明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2412)放射能から命を守ろう。そのためにしっかりと被曝影響と向き合おう。三田さん講演動画をご覧下さい。

2024年05月28日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240528 23:30)

三田茂医師講演会のアーカイブをご覧下さい

すでにお伝えしているように、5月12日に三田茂医師をお招きし、以下の講演を行っていただきました。
被曝に関する深い内容を話して頂けました。いや被曝だけでなく、化学物質や電磁波への「過敏」症など、さまざま病の悩みに対応できる可能性が語られました。
すべての方にこの動画をご覧頂き、広めて頂きたいです。多くの人を救う可能性が開けています。




私たちがすでに被曝していることを見つめることが大事

この動画への導入として、大事なポイントをお伝えします。福島原発事故で私たちが、たくさんの放射能を浴びていることです。これと向き合ってこそ、様々な可能性を切り拓けます。
例えばいま政府は、放射能汚染水を海に流し続けていて、多くの方が反対しています。もちろん僕もです。しかし大事なのは、実は既に海にも、空にも、大地にも、膨大な放射能が撒かれてしまったことです。

だとしたら健康被害が大規模に出て当然!ところがほとんど公表されていない。どう考えたっておかしい。
そもそもあれだけの被曝が起こって健康被害一つないなら、放射能にはほとんど害がないことになります。もちろんそんなはずはない。広島、長崎をはじめ、世界中でものすごい被害が出続けているからです。

福島原発事故でも被害が出るのは当たり前。それが報告されないのは全面的に隠されているから。だから私たち自ら被害を暴きだし、被爆した心身を癒す方途を見つけていく必要があります。
その一つの試みが、京都「被爆二世・三世の会」による被爆二世三世健康調査であり、三田医師の被曝対応です。5月12日の講演で私たちはこれを重ね合わせました。だからご覧頂きたいのです。


ホームページにもご注目を 京都「被爆二世・三世の会」 (aogiri2-3.jp)


三田講演に対する下澤陽子ノートをご覧下さい

動画をご覧いただく余裕のない方は、このノートを見て下さい。
東京の国分寺市から神戸市に避難移住した、下澤陽子さんのこの日のノートテークです。以下にアドレスを示しておきます。
かなり正確にフォローして下さっています。次号の「明日に向けて」で、全文を掲載しますが、まずはアドレスをお知らせしておきます。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02XkyzCWexTuEgRV17LpXJDeiWyVsEpdukYHVjhgTFTEcmvCQuh8mbYZiuii7XDf5ol&id=100011331077034

下澤さんは、当初は放射能のことを気にしていませんでした。しかし娘さんが福島原発事故後に「気持ち悪い」と言い出した。
それでいろいろ対応したのだけれど良くならない。そんな時、たまたまお連れ合いの郷里に行って東京を離れたら急によくなり、戻ったらまた悪くなった。
それで「これは放射能の影響なのかも?」と考え出し、三田さんの東京での最後の講演会に駆けつけ、三田さんから東京からの転地を勧められたのでした。

その結果、娘さんは良くなっていったのですが、その顛末を、にょきにょきプロジェクトのオンラインサロンでも語って下さっています。その動画もご紹介します。上下に分かれてます。


下澤さんのfacebookページから


原発と放射能から命を守るために。6月2日長岡京市に!

6月2日に長岡京市で、三田講演の意義も含めて、原発の抱える根本的な問題についてお話します。ぜひご参加下さい。
この間、学んできたことを熟成させてお話します。なおFacebookページでLIVE配信しますので、遠方の方はそれをご覧下さい。

6月2日午後2時から長岡京市立産業文化会館1階ホールにて。
主催「さよなら原発長岡京市民の会」 資料代500円(高校生以下無料)
連絡先/イシズミ(ケータイ090-1423-3896) sayo.gen.ngok@gmail.com

以下からチラシをゲットできます。
https://toshikyoto.com/press/8667.html

みんなで原発と放射能から命を守りましょう

#三田茂 #新ヒバクシャ #能力減退症 #京都被爆二世三世の会 #被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書 #三田医師講演会 #原爆ぶらぶら病 #被曝防護 #守田敏也 #下澤陽子

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明日に向けて(2411)「原発と晩ごはん2024-能登大地震から見えた原発の危険性」というタイトルでお話します(6月2日日曜日長岡京市)

2024年05月26日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240526 23:30)

地震と原発の関係について一緒に考えよう!

