明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(415)山下俊一氏の残酷で罪深いうそ(福島市大貫友夫さん談)その2

2012年02月29日 23時30分30秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120229 23:30)

前回、3月24日に福島市に乗り込んだ山下教授が、どれほどいい加減な発言を
してきたか書きましたが、これに対して僕のブログに共感の声が寄せられまし
た。印象的だったので紹介します。お送りいただいたのは、ペンネーム「たぬ
きち」さんです。

***

守田様
毎日のご活動、本当にお疲れ様です。

私は東京在住ですが、事故の状況が気が変になりそうなほど心配だったので、
毎日ネットで情報収集していましたが、その時に山下医師の福島での講演を知
りました。原爆被害のあった長崎の先生とのことで私もその発言をすっかり信
じてしまっておりました。

もちろん、しばらくしてその発言がとんでもない嘘だったと知りましたが・・・。

許せない・・・。

彼のせいで一体どれくらい多くの人々の心と身体が傷ついてしまったことか・・・。

私は彼の非道を一生許さない・・・。

***

同じ怒りを抱いている方は他にもたくさんおられると思うのですが、3月24日の
講演のリアリティを紹介してくださった大貫さんももちろんその一人です。大貫
さんは同時に、この時の会場の異様さも強調されました。というのは「不安を口
にするのが許されないような雰囲気」があったというのです。ある人が、山下氏
が「心配する必要がない」と繰り返すことに対し、「でも自分は心配だ」と語り
だすと、とたんに「何を言ってるんだ」「今はそんなことを言うときではないだ
ろう」と罵声が浴びせかけられたそうです。発言者や質問者が感情的になるので
はなく、質問者の発言に野次が飛ぶ。そんな光景ははじめてみたと大貫さん。

ちなみにこのことを長年、福島市で市民運動にたずさわってきた深田和秀さんに
お話すると「業者か何かが入っていたかもしれないですね」と即座におっしゃい
ました。確かにそうだったのかもしれない。たちの悪い「勘違い」を披瀝するこ
の方なら、いやこの方を送り込んだ面々なら、それぐらいの準備はしかねません。
もちろん何らの証拠もない憶測にすぎませんが・・・。

大貫さんは残念そう顔をしかめて語り続けました。「でもそんなに会場の様子
が変だったのに、私もマスクをしなくていいと信じてしまったのですよ。何かお
かしいとは思ったし、雰囲気が異様だとは感じていたのに、家に帰って妻に、心
配することはないらしい、マスクもはずしていいらしいよと語ってしまいました」。

ところが前回も述べたように、セシウムは100度では気化しないのではという話
がラジオで流れ、それに山下氏がへらへら笑いながら「あれは私の勘違い」と語っ
たとき、やはりこれはおかしいと思い出し、大貫さんはもう一度、マスクをつけた
ほうがいいと感じ出したといいます。

「そもそも私は放射線のことなど何も知りませんでした。地震が起こった後は、
停電でしばらくテレビも見れませんでした。しばらくたってラジオをつけたら、
放射線量のことが語られている。えーっと思って不安がつのったときに、放射線
の専門家の偉い先生が来ると聞いたのです。ぜひ放射線のことを教えてもらいた
いと会場にいきました。それで安全だといわれて、ほっとしてしまいました。雰
囲気が変だと思ったのに」・・・。

そのときの様子を思い浮かべながら、最後はまるで独り言を言うように語られる
大貫さんの姿を見ていて、胸が痛くなりました。山下氏は、人々の放射線防護体制
を大きく崩し、避けられる数多くの被曝を生み出すとともに、あのとき、放射能も
れの前で、驚き、身悶えし、必死によりよき道を探そうとしていた人々の心をも
大きく傷つけたのです。まさに残酷で罪深いうそです。

続く・・・次回では。山下氏のうそが彼一人のものではなく、核政策推進派によっ
て繰り返されてきた構造的なものであることを明らかにします。
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明日に向けて(414)山下俊一氏の残酷で罪深いうそ(福島市大貫友夫さん談)その1

2012年02月27日 07時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120227 07:30)

今、僕は福島市内のホテルで朝を迎えています。放射能除染・回復プロジェクトが
23日から26日にかけて行った活動に後半の二日間参加したのですが、今回もとても
意義深い時間を過ごしました。

