに面白いんや」ということを本当に心の底から実感しました。
民主主義というのは、どこかの誰かが何かやってくれることではなくて、本当に私たち一人一人の内側から始まっていくものなんやなっていうことを本当に実感することができました。
この実感を絶対次の選挙まで持って行きましょう。そして「次は勝つ」と私は思っています。ぜひ次の4年後に向けて力を蓄えて、次こそ勝つというふうに頑張りたいと思います。ありがとうございました!


「無名の人たちが集まってここまでできてた。大きな歴史的な意味をもった選挙だった」
石田紀郎さん
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/pcb.10213497195122593/10213497192242521/?type=3&theater

呼びかけ人の一人の石田です。福山さん。お疲れさまでした。
まだ票数も分かってないし、投票率も分かってない。どれぐらいの差異なのかもまだ分かっていないのでまったく分析ができませんが、この選挙を通じて一番残念だったのは、本当の論戦ができなかったということです。
あの選挙管理委員会が出した新聞の公約がありますね、福山、西脇となっていて。(西脇氏のは)まったく中身がない。これはある意味では、福山陣営の支援者の一人としてと言うのではなくて、府民として、私はずっとこの選挙中、イライラしていました。何かと言うと中身がない。福山さんはちゃんと言ってる。一貫して彼は論争を挑んでいたと思うんです。ところが論争をしてくれなかった。それで選挙が終わってしまった。それでこの結果になった。でも府民の中にはそれではあかんなという気持ちがますます高まったと私は思っています。だからさっき西郷さんもおっしゃったように、これから京都府を、あるいは日本をどうするのかということを論争しましょう。それが私たちが選挙をやった意味だと思います。

もう一つは、このような、ある意味では肩書の無い無名の府民、市民が集まって、「つなぐ京都」というものを作って、そしてここまで闘えた。もちろん政党の方々が頑張って下さったことは十二分に知っています。でもここまで無名の人たちが集まってここまでできたということで新しい時代を切り開けたと私は思ってます。これまでの限界を突破したところがあります。(拍手で一部聞き取りできず)その意味で今回の選挙は非常に大きな歴史的な意味をもった選挙だった。
日本の政治、国政を見ていてもガタガタになっている。それと自治体の政治、これは直結しているのですよ。それなのに党派が野合したとしか思えないような動きをしたことに対しては、極めて、一市民として怒りを持っています。これは新しい私たちの市民運動や、新しい手をつなぐ運動の中で、これからいろいろと立証され整理され、その中で新しい時代を作っていくことになると思います。
だから福山選挙は、まあ負けましたよね。(笑)だけども私はそうは思っていません。新しい時代をわれわれは開いた。その呼びかけ人をやらせていただいたのは私にとって身に余る光栄だったと思います。
どうもありがとうございました。福山さん、頑張りましょう。

コメント (1)
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明日に向けて(1496)福山知事の実現で原発を止め、原子力災害に備え、命を守り、そして愛を取り戻したい!

2018年04月07日 22時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180407 22:00)

京都府知事選に向けた最後の投稿をお送りします。
今回は4月3日に京都市左京区の修学院小学校で行った僕の応援演説動画と文字起こしをご紹介します。
ぜひみなさん。お力添えください。
残された時間はあと2時間。最後まで頑張ります!

選挙に向けた連日の連投、どうかご寛恕ください。
みなさんの温かいご支援に感謝いたします。

******

福山知事の実現で原発を止め、原子力災害に備え、命を守りたい!
4月3日 修学院小学校にて 守田敏也
https://www.facebook.com/sakyokyoto/videos/1649737375114216/

みなさん。こんばんは。守田敏也です。

今日は昼に城陽市と宇治市で福山さんを追っかけていました。そのたびに動画を撮って、バンバンと流しているんですよ。
なぜかというとですね、今回のこの候補、言葉が素晴らしい。力が宿っていてですねえ、あと話を聴いているだけで温かい心がずーっとこちらに入ってくるんですね。
だから今回の選挙、これだけ推し甲斐のある候補はいないです。本当に誇るべき候補だと思います。
なんとしても福山さんを私たちの力で知事にしましょう。

拍手(会場)

やはり僕は原発の問題に一番関わってきたので、なんとしても福山さんのもとで危険な原発を止めたい。
京都府は関西電力の大株主ですから実は大きな力を持っているのですよね。
関電に対してものを言うことができる。今もできるのですよ。本当は。だから福山さんのもとで大きな声を出してもらいたいと思います。