長岡京市でお話します。タイトルは「原発と晩ごはん2024-能登大地震から見えた原発の危険性~大地震がせまってきている~」です。
6月2日午後2時から長岡京市立産業文化会館1階ホールにて。阪急電車長岡天神駅東口から徒歩3分。JR長岡京駅西口から徒歩10分です。

主催は「さよなら原発長岡京市民の会」 資料代500円(高校生以下無料)
この会はいつも「原発と晩ごはん」という素敵なタイトルで呼んで下さいます。
連絡先/イシズミ(ケータイ090-1423-3896) sayo.gen.ngok@gmail.com

同会のfacebookページをご案内しておきます。
https://www.facebook.com/sayogennagaokakyo/


大地震がせまってきている・・・だからどうするのか

今回、メインのお話は地震と原発についてですが、その前に地震対策もお話します。
その点で思い出すのは、長岡京市で2018年6月16日土曜日にお話したこと。
https://www.facebook.com/events/1650498041670324

この時も僕は地震のメカニズムをお話した上で、その備えのポイントを幾つか伝えようと、こんなことを話しました。
「まず今日、家に帰られたらいつも寝ている部屋で、横になって枕に頭をのせ、ぐるりと部屋を見回して下さい。
それで重いものは降ろしましょう。落ちてきそうなものも降ろして下さい。それだけで命が助かる確率がグッと上がります」

このことを実際に実行して下さった方が多かった。そうしたらなんとその約42時間後の18日午前7時58分に、大阪北部地震が発生したのでした!
震源地は長岡京市のすぐ南。長岡京市の揺れは震度5強でした。このためこの時、重いものを降ろしていた方は、本当に命拾いをされた。「話して良かった」と強く思いました。
そう。なんといっても地震には備えが大事。ちょっと工夫を重ねることで安全度はかなり増します。今回もまずはこの点をみなさんと押さえます。


気象庁による推計震度分布図 


能登地震で明らかになった危険性

その上で、能登大地震から見えた原発の危険性について、しっかり学びます。まずは日本列島がどのように地震に見舞われ続けているのかを学びましょう。
大事なのは、実はまだ多くのことが分かってないこと。解明されてないことだらけだという点です。
実はこのことが能登大地震に象徴されています。なぜかというと、震源地の珠洲市に原発を建てる計画があったからです。

その際、資源エネルギー庁が珠洲市長に対し、立地予定地は「地盤が相当固く、原発立地には別段の支障がない」と報告しています。1977年3月のことです。
この計画は珠洲の方たちの頑張りで抑えこまれました。だから私たちは救われたわけですが、しかし当時の地震への見識がいかに酷いものであるかも浮き彫りにしました。
大事なのは福井原発銀座の原発は、すべてこの能登の計画以前に建てられてしまったことです。震源地になるところに建ててしまうようなレベルの見識によってです。


守田講演スライドより


原発は大地震どころか普通の地震でも壊れる!

今回、よりリアルに地震で原発がどんなことになるのか、シミュレーションしてみようと思います。実はここで大事なのは、震度7とかの大地震でなくても原発が壊れてしまうこと。
実際に志賀原発は震度5強で、激しく壊れてしまいました。大地震はおろか、日本ではよくある地震でも、直撃されたら原発はすぐに危機に陥ってしまいます。
どうしてそうなのか。原発の耐震性が極めて弱いからです。ウソみたいな話ですが本当なのです。

さらに過酷事故になったら、とても制御なんかできない。実はそのことが福島原発事故から13年も経ってリアルに突き出されました。
原発の中で実際に起こっていたことと、現場の判断がとんでもなくずれていたことが、今年2月に発行されたNHKメルトダウン取材班発行の書によって明らかにされたのです。
この点も含めて、原発がどう地震に弱いのか、みなさんとしっかり押さえます。