僕が参加したのは、これまで同プロジェクトが除染を行ったお宅のフォローアップ
でした。数ヶ月たって、線量がどうなっているのかを調べにいったのです。2日間
で3件のお宅にお邪魔しました。どこも確実に除染の効果は出ていましたが、しか
し安心して住めるレベルにはまだまだ遠いのが現実でした。どこのお宅も部屋の中
で高いとことでは0.4マイクロシーベルト毎時の放射線量が計測されました。

この様子もまたお伝えしたいと思いますが、今朝は、訪問先の方にうかがった話の
中で、山下俊一氏に関するとても印象的話が出てきたので、まずはそこからご紹介
したいと思います。

山下俊一氏は、長崎大学教授で、大震災直後に福島県に入り、県の健康アドバイ
ザーになった人物です。「100ミリシーベルトまでは安全」「マスクはしないでい
い」「布団は外に干してください」などと、当初から安全宣言を繰り返し、県民が
放射線から身を守る体制を大きく崩してしまった御仁です。

多くの人が山下氏を批判しています。もちろん僕も講演のたびに彼を批判してい
ます。とくに僕が彼を批判する理由は、あまりにひどい嘘をついたことと同時に、
とても残酷な役割を果たしてきたからです。というのは山下氏は、「今回の事故
で福島原発から出てくる放射能は、チェルノブイリ事故の1000分の1から100分
の1です。何も心配ありません。マスクはしなくても大丈夫です。布団は外に
干してください。窓は開けてください。子どもは外で遊ばせてください」など、
非常に問題の多い発言を繰り返しました。実際には、チェルノブイリ事故に匹敵
する放射能が漏れ出したのであり、これだけでも学者として完全に失格であるこ
とははっきりとしています。

しかしより大きな問題は次の点にあります。山下氏が、一番いけないことは放射
能を心配しすぎることだ。そのための心理的ストレスが一番危険だと繰り返し
強調したことです。なぜならこのことと「マスクはしなくていい」という言葉が
くっつくと、マスクをしているのは過剰に放射能を怖がることになるわけですか
ら、マスクは「しなくてはいい」のではなく、「してはいけない」に変わってし
まうからです。

このことが福島県民の中に非常に深刻な対立を産み落として生きます。山下氏の
言葉を信じてしまった人は、マスクをはずすわけですが、信じれない人はマスク
を付け続けました。ところが信じてしまった人からすると「そうやってマスクを
するから子どもたちが怖がるのだ」という考えが生まれます。そしてそれはきつ
い主張となり、そこここで人の間に亀裂を生んでいったのです。

実はこの山下氏の発言は、1991年のチェルノブイリ事故調査報告書以来、原子力
推進派が使い続けてきた「うそ」なのですが、効果は絶大です。なぜならこれは
災害心理学にいう「正常性バイアス」の上にのっかるものだからです。正常性
バイアスとは、突然の危機に直面した人間が、危機を危機として認めず、事態は
正常に推移しているのだというバイアスをかけることによって、精神的苦境を逃
れようとする人間心理です。危機だと思ったら、必死の対処をしなければならな
い。安全だと思えば何の対処もいらない。だから人は安全だと思い込みたがるの
です。この上に山下俊一氏は、自らの言葉を重ねていきました。

およそこれが山下俊一氏の罪深い嘘の実態なのですが、僕は今回、初めてその
リアルな姿をみた人に触れました。その方は福島市内在住の大貫友夫さんです。
事故当初より活発に情報を集め、娘さんを避難させ、自らは除染に挑んできまし
た。途中で、放射能除染・回復プロジェクトに参加し、自宅への除染をプロジェ
クトとともに行うなどしてきました。今回、フォローアップで訪れたお宅のうち
の一軒が大貫さんの家でした。

その大貫さんが、実は山下氏が一番はじめに福島市内で行った講演会に参加した
のです。情報が非常に限られてる中で、長崎大学から偉い先生がやってくると聞
いて、放射能のことを聞きたいと出かけたそうです。そのとき山下氏は、さきほ
ど述べたようなことを話したのですが、こんなことも言っていたそうです。

「セシウムというものは、100度になれば、気体になってどんどん出ていきます。
だから野菜はお湯でゆがけば大丈夫です」。僕は一瞬、耳をうたがいました。
セシウムは融点は摂氏28度ですが、気体になる沸点は641度。とても100度では
気体になりません。放射能の専門家を自称する人物がどうしてそんなことを
言ったのでしょうか。

「えっ」と絶句する僕に対して、大貫さんは「そうなんですよ。ラジオ福島を
聞いていても、すぐにいくらなんでもそれはおかしい。セシウムは100度では
気化しないという意見がどんどん出てくるんです。それでラジオのパーソナリ
ティーが、長崎に戻った山下さんに、電話でインタビューしたのですね。そう
したら、あの人がいつもするようにへらへら笑いながら、「ああ、あれは私の
勘違いでした」と語ったのです」・・・。