特にこの間、玄海原発3号機が再稼働されましたが、もうすでに故障事故を起こしました。これ、ご存知でしょうか。
二次系の冷却水の中の一部のパイプに穴が空いて、そこから蒸気が漏れだしたということなのですけれども、なんで穴が空いたのだと思います?
何が原因だったのかというと、実は、雨水だったのです。

「えっ」(会場)

えーっですよね!パイプに雨が当たって、それが中に染み込んで、それで腐食していたんです。

「えー?」(会場)

本当に「えー」という信じられないような形で再稼働していたのですね。
実はこれは原発の構造的な限界なのです。
原発があまりにも巨大なシステムなので、実は再稼働を前にすべてのところを点検できていないのです。
多くのところは、実は点検が終わって動かしてみないとどうなるか分からない。
その状態で再稼働しているのですよ。もう本当にひどい。

だから僕はずーっとこのことを言ってきたのです。とくに長く停めている原発ほど危ないのです。
原発というものはたくさん冷却水と言う水を使っています。
しかもだいたい海岸のそばにあるので塩水が当たっているわけですね。鉄は水と塩に弱いわけです。腐食で壊れやすい。

だからこれまで世界で4年間停めておいて動かした例と言うのはちょっと前まで14例しかなかったのです。
そのすべてでその後に事故が発生しています。
じゃあ今回の玄海原発、何年経って動かしたのかと言うと、実は7年以上経って動かしたのです。
だから僕は動かす前から危ないと言っていたのですが、実は今回の故障事故が起こって、九州電力の瓜生(うりう)社長、とんでもないことを言ったのです。
「(運転を)7年間止めていたため『何が起こるか分からない』と言っていたが、現実になってしまい、非常に残念だ」・・・。

「えーー」(会場全体からどよめき)

ひっどいでしょう?あれだけの放射能の塊が中にあるものを「何が起こるか分からない」状態で再稼働をしているんですよ。
そうしたら大飯原発はどうでしょうか。高浜原発はどうでしょうか。実は明日、壊れてしまうかもしれない。
点検で分からなかったところが今日も摩耗して、明日破断するかもしれないのですよ。それが原発なのです。
だから僕はこの瓜生社長の発言、絶対に許してはいけないと思うのです。
当たり前じゃないですか。「何が起こるか分からない」で再稼働などしていいはずがないじゃないですか。

拍手(会場)

電力会社はそんなことを言っているのです。だからすべての原発を止めさせなくてはいけない。
そのための知事として、福山さん、私たちの力で必ず押し上げましょう。

拍手(会場)

同時に原発は止めたからといって、まだ安全ではないんですね。
燃料プールというところに核燃料がある限り危険があります。
だから止めると同時に原子力災害対策をしっかりととっていく必要があります。

僕はいま兵庫県の篠山市で原子力災害対策検討委員会に入っていて、篠山市では非常に画期的な態勢をとって、安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。
みなさん。篠山ってご存知ですか?丹波篠山の篠山ですね。だいたい高浜原発から市役所までの距離が、篠山市と京都市と同じなのです。
では篠山市の方針はどういうものか。もしも高浜原発や大飯原発で深刻な事故が起こったら「とっとと逃げる」というのが篠山市の方針です。
そのためにあらかじめヨウ素剤を配っておかないと話にならない。だから事前に配って、いざとなったらみんなで逃げようと準備を行っているのです。

僕は京都だってそうしないといけないと思うのです。
そういうしっかりとした原子力災害対策を、福山さんだったらやれるのですよ。確実に。
だからみなさん。ぜひみなさんの力で、私を「京都府原子力災害対策検討委員会」の委員にしていただきたいです。そうやって私たちの力で私たちの命を守りましょう。

笑いと拍手(会場)

そして最後に強調したいのは、最初にも話しましたが、いま、森友問題などがあって、政治への不信が蔓延しています。
僕はいま、一番政治の世界に欠けているのは、誠実さ、慈しみの心、思いやりの心、そして愛だと思います。
その意味で今の時期、福山さんの声は全国に響き渡る位置があるのですね。
だから京都だけではなくて、僕は今回の選挙を通じて、京都から全国を変えることができると思います。

そのためにみなさんにお願いしたいことがあります。何よりも福山さんの言葉はとてもパワーがあります。だからそれを伝えるだけで、グッと支持を手繰り寄せることができます。ここにいる私たち全員が福山さんの声を代弁しましょう。
福山さんの気持ちを聞いてくれ、声を聞いてくれ、そうすれば私たちがどうして支持しているかあなたも分かる!
そういうふうにして伝えて、私たち、ここにいる全員の力で、あと少ない数日を頑張りぬいてですね。なんとしても福山知事を誕生させましょう。
最後まで僕も頑張ります。一緒に頑張りましょう!