守田講演スライドより


「放射能安全論」の振りまきに抗って

実はこの事実を原子力マフィアは知っています!だからいま、次に起こる大事故を見越して「放射能安全論」を振りまいています。「思ったより被曝は危なくなかった」とか言い出しているのです。
これに対抗すのに大事なのは、被曝の危険性をもっと深くつかむこと。それで僕は様々な調査に携わってきました。東日本の被曝状況を掴むとともに、被曝二世・三世の健康調査アンケートを進めてきました。
その中で被曝したらどうしたらいいのか、考え続け、免疫力を上げるための「ご飯の食べ方」を深めると共に、岡山の三田茂医師が編み出した画期的な被曝対応医療へとたどり着き、学び、その普及に努めてきました。

そしてこの間、さらに大きな飛躍を遂げました。被爆二世・三世に起きてきたことと、福島原発事故による『新ヒバクシャ』に起きていることがすごく重なっている点をリアルにつかんだのです。
つまり被曝によって何が起こるのか。よりリアルで深い把握を進められたわけで、この結果を大きく普及することで、被曝被害に気づかないまま、様々な症状に苦しんでいる方たちを覚醒させることができます。
同時にそれに対応できる医療があることももっと広く伝えたい。とくに医療関係者に広く知って頂いてこの医療を広げ、その中でこそ、被曝の危険性への認識をもっと大きく深く広げたい。それが「放射能安全論」をひっくり返す道だからです。

この点を明らかにした以下の動画をぜひご覧下さい。当日はこのエッセンスを話します。

以上、これらを長岡京市でお話します。ぜひご参加下さい。

#能登半島地震 #地震と原発 #志賀原発 #珠洲原発 #福井原発銀座 #福島原発事故 #放射能安全論 #被爆二世三世健康調査アンケート #三田茂 #能力減退症

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明日に向けて(2410)三田医師講演会のアーカイブ動画をリリースしました ぜひご覧下さい

2024年05月18日 12時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240518 12:00)

三田さん講演動画をご覧になり、拡散して下さい。

お知らせしていた5月12日の三田さん講演会のアーカイブをリリースしました。

 

無料公開しています。ぜひご覧下さい。
当日は会場50人、ZOOM105人の参加で、アーカイブ希望も90人。大盛況でした。その雰囲気も伝わると嬉しいです。

なおご視聴されたら、ぜひ以下からアンケートにお答えください。とても励みになります。よろしくお願いします。
https://forms.gle/CR9sMxNj7X2acErR9

この動画、どんどん自由に拡散して頂きたいです。
特に医師をはじめとする医療関係者にご紹介下さい。
また被曝だけでなく、化学物質への敏感さで苦しまれている方など、さまざまな体調不良で苦しまれている方にもお伝えください。
どこかでつながっている可能性が大きいです。


当日の様子 守田講演パワポより


『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』をゲットしてご覧下さい

三田さんは、講演の中で、私たち京都「被爆二世・三世の会」作成の、『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』の読み解きを行って下さいました。
録画編集にあたって、三田さんが読み上げた当該箇所をできるだけ画面の中にも入れて、そのままでもご覧出来るようにしました。
しかしスマホなどでご覧になるには、字が小さいです。
報告書も無料ダウンロードできますので、以下からお申し込みいただき、手元に置かれておくとよりご覧になりやすいです。
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9

冊子版も以下から入手できます。この冊子も広めていただきたいです。
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9

なおこの読み解き場面を、この日に参加した下澤陽子さん(にょきにょきプロジェクト)が、こんな風に紹介して下さいました。

「それは、まるで、一緒に診療を受けているようでした(守田さん談)
私たち新ヒバクシャと、被爆二世の方々と、ともに診察室にいるような。
苦しみ、悩まされた健康被害の、その絡まった糸を一つ一つ、優しい手で、愛と共にほぐしてもらっているような、そんな時間でした。
私は娘を連れて初めて三田医院の診察室を訪れたときの気持ちを思い出しました。
ああ、ここでは笑われないんだ。怒られることも、必死になって説明する必要も、ないんだ、という、泣けるような気持ちです。」

ともあれ三田さんのお話、とても深く豊かな内容を含んでいます。じっくりとご覧になり、多くの方にお伝え下さい


三田さん配信情報をお伝えします 

三田さんの論文、「『新ヒバクシャ』に『能力減退症』が始まっている」もご紹介しておきます。
以下からダウンロードされて下さい。動画をご覧になった後の振り返りに最適です。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/1125bf692cbcddcad6e49fa855cc964f.pdf