もう一度、耳を疑いました。しばらくして怒りがこみ上げました。僕には知っ
ていてついた嘘にしか思えないからです。しかも市民を素人とあいてどって、
非常にぞんざいな気持ちで語ったのではないか。だからへらへら笑って、軽く
撤回したのではないか。何かそこに、山下氏の福島県民に対する冷酷かつ尊大
な感情がすけてみえるような気がしました。

大貫さんは飯舘村か川内村からきた女性が、「自分には生まれたばかりの孫と、
妊娠している娘がいる。このまま福島に住み続けていいのだろうか」という質
問への山下氏の回答についても教えてくれました。

「まったく問題ありません。でも女性は感情的になっていいですから、心配な
ら避難したらいいです」

「女性は感情的になっていい」という言い方。放射能を怖がるのは「感情的」
であって、非理性的だけれども、女性はそういう存在だからそれでいい・・・
とこれは、放射能へのあたりまえの恐怖や不安を「感情的」といってさげすみ、
不安を口にできなくさせるとともに、強い女性蔑視に裏打ちされた二重三重に
あやまった発言です。

質問が続きました。
「牛の乳から放射能が出ました。どしてなんでしょうか」
「牛は外の青い草を食べているからです。みなさんは心配ないです」
「今は青い草なんてはえてません。人間の食べ物と同じように屋内において
あったものを食べたのですが」
山下氏、これにはこたえられなくて押し黙ってしまったそうです。

・・・長くなりだしました。そろそろホテルをでなければいけません。
続きは京都に戻って書きます。




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明日に向けて(413)給食人サークルのお招きで、東山いきいきセンターでお話します。(1日)

2012年02月25日 23時30分30秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20122025 23:30)

昨日の夜行で京都から福島市にやってきました。放射能除染・回復
プロジェクトへの参加です。福島は今、雪の中です。今朝からかな
り強く降り、かなり積もっています。大雪だそうです。昨日までは
あたたかく、「このまま春を迎えてくれればいいな」という感じ
だったとか。

今日はそんな雪の中、プロジェクトの方たちと、これまで除染を行
った家へのフォローアップを行いました。雪によって、庭などの線
量がさがっていると思いきや、わずかながらかえってあがっている
感じがしました。なぜだろう?原因がわからないので、プロジェク
トの細川さんが、雪を採取しました。妙だとおもったらとにかくサ
ンプリングして、測る、ことを繰り返すことが大事だと思います。

2軒のお宅をまわったあと、交流会を持ちました。
そこで避難の問題、除染の問題など、かなりつっこんだ
話をしました。非常に有益な話ができたのですが、さすがに夕べ
夜行で入っているので、今は疲れに襲われています・・・。
続きは明日以降にかきたいと思います。

今日は1日の講演会についてお知らせをします。
ある方が流してくださったものの転載です!

よければお越しください!

***********

3/1(木)午後7時より、守田さんによるお話会が下記要領で
開催されます。

託児はありませんが、お子さま連れOKとのことなので、
「まだ守田さんのお話を聞いたことがない」「何回でも聞き
たい」方々、どうぞご参加ください。

また、主催は保育園給食に長年携わってこられた給食の先生方、
OGのみなさんによる「給食人サークル」なので、時間があれば、
保育園給食にかんする疑問などにも答えていただけるかも…!

■日時:3/1(木)19時~20時半頃
     19:00~20:00 守田さんのお話
     20:00~20:30 質疑応答、意見交換
■場所:東山いきいき市民活動センター 1F 和室
    (京都市東山区花見小路通古門前上る巽町450番地
    =花見小路通古門前上る東入ル南側)
【アクセスマップ】
http://bit.ly/iLr6IZ
■お話:守田敏也さん
テーマ「どうしてこわい、内部被曝?何をどんなふうに食べたらいいの?」
■参加費:¥200
※予約不要。当日直接、会場にお越しください。


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明日に向けて(412)アメリカは300キロ以上の自主避難を検討していた

2012年02月23日 23時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120223 23:30)

昨日、アメリカが福島原発事故の直後に、80キロ圏内の避難を自国民に通達し、
日本政府にも勧告を行なっていたことをお伝えしましたが、さらに東京新聞で、
アメリカが、300キロ以上離れた自国民に対しても、自主避難を促す検討を行
なっていたことが明らかにされました。