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明日に向けて(1495)京都府知事候補・福山和人さんを「でんわ勝手連」で応援してください!

2018年04月07日 13時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180407 13:00)

選挙戦最終日の連投をお許しください。
いま私たちは、さまざまな手で福山さんを応援していますが、終盤で大きな力を発揮しているのがでんわ勝手連(デンカツ)です。
その中心で大活躍している京都市在住の荒瀬千秋さんから以下のような懸命のアピールが出されているので転載します!(Facebookのタイムラインの投稿のシェアです)

*****

【最後の、最後のお願いです!! 福山和人を全国から応援してください!!】
 福ちゃんデンカツのこれまでの結果、
A判定(福山支持)11%  D判定(西脇支持)11% 拮抗してます。

自民、公明、民進、立民、希望が応援する西脇候補と、無所属で普通の人たちが応援する福山候補が拮抗してるんです。
昨日の電話でも、民進党員なんだけど、今回は納得いかんから福ちゃん応援するわ、って声がひとつじゃありませんでした。
立民支持者も同じく。党じゃなくて人を見る、政策を見たら福ちゃんやわ、ってなるんです。

どうか、どうか、お願いです、京都府にお知り合いがいらっしゃる方、電話してください!!
福山のすぐやる5つのパッケージ、これできたら住み良い京都になるよ、って教えてあげてください。こんなチャンス滅多にないよ、もったいないよ、って。

福ちゃんデンカツもラストスパートです。
私も今夜は21時まで全力を尽くします。
みなさん、一緒にがんばりましょう。
そして、こんないい知事作ったの、私たちだよ、って自慢しましょう!!

*****

その通り!ぜひ自慢したいです!

荒瀬さんが作った分析データもご紹介しておきます。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10213487071029497&set=a.3300903639751.2140616.1182740570&type=3&theater

この「福ちゃんデンカツ」にはどこからでも参加できます!
福ちゃんデンカツはこちら
https://www.facebook.com/groups/fuku.tel/

なんと北米ニューヨークから参加してくださっている人もいて、かかってきた府民の方が感動してくれたそうです!!
全国のみなさん。いや全世界のみなさん。ぜひ力を貸して下さい。

とにかくいま大激戦です。本当に今日の集票作業が勝敗の分かれ目です。
もちろんお相手候補もこの点を分かっていて「助けてください!」と連呼しているそうです。
侮れません!

どうか動画の拡散とともに、デンカツに参加し、全国から京都府民に電話をしてください。
登録をしてみるとマニュアルがでてきて、とても簡単に有権者の方の電話番号に辿り着けます。

また福山さんのことをどう説明して良いか分からないと言う方はとりあえず以下の二つの動画をご覧ください。
これで十分に思いを伝えられると思います。(すぐにツイートできるサイズです)

【拡散希望】福山和人さんの投票日前日の最後のお願いです。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=2OIRnTWeuI0
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

【拡散希望】福山和人さんのKBSでの政見放送の録画をアップします。最初に福山さんの紹介が流れ実質5分20秒の発言です。必要なことをきちんとコンパクトに話されていて必見です!手話通訳もついています!
https://www.facebook.com/masako.mori.12/videos/1637730929651195/UzpfSTEwMDAwMjQyOTEyMjk1MToxNjM3NzMxODkyOTg0NDMy/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

より詳しくは以下を
進化する府民丸ごと全力応援プロジェクト
http://www.fukuyamakazuhito.jp/manifesto/

みなさん。
ぜひぜひでんわ勝手連(デンカツ)でご協力を!!

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明日に向けて(1494)京都府知事選、投票日前の最終日になりました。ぜひ京都市民に味方してください!動画拡散にご協力を!