この論文の英語版もご紹介しておきます。
“NEW HIBAKUSHA” - the beginning of “Degradation in Abilities”,physical and mental well-being
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/NEW-HIBAKUSHA-the-beginning-of-Degradation-in-Abilitiesphysical-and-mental-well-being.pdf

三田医院のホームページの動画もご覧下さい。

三田医院ホームページの「被曝対応」ページもご参照下さい。
http://mitaiin.com/?page_id=10


京都「被爆二世・三世の会」にもご注目を

最後に、私たちの年次総会のアーカイブもご紹介しておきます。よろしければご覧下さい。

私たちの会のホームページです
http://aogiri2-3.jp/

今回、三田さんが読み解いて下さった報告書、以下のアンケートの回答で構成されています。
アンケート継続中です。被爆二世・三世・四世の方はご記入し、私たちの会までお送りください。また周りの方にこのアンケートの方をお知らせ下さい。
http://aogiri2-3.jp/chousa/2020chosa.pdf


カンパでお支え下さい

なお講演会実現とアーカイブ作成、健康調査報告書作成などに多大な労力をつぎ込んでいます。
『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』の英訳も進めています。ぜひこれらをカンパでもお支え下さい。

振込先 ゆうちょ銀行 
なまえ モリタトシヤ 
記号14490 番号22666151

他の金融機関からのお振り込みの場合は
なまえ モリタトシヤ 店名 四四八(ヨンヨンハチ) 
店番 448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615

Paypalからもカンパができます。自由に金額設定できます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/1000


それではみなさま
一緒に核なき未来に向けて、歩んでまいりましょう。
これからもよろしくお願いいたします。

#三田茂 #新ヒバクシャ #能力減退症 #京都被爆二世三世の会 #被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書 #三田医師講演会 #原爆ぶらぶら病 #被曝防護 #守田敏也 #下澤陽子

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明日に向けて(2409)地震の多い日本で原発をうごかさないで!(18日、19日京都市と吹田市で講演します)

2024年05月13日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240513 23:30)

京都「被爆二世・三世の会」年次総会と記念講演(三田茂医師)・・・大盛況でした!

昨日5月12日、京都「被爆二世・三世の会」の年次総会と記念講演(三田医師)を行いました。とてもたくさんの方の参加のもとに実現できました。
総会は会場35人ZOOM55人、合計90人。講演会は会場50人ZOOM105人合計155人の参加でした。さらにアーカイブ視聴希望の方が70人おられます。


年次総会で発言する平信行代表世話人と総会で議長に選出された石角敏明さん

講演会では三田さんが鮮明に新ヒバクシャと被爆二世・三世に起こっていることを解説して下さいました。
三田さんは私たちが発行した『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』を片手に、丁寧な読み解きを行ってくださいました。

まるで一つ一つの証言者に対し、丁寧な診察を行っているみたい。そしてそれぞれにその苦しみを軽減できる可能性が力説されました。
アーカイブを編集中なので、完成したらすぐに公開します。ぜひともご覧下さい。






三田さん講演会から 写真はいずれも井坂博文さん撮影

なお『報告書』にも目を通していただきたいです。以下からダウンロードされるか、冊子版をお申し込み下さい。

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9


18日(土)京都市で「原発からの命の守り方」についてお話します

さて今回の成果を引き継ぎつつ、18日土曜日に京都市で講演します。
正式なタイトルは「原発からの命の守り方-能登半島地震と珠洲・志賀原発、そして福島原発事故13年を踏まえて」です。

午後2時から京都市左京区の京都教育文化センター101号室にて。(京阪神宮丸太町駅5分)
主催は左京革新懇(平和と民主主義をすすめる左京懇談会)
午後4時から革新懇の総会も兼ねます。(未加入でも参加可能)
連絡先 板東利博(08037960311)

以下からチラシをご覧になれます
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/518.pdf


● 19日(日)吹田市で「地震の多い日本で原発を動かさないで~能登半島地震と志賀原発から学ぶ」というタイトルでお話します。

午前10時から吹田市千里山コミュニティーセンター多目的ホール3階にて 資料代500円です。
主催 お話を聞く会 連絡先 山本(09091609320)

以下からチラシをご覧になれます
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/519.pdf


『原発からの命の守り方2024~能登半島地震・珠洲・志賀・福島原発を問う 福島原発事故から13年を踏まえて』をゲットして下さい!