記事はやりとりの様子を次のように報告しています。
「議事録には、別の出席者が否定的な考えを示したにもかかわらず、なおも「正
しいのは、被ばくを合理的に達成可能な限り低く抑えることだ」と食い下がる様
子が克明に記録されている。」

実際には、300キロ以上のアメリカ国民への、自主避難勧告はなされなかった
のですが、このような論議が行われていたことが、今の時点で公開された点も重
要です。なぜなら日本政府の側が当時、何をどう考えたのかについては、「議事
録が残されていない」ことを理由に、明らかにされていないからです。

議事録を残さなかったこと自身が非常に罪深いことですが、あのような事態を前
に議事録を残さないなど考えられることではなく、議事録がないことを理由に、
またも事実を隠蔽してるのではないかという指摘もなされています。そして肝心
なことはそれでは事故への対処が正しかったのか否かが検証されず、経験が生か
されないこと、だから同じ過ちが必然的に引き起こされうるということです。
それが今、私たちの前にある危機の実相です。

今回の福島原発事故が明らかにしたのは、原発をめぐる「安全神話」の恐ろしさ
でした。原発は絶対に深刻な事故を起こさないという「想定」のもと、もし事故
が起こった時の対応が何もなされていませんでした。そのために避けられるべき
たくさんの人々の被爆が避けられませんでした。

ところがそのことが何ら反省されていません。それどころか、安全神話は、むし
ろ現に漏れ出した放射能への対応へと拡大し、今なお、避けられる被曝がえんえ
んと続いているのが実情です。福島原発そのものも、プラントとしては完全に破
産し、応急措置の積み重ねで、ぎりぎりで保たれていて、地震や津波で、いっぺ
んに危機が深刻化しうる状態にあるのに、その危機をみすえた避難訓練ひとつ、
行われていません。意図的にそのことが避けられているのです。

これは津波への対応が改められてようとしていることと、極端な対照をなす問題
です。今回の津波のときに、テレビなどで「予想される津波の高さは何メートル
です」という報道がなされましたが、実際にはそれよりも大きな津波がきてしまっ
た。にもかかわらず、この数値を信じて逃げ遅れた人々がいると思われるため、
今後はこうした数値を使わず、「大きな津波」などの表現に変えるというのです。

こうした捉え返しはとても重要であり、当然にも進められなければならないこと
です。災害が想定を超えてしまったのなら、想定を変えなければいけない。とこ
ろがこのことが、こと原発事故に関してはまったく何もなされていないのです。
ほとんどごまかしの「シビアアクシデント対策」が語られただけです。さらに繰
り返し強調しますが、まったくの想定外である、現在の福島第一原発の状況に即
した、災害対策・避難対策が何もなされていないのです。

こうした事態を打開するためには、市民がアクションを起こしていくしかあり
ません。アメリカの勧告を日本政府が無視したという事実、また原発の状況は
あのころ政府やマスコミが伝えていたよりも、格段に深刻だったという事実から
私たちが学び、自分たちに突きつけるべきことは、今もまったく状況はまったく
変わらないという事実です。事態は政府やマスコミが今、語っているよりも格段
に深刻なのだということです。

この点を踏まえ、私たちが何をなすべきかに結びつく情報解析と発信を続けたい
と思います。

**********************

深刻さ認識 米緊迫 福島事故で規制委
東京新聞 2012年2月23日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012022302000019.html

【ワシントン=共同】東京電力福島第一原発事故で、米原子力規制委員会(NR
C)が公表した電話会議などの議事録で、原発から三百キロ以上離れた場所にい
る米国民についても、自主避難を呼び掛けるかどうか議論していたことが二十二
日、明らかになった。

実際には、米国による避難勧告は半径八十キロ以内だったが、自国民の安全確保
を最優先に、さまざまな検討を行った様子が浮き彫りになっている。

昨年三月十三日の議事録によると、第一原発から百八十五キロ離れた海域で、米
側が通常の約三十倍の放射線量を検出した。

当時、日本は半径二十キロを避難指示、二十~三十キロを屋内退避としていたが、
同十六日の電話会議の出席者は「もはや日本の避難勧告には同意せず、原発から
五十マイル(八十キロ)以内の米国民に避難を勧告する」と伝えた。

この日の別の電話会議では、ある出席者が「第一原発から二百四十~三百二十キロ
で場合によっては一~二レム(一〇~二〇ミリシーベルト)の被ばくになる」との
予測を示し「この水準の被ばくを避けるため、自主的な避難を勧告するのが理にか
なうことではないか」と主張した。