2018年04月07日 12時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180407 12:00)

京都府知事選、最終盤を迎えました。
でんわ勝手連の分析によるといま福山候補とお相手候補の支持は完全に拮抗しています。
与野党相乗りで「組織票」で固めた西脇候補と、私たち京都の市民が応援する福山候補が拮抗しているのです。

今日最後の一日が本当に勝負を分けます。
ですからぜひみなさんに力を貸していただきたいのです。ぜひ私たちを助けてください!

以下、再び福山さんの動画などを並べます。ぜひ拡散してください。
すべてそのままツイートできるサイズになっています。
ただしできるのは今日の24時までです。その後は「投票に行こう」という呼びかけはできますが「福山和人」の名を使った支持の呼びかけはできないのでご注意ください。

1、最後の訴え
まず流していただきたいのは最終日に出されたビデオクリップです。とてもうまく編集されています。

【拡散希望】福山和人さんの投票日前日の最後のお願いです。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=2OIRnTWeuI0
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

知事になったら「すぐやる5つのパッケージ」編
https://twitter.com/fukuyama_staff/status/982229011374878720
しめて府予算の1%。知事のやる気さえあればできること 4.8京都府知事選 福山候補への1票で暮らしを変えよう?
パッケージの詳細は「政策大綱」へ
http://www.fukuyamakazuhito.jp/manifesto/
#福山和人 #京都府知事選 #福ちゃんがんばれ


2、街頭演説とタウンミーティング
すでにご紹介した「脱原発、選択の時」のマンガの最終ページからも飛べるようになっているもので、流しっぱなしの演説動画と違い、話のポイントになるところを編集によってうまくつないでくださっています。
ボリュームは原発のことが多いです。タウンミーティングで市民と触れあっているところもうまく撮れているので福山さんらしさがにじみ出ていて説得力があります。

街頭宣伝(伏見・山科)とタウンミーティング(長岡京市)の様子をポイントよくまとめた動画です。見ごたえがあります!Fukutube掲載です。
https://www.youtube.com/watch?v=5cZKBfscGbs&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


3、政見放送!
続いてKBSでの政見放送のテレビ画面をスマホで録画したもの。毛利正子さんという方(呼びかけ人未参加)がアップしてくださっているのをキャッチしました。
これがお勧めなのは手話通訳が付いていること!いままで手話通訳付きのものを僕はあげられていなかったのでありがたいと思いました。

【拡散希望】福山和人さんのKBSでの政見放送の録画をアップします。最初に福山さんの紹介が流れ実質5分20秒の発言です。必要なことをきちんとコンパクトに話されていて必見です!手話通訳も付いています!
https://www.facebook.com/masako.mori.12/videos/1637730929651195/UzpfSTEwMDAwMjQyOTEyMjk1MToxNjM3NzMxODkyOTg0NDMy/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


4、宇治と城陽の駒込・寺脇応援演説
ここからは4月3日の宇治と城陽での動画です。
駒込さんと寺脇さんの応援演説です。iPhoneで撮っているので画像が粗いのですが、再生回数が多いのでこちらを使うことにしました。二つ続けます。

「私が福山さんを応援したいと思ったのは、福山さんの語りかけ方に魅せられたからです」
JR宇治駅前 駒込武京都大学教授による応援演説 4月3日 5分37秒
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213460148476450/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「いまごろねえ、中央と直結しているとか、パイプがあるとか言ったってぜんぜん意味ないですよ!」
城陽生協前 寺脇研元文部省審議官による福山さん応援演説 4月3日
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213459839748732/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


5、宇治駅前福山和人演説ショートバージョン
続いて福山さん本人の演説ですが、宇治市在住のKazuto Nakamuraさんが撮影し内容ごとに8つに分けてくれたものです。画像もずっといいです。
結果的にどれもが2分前後の理想的な長さになっています。原発を論じたものだけ3分31秒ですがまあ短い。
Kazuto Nakamuraさんがつけてくれたキャプションを僕がツイッターで流せるように短く編集しました。そのままタイトルになっています。ぜひ使ってください!     