なおこれらのお話のエッセンスを記したパンフレットを発行しました。
以下から無料ダウンロードできます。冊子版もお求めください。


原発からの命の守り方2024
ダウンロードフォーム
https://forms.gle/k6EY83VWM3gAdT3U6
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9

それではみなさま。講演の場でお会いしましょう!

#京都被爆二世三世の会 #三田茂 #原発からの命の守り方 #地震の多い日本で原発をうごかさないで #能登半島沖地震 #志賀原発 #珠洲原発 #福島原発 #海溝型地震 #ひずみ集中帯

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講演「原発からの命の守り方-能登半島地震と珠洲・志賀原発、そして福島原発事故13年を踏まえて」(5月18日)チラシ

2024年05月13日 22時30分12秒 | 明日に向けて(2401~2600)

講演「原発からの命の守り方-能登半島地震と珠洲・志賀原発、そして福島原発事故13年を踏まえて」(5月18日)のチラシです。

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明日に向けて(2408)被爆・被曝と立ち向かってこそ、核兵器も原発も無くせる!『被爆二世健康調査アンケート結果報告書』と三田医師講演会(5月12日)にご注目を

2024年05月10日 23時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240510 23:00)

被爆・被曝と立ち向かうために

福島原発事故から13年が経つ中で、日本政府は無謀な原発推進策へと舵を切り、老朽原発の無理やりの再稼働を進めつつあります。
これと立ち向かう上で、一番大事なことは、放射線被曝が人体に及ぼす危険極まりない影響をきちんとつかむことにあります。

実はこのシンプルな行いが、アメリカを中心とする軍事大国や国際原子力マフィアが推し進める、核戦略と対決する最も重要な道です。
なぜならいまの「放射線防護学」は、広島・長崎で原爆による大量虐殺行ったアメリカ軍が、排他的な「調査」のもとに、被爆・被曝影響を限りなく軽く見積もって作成したものだからです。

なぜアメリカはそんなことをしたのか。大量虐殺を行い、被災者と次世代の未来をも残酷に蹂躙した罪を小さく見せるためです。そのもとでアメリカは核兵器を増強しました。軍需産業の大儲けのためでもありました。
被爆・被曝影響が隠されてきたのはこのため。その下で核発電も行われてきました。だからこれとの対決の核心は、隠された被爆・被曝影響を明らかにしていくことにあります。


原爆の被害隠しを明らかにしたNHKスペシャルより 必見の番組です
「原爆初動調査 隠された真実」 - NHKスペシャル - NHK 


こんな思いから調査を始めました

そうした活動の一環として、京都「被爆二世・三世の会」より『被爆二世健康調査アンケート結果報告書』をリリースしました。ぜひ入手していただきたいです。

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9

 

このアンケート健康調査を、私たちがどんな思いで行ってきたのかも記しておきます。
私たちは、様々な体験から「親たちの被曝影響が遺伝してきている」との強い思いを持ってきました。しかしこれまで政府も国際機関も遺伝を認めておらず、被爆者運動の中でも、あまり積極的な調査がなされてきたとはいえませんでした。

そんな中で福島原発事故が起こり、たくさんの人々が被曝しましたが、政府もマスコミも被曝影響について、ほとんど取り上げることなく今日まで来ています。被害がまるまる隠されています。
さらに政府に近い人々は、新聞の政府広報(20140817)で「被曝による遺伝的影響など心配する必要はない。広島・長崎を見るといい。遺伝の話など全く起きていない」などと言わんばかりの宣伝すら行ってきました。

これに私たちは心の底からの怒りを感じました。被爆二世の多くがこのことをあまり話題にしてこなかった理由の一つに、親たちの気持ちをおもんばかる思いがあったからです。
しかし私たちは、「もはやここにとどまらず遺伝の影響を明らかにしていこう」と、2015年にアンケート調査に踏み切り、その結果を2016年3月に会のHPに載せました。

2015年 被爆二世健康実態調査 中間報告
2015jittaichosachukanhoukoku.pdf (aogiri2-3.jp)



調査をバーションアップ

ところがこの作業を通じて私たちは、自分たちが思っていた以上の影響が現れていることを知りました。それで私たちは、調査をレベルアップすることにしました。
ちょうどその頃、「神奈川県原爆被災者の会・二世三世支部」副支部長の森川聖詩さんが、自らの体験を、勇気をもって綴った書、『核なき未来へ~被爆二世からのメッセージ』(2018)を出版されました。勇気あるカムアウトでした。

私たちはこれに感動するとともに、この書を手引きにした新アンケート作成を考えました。森川さんの身体に起こったことを列挙し、「同じような体験はありませんか」と問いかけたのです。自由筆記欄もたくさん設けました。
それで2020年4月から調査を始め、2024年1月に報告書を作り上げることができました。ぜひお読み下さい。英訳も進めています。映画『オッペンハイマー』の世界的にヒットなども追い風として、世界への拡散も目指します。

被爆の問題は、差別の問題と一体の関係があります。被爆者は差別されてきました。それは障害者差別、病弱者差別ともくっついています。差別を許さないことが大事なのですが、往々にして差別を避けようとすることが、問題隠しにもつながってしまいがち。
だからこそ当事者から声を出さすことが大事だと考え、私たちはこの調査を進めてきました。ぜひ活用して頂きたいです。


森川さんの著とアンケート用紙 2020chosa.pdf (aogiri2-3.jp)


三田医師講演会(5月12日日曜日)にご参加・ご視聴を

すでに何度か報じましたが、この報告と新ヒバクシャの被曝の大きな類似性について、岡山在住の三田茂医師をお招きしてお話を聞きすることになりました。
明後日5月12日日曜日午後2時半からです。1時半から行う京都「被爆二世・三世の会」年次総会にてです。総会からでも講演会からでも、どなたでもご参加いただけます。参加費無料です。会場で『報告書』もお配りします。

申し込みフォーム
https://forms.gle/6sN6kL1e2muc3vKh7
facebookイベントページ
https://fb.me/e/yOvxRUPLD

チラシを以下から入手できます。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/96c7980cf92d7a680a8107d730a94c37.pdf

報告書や三田さんの講演などを通じ、みなさんと被爆・被曝問題への認識を深めたいです。ぜひお読み下さい。ご参加、ご視聴下さい。

#被爆二世 #健康調査アンケート #被爆二世健康調査アンケート結果報告書 #京都被爆二世三世の会 #被爆の遺伝的影響 #森川聖詩 #核なき未来へ #三田茂 #新ヒバクシャ #能力減退症

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明日に向けて(2407)『原発からの命の守り方2024~能登半島地震・珠洲・志賀・福島原発を問う 福島原発事故から13年を踏まえて~』をリリースしました!

2024年05月06日 18時00分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240506 18:00)

『原発からの命の守り方2024』をリリースしました!

かねてから予告していた表題のパンフレットをようやく仕上げることができました。リリースしましたのでお申し込み下さい。なおB5版40ページです。
今回も無料ダウンロードと、有料冊子版(1冊500円 送料一律200円)の双方で配信します。無料ダウンロード設定するのは、経済的な余裕のない方にも手にしやすいようにするため。
ただし作成にかなりの労力をかけているので、可能な方はダウンロードの際にもカンパもお願いできるとありがたいです。冊子版も周りの方にもお披露目ください。

原発からの命の守り方2024
ダウンロードフォーム
https://forms.gle/k6EY83VWM3gAdT3U6
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/T8EeCkJP4d1wW6Eb9

なお郵送は13日以降になります。



原発と地震の問題、チェルノブイリ、福島、広島、長崎、そしてニューメキシコのつながりなどについて論じました

今回の冊子の目次を示しておきます

1 能登半島地震・珠洲原発・志賀原発を問う
2 福島原発事故とは何だったのか            
3 福島原発事故について、あらたに見えてきたこと
4 福島原発事故以降、私たちはたくさんの原発を止めてきた  
5 原発推進策は愚かで展望がなくて危険なだけ           
6 チェルノブイリ原発事故は終わっていない
7 福島と広島、長崎は結びついている                 
8 被爆二世・三世と新ヒバクシャのつながりを問う
9 原子力災害対策を進めよう
10 みんなで原発を止めて核なき未来をたぐり寄せよう

この中で3章は、「明日に向けて」で連載した『福島第一原発事故の「真実」』の読み解きとなっていて一番長いです。
掲載にあたり、より分かりやすくコンパクトにまとめることを心がけましたが、それでも少し読みにくいかも。
もし難しければ、ここは飛ばしていただいても良いです。

ともあれ、ぜひお取り寄せ下さい!