「高齢者の医療助成制度、元々無料やったものを改悪してきましたけど少なくとも1割負担に戻して介護保険やそれ以外の生活上の色々な負担を軽減をしていく施策を着実に実施します」
JR宇治駅前福山和人演説1 2分27秒
https://youtu.be/gg6zFg35PNE
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「子育て世代の家計を少しでも応援をする、中学卒業するまでは医療費は無料にする、学校給食についても無償化に近づけて行くということをやりたいと思います」
JR宇治駅前 福山和人演説2 1分40秒
https://www.youtube.com/watch?v=aaU8AhfaNNM
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「奨学金ちゅうのんは学生が経済的な事情で学業を断念せんでもええように作られた制度ちゃいますのん。府として学生のみなさんに返さんでもいい利息もつかへん奨学金を作りたい」
JR宇治駅前 福山和人演説3  2分16秒
https://www.youtube.com/watch?v=MphRr6sNgl0&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「地元の道路とか橋とか川の改修を地元の業者さんに優先発注をかけていくというようにすればよっぽどそっちの方が京都が元気になる。北陸新幹線を作ってもお金は東京に流れるだけ」
JR宇治駅前福山和人演説4 2分50秒
https://www.youtube.com/watch?v=ubaifdP8OIs&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「原発とはさっさとおさらばしたらええ。世界がいま注目しているのは廃炉ビジネスです。そっちの方が雇用もいるしテクノロジーも開発をせなあかん。よっぽど成長産業なんですよね」
JR宇治駅前福山和人演説5 3分31秒
https://www.youtube.com/watch?v=tRJyU54woI8&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「国とのパイプは否定しませんよ。だけども京都の知事なんやから一番大事なんは府民の皆さんとのパイプやないですか。そこが詰まっとったから応援が後回しにされてはったんちゃいますか」
JR宇治駅前福山和人演説6 1分55秒
https://www.youtube.com/watch?v=Gh2fmVY2vJM&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #京都府知事選

「嘘をついたらあかんとか言う子どもでも知ってる理屈、これが国と地方でちゃうわけがないやん。まっとうな政治を目指さはるんやったらこっちに一緒に来てやりませんか」
JR宇治駅前福山和人演説7 1分45秒
https://www.youtube.com/watch?v=nMEANrbT_B0&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

「京都の府民が安倍官邸が推薦する官僚候補を選ぶのか、それとも府民に寄り添う福山和人を選ぶのか。このことを最も注視しているのが他ならぬ安倍首相です。京都の良識を示そうではありませんか」
JR宇治駅前福山和人演説8 1分13秒
https://www.youtube.com/watch?v=wBiJG0yz3vA&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #京都府知事選

6、宇治駅前演説フルバージョン
最後に宇治駅前での演説フルバージョンです。

JR宇治駅前 福山和人さん演説 4月3日
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/pcb.10213460259359222/10213460248638954/?type=3&theater
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

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明日に向けて(1493)みなさんの力を京都に貸してください!ぜひぜひ!

2018年04月06日 14時30分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20180406 14:30)

みなさま。
最終盤を迎えた京都知事選での再度のお願いです。

投票を前にして両候補のさまざまな企画がヒートしていますが、相手候補の集いは背広が大半、福山さんの集いは私服が大半・・・とコントラストがはっきりしています。

いま森友問題に続くイラク日報問題など、いま現政権のあまりの嘘つき政治が国家をボロボロにしつつあります。
多くの人々が情報隠しや改ざんを繰り返している官僚たちだけにではなく、人事権を握って官僚たちを怯えさせ、忖度させ、嘘をつかせてきた安倍政権に対して怒りを募らせています。
このひどい政治の流れをなんとしても変えなくてはいけない。京都府知事選はそんな中で行われます。

お相手候補は、安倍官邸が送りこんできた森友問題にも責任を負っている国土交通省の元お役人、しかも復興庁事務次官として「復興は自己責任」とばかりに避難者を切り捨ててきた冷酷な方です。
典型的に官邸ばかりみて被災者を見捨ててきた方で、私たち京都の市民はその京都府への押し付けに懸命に抵抗しています。

ただそれでもまだまだ府知事選を知らない府民も多いため、いまだ「組織票」によってお相手候補が有利だとマスコミなどが語っています。
京都府知事はこれまで40年も中央官僚が務めてきました。知事が変わっても何も変わらなかった。そのためまだまだ多くの府民が知事選に冷めているのです。

そこでお願いです。
この最終盤にみなさんのお力をお借りしたいのです。
選挙に向けてSNSなどでの情報に人々が目を向けるのはとくに投票日前の3日間なのだそうです。まさに今です。
この時に以下の情報をご覧になり、共感できるものをできるだけ大きく拡散していただきたいのです。

「組織票」なるものに対抗できるのは私たちの市民力です。
みなさん。ぜひあなたの力を貸してください!