トリニティサイトの核実験で犠牲となった家族の写真を掲げた女性と NM州アラモゴートにて

原発を止めるために必要なことを書きました

パンフレット作成にあたって、原発を止めるために何が必要か、以下のように考えました。

1、原発に展望がないことをしっかりと見極めること。
2、民衆に力があることをもっと強く自覚すること。
3、被曝の事実ともっと深く向き合う

原発に展望がないのは、あまりの危険性を技術的に克服できないことが一番の要因です。「次世代革新炉」建設が叫ばれていますが、そんなもの、今の炉が危ないことの証左でしかありません。
しかもそれも絵にかいた餅ばかり。そもそも核燃料サイクルだって行き詰まり、もんじゅも終わってしまっています。それどころか最近はMOX燃料すら作れなくなってしまっている。
にもかかわらず、原子力マフィアは既得権を守り核兵器体系を温存するためにのみ、無理に老朽原発を稼働させようとしていますが必ず破たんします。その破たんが大事故につながる前に原発を止めるため、この点ををもっと大きく宣伝しましょう。

二つ目に私たち民衆に力があることの自覚をもっと広めましょう。
福島原発事故後、私たちは21基の原発を廃炉に追い込み、輸出も一つもさせませんでした。もんじゅも終わられた。核燃料サイクルはもはや風前の灯火です。
珠洲原発も民衆が作らせなかったのだし、志賀原発だって私たちが止めさせていた。だから地震が深刻な原子力災害に連なることはなかった。この民衆の力の自覚をもっと広げたいです。

三つ目に、しかしこの力をより強固にするためには、被曝の事実ともっと向き合うことです。
ちょうどいま、仲間たちと『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』をリリースしたばかりですが、これも被曝ともっと向き合うことを目的にしています。
さらにそれを福島原発事故で被災した『新ヒバクシャ』を診てきた三田茂医師に5月12日に読み解いていただきますが、この内容もパンフに入れています。


こちらは以下からお申し込みを
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9

以上、こんな観点でパンフレットを編みました。
脱原発運動の展望とつかみ取り、気持ちを盛り上げていただけると思います。ぜひゲットして広げて下さい!


5月12日の企画もご参加下さい。
申し込みフォーム
https://forms.gle/6sN6kL1e2muc3vKh7
facebookイベントページ
https://fb.me/e/yOvxRUPLD

#原発からの命の守り方 #能登半島地震 #珠洲原発 #志賀原発 #福島げんぱつ #チェルノブイリ原発 #広島原爆 #長崎原爆 #三田茂 #京都被爆二世三世の会

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明日に向けて(2406)被爆と立ち向かい越え出ていくために-被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書、そして三田茂医師講演(5月12日)にご注目を

2024年05月05日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20240505 23:30)

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』をお読み下さい

みなさま。これまで僕は「原発からの命の守り方」について、繰り返しいろいろなお話をしてきました。
今回さらに、被爆・被曝の本当の危険性に迫っていくために、ぜひお読みいただきたい報告書をご案内したいと思います。

『被爆二世・三世健康調査アンケート報告書』です。僕も世話人として参加している京都「被爆二世・三世の会」が中心になって行ったもの。
私たちがアンケートを作成し、全国の被爆二世・三世に呼びかけて回答して頂きました。

その数が、二世だけで100人を超えたのでまとめを作成し、2024年1月に発行に漕ぎつけました。私たちはこの報告書で、被爆二世・三世に遺伝的影響があることを明らかにしました。
ただし全員ではなく二世102人のうち、32人は「ほとんど健康障害と言えるようなものは経験していない」と回答していることもお伝えします。

以下から無料でダウンロードできるように設定しました。
また有料の冊子版(500円)も郵送にてお送りできます。ぜひお申し込み下さい。
なお発送は5月9日以降になります。

『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』
ダウンロード申し込みフォーム
https://forms.gle/UdeTXoGjschrT7cN9
冊子版申し込みフォーム
https://forms.gle/24hHZXjvKUbhfTzf9



被爆二世・三世はこんなことを訴えています

ではどんなことが遺伝的影響としてあらわれているのでしょうか。
報告書でアンケートの中からたくさんの証言を紹介していますが、その目次をここに列挙しておきます。

1 体が弱く、疲れやすく、さまざまなトラブルに見舞われてきた 
2 疲れて寝ることが多かったこと、休んでいたことが多かった 
3 貧血が多く、倒れることが多かった
4 足の痛みや関節痛に襲われること、骨折などが多かった
5 特に夏や冬、季節の変わり目に弱かった
6 冷え性、暑がり、多汗症だったりした
7 風邪にかかりやすく、治りにくかった
8 副鼻腔炎などにかかり、トラブルや不快感が続いてきた
9 めまいや吐き気、頭痛に襲われることが多かった
10 ケガをしやすく、治りにくかった
11 胃腸が弱く、深刻な下痢になるなど、トラブルが多かった
12 歯のトラブルを抱えてきた
13 目が弱く、極端にまぶしさを感じるなど、トラブルを抱えてきた
14 心臓、腎臓、肝臓などにトラブルを抱えてきた
15 がんや良性腫瘍に見舞われてきた
16 脳梗塞と後遺症、また精神疾患を抱えてきた
17 「止まってしまう」症状について
18 これらの結果、どのような思いをしてきたか
19 そんな中でアンケートをして何がプラスだったか
20 病気・症状・体質の改善や、健康管理のためにしてきたこと


京都「被爆二世・三世の会」HPからも入手できます
http://aogiri2-3.jp/chousa.html

 

被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性にご注目を

さて調査の過程で、色々な方にアドバイスを求めましたが、その一人が東京小平市から岡山市に避難移住された三田茂医師でした。
三田医師は小平で内科医院を営まれていた時に、福島原発事故に遭遇、ただちに東京の子どもたちへの被曝影響を調べ始め、4000人の血液採取から、白血球の中の好中球が減少していることをつかまれました。
これを踏まえて三田医師は、福島原発事故で被曝した人々を『新ヒバクシャ』と命名、そこで起きていることを『能力減退症』と定義しつつ、努力を重ねてその治療法も見い出し、多くの方を救ってこられています。

その三田医師が私たちの報告書を読んで、「『新ヒバクシャ』との類似性、共通性に驚いた」「かなりの高率で治療できる、症状を軽くできるという確信を得た・・・」と語られました。もし本当にそうならこんな朗報はない! 
そこで私たちはこの5月12日の年次総会に、三田さんをお呼びすることにしました。以下にfacebookイベントページのアドレスとお申し込みフォームを貼り付けておきます。アーカイブ視聴も可能ですのでぜひお申し込みを!

申し込みフォーム
https://forms.gle/6sN6kL1e2muc3vKh7
facebookイベントページ
https://fb.me/e/yOvxRUPLD

チラシを以下から入手できます。
https://toshikyoto.com/wp-content/uploads/96c7980cf92d7a680a8107d730a94c37.pdf

さらにヒバクシャとは誰なのかと考えたときに、私たちの誰もが、ヒバクシャであることを自覚する必要があります。核実験でめちゃくちゃに被曝させられているからです。その上に原発や、核施設の事故による被曝も重なっている。
顕著な例を言います。日本人男性、とくに50代後半以降の方で、ガンになられる方のうち、一番多いのは前立腺がんです。10万人ぐらいの患者さんがおられますが、1975年に前立腺がん患者数は2500人。ほとんどまれな病気だったのです。
女性の場合は同じように乳がんが増えています。これも被曝影響の一つと考えられます。だから被爆・被曝のことは誰にも共通する課題なのです。あなたの課題なのです。

この点を踏まえ、「原発からの命の守り方」にとっての重要なレポートして、私たちの報告書を紐解いて下さい。


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