以下、具体的な情報を紹介していきます。
どれもそのままリツイートできる長さにしてあります。もちろんSNSへの投稿やメールで送ることもできます。


まずご紹介するのは3本。
一つ目は府知事選出馬を決めた直後の渾身の訴えです。長いですがすごく力があります。
「半分でもいいから観て」とご紹介ください。

二つ目は動画ではなくて「脱原発、選択の時」というマンガです。
「一目瞭然」とはこのこと!とにかく素晴らしいです!訴える力があります。まずはご覧になり、流してください。
10ページなのですぐに見られます。観てすぐにSNSで拡散することもできます。
(これは拡散力をより強めようと「明日に向けて」の前号でも先にご紹介したものです)

三つめはJR宇治駅前での福山さん、寺脇さん、駒込さんらの演説の中から安倍政権批判の部分を編集したものです。
わずか2分のものです。


【拡散希望】京都府知事候補・福山和人さん渾身の訴えを聞いてください。共感したら拡散してください。
みやこめっせ 出馬表明後の大集会での演説 2月21日
https://www.facebook.com/kobayashi.higashiyama/videos/1873117812763631/UzpfSTExODI3NDA1NzA6MTAyMTM0MzEzOTY5NTc2ODA/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

【拡散希望】素晴らしい!とてもよくわかるマンガです。ぜひ観てください。共感したら拡散してください。
「脱原発、選択の時」
http://www.fukuyamakazuhito.jp/lp/bh04/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選 #原発事故避難

【拡散希望】
全国注目の知事選挙になってきました!
寺脇研さん(元文部科学省審議官)
駒込武さん(京都大学大学院教授)
が応援に入ってくれました。
その時の動画をまとめましたので、ぜひ、ご覧ください!
https://twitter.com/tsunagukyoto/status/981451734298972160?s=21
#福山和人 #京都府知事選挙 #つなぐ京都 #福ちゃんがんばれ


つづいて4月3日の修学院小学校での福山和人さんのスピーチを6つに区切ったものです。
これも前々号で紹介していますが、ツイートしやすい長さに編集しなおしました。

JR宇治駅前で福山さんが原発に関して明快に論じたものも加えました。
これらもそのままツイートできるようにしてあります!


「今度の選挙、むちゃくちゃ面白い」
修学院小 福山和人演説1 3分25秒
いままではわしは自民党しか入れたことがない。でも今度はあんたやでと言われたんですわ。まくってまくってまくりまくって、これはほんまにひょっとするよ!
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462120645753/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都


「『はよう死にたい』と高齢者に言わせるこの社会は一体なんなんや!」
修学院小 福山和人演説2 4分29秒
あるおばあちゃんに久しぶりにおうたら「もう私長生きしとうないわ」と言わはるんです。
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462221368271/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都


「いつから日本は学生にも冷たい国になってしまったんや」
修学院小福山和人演説3 2分49秒
若い方も大変です。日本の奨学金は返さなあかんだけではなくて利息までつけてる。こんなもん奨学金というよりサラ金やないの
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462292810057/
#福ちゃんがんばれ #つなぐ京都 #京都府知事選 #福山和人


「少子化対策など抽象的な美辞麗句でごまかされたらあかん」
修学院小 福山和人演説4 3分35秒
一人の女性が生む子どもの数は全国ワースト3位。子育て環境が貧弱なんです。せめて中学を卒業するまでは医療費はただに。
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462511135515/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


「一番大事なのは府民のみなさんとのパイプなんやないですかと言いたいんです」
修学院小 福山和人演説5 3分43秒
政策を実現する財源はあります。僕も弁護士やから見くびってもらったら困ります(笑)国とのパイプは・・
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462633898584/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


「政治に一番大事なことはウソをつかないこと」
修学院小福山和人演説6 3分22秒
いまのようなウソにまみれた政治を承認していくのか、それとも府民のみなさんに喜んでいただける政治をするのか二つがいま問われている
https://www.facebook.com/toshiya.morita.90/videos/10213462771182016/
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選


「原発とはさっさとおさらばして廃炉に!」
JR宇治駅前福山和人演説
世界がいま注目しているのは廃炉ビジネスです。そっちの方が雇用もいるしテクノロジーも開発をせなあかん。よっぽど成長産業なんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=tRJyU54woI8&feature=youtu.be
#福ちゃんがんばれ #福山和人 #つなぐ京都 #京都府知事選

どうかよろしくお願いします!

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