議事録には、別の出席者が否定的な考えを示したにもかかわらず、なおも「正しい
のは、被ばくを合理的に達成可能な限り低く抑えることだ」と食い下がる様子が克
明に記録されている。

同十七日の議事録には、米国民を避難させる飛行機の手配に関するやりとりも。あ
る出席者は、フライトの半分は大使館員用、もう半分は一般の米国民用と説明。さ
らに「避難は自己判断だが、できるだけチャーター機を準備しようとしている」と
述べた。

藤村修官房長官は二十二日の記者会見で、米原子力規制委員会が、東京電力福島第
一原発事故発生直後から炉心溶融の可能性を指摘していた内部文書を公表したこと
に関し「当時の対応は政府や国会が検証中で、コメントすることはない」と言及を
避けた。

原発事故当事国として、震災関連会議の議事録が作成されていなかったことに関し
ては「記者会見などで情報発信はしたが、文書で随時記録されていなかったことは
事実。誠に遺憾だ」と述べた。

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明日に向けて(411)アメリカは80キロ圏内退避をも日本政府に提起していた!

2012年02月22日 23時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120222 23:30)

なんでもアメリカのいいなりになる、私たちの情けない政府が、珍しくアメリカ
の勧告を無視していたことが明らかにされました。なにかといえば福島原発事故
直後の退避に関する勧告です。アメリカは昨年3月12日には、炉心損傷の可能
性ありとして、半径50マイル=80キロ圏内退避を提案したいたというのです。
いつもはアメリカに容易に屈する日本政府が、自らの対面を守る時だけは、勧告
をつっぱねた。・・・ため息がでます。

もちろん、なんでもアメリカに従えばいいなどとはまったく思いませんが、少な
くとも、このとき、この勧告を受け入れていれば、15日の高濃度の放射能の漏
出による被曝から多くの人々を救うことができたはずです。80キロ圏内の人々
が逃げ出していれば、どれだけこれからの惨劇が防げたかと思うととても残念な
思いがします。勧告を無視し、あたら住民を被曝させてしまった責任者は鋭く追
求され、妥当な処罰が与えられるべきです。

ところが政府や役人たちは、それを避けることにばかり頭を使っている。何が
なされているのかといえば被曝隠しです。100ミリシーベルト以下では、影響
がないなどと、原子力推進派の国際放射線防護委員会(ICRP)ですら認めていな
い見解を流布し、これ以内だったから健康被害は生じない=政府に責任はないと
いう見解を押し通そうとしているのです。

ただこの記事には、大きく欠けているものがあります。アメリカがこの80キロ
圏内退避勧告を、自国民に対して、その後も長く継続してきたことです。これが
解除されたのは、ようやくにして昨年の10月8日です。しかも「計画的避難区
域・特定避難推奨地点」を除くとされたほか、30キロ圏内において、妊婦・こ
ども・高齢者の居住禁止を続けることをこの時点で明示しています!その意味で、
日本政府はアメリカの勧告と判断を、その後も無視し続けて、いまも無視してい
るのです。

さらにこうした事実は、今後、再びどこかの原発で深刻な事態がおこったときに
必ずまた同じことが繰り返されることを暗示するものです。なにせ、判断を間違
えたことを認めていないのですから。昨年3月の事故対応のあやまりやまずさを
捉え返し、避難訓練に反映させる・・・ことなど何もしてないのですから。まさ
に私たちは、二度でも三度でも、政府に見殺しにされ、被曝を強制されかねませ
ん。この記事から読み取るべきことは、過去のことではなく、こうした今、私
たちの目の前にある危機です。

市民の側で事故への備えを強めていくこと、避難訓練を含めて可能な準備をして
いくことの重要性がますます浮かびあがっています。この事実をこそ、読み取っ
ておきましょう。

*********************

米当局 メルトダウン想定して対応
NHK NWESWEB 2月22日 19時30分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120222/k10013199921000.html

アメリカ原子力規制委員会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生直後の委
員会内部のやり取りを記録した議事録を公表しました。この中では、アメリカ当局
が、事故発生から5日後には、最悪の事態を想定すると1号機から3号機までの3
つの原子炉がすべてメルトダウンする可能性もあるとして、日本政府が付近の住民
に出した避難・屋内退避指示よりも広い範囲の勧告を行うよう提起していたことが
分かりました。

アメリカ原子力規制委員会は、21日、東日本大震災が発生した去年3月11日か
ら10日間にわたる、委員会内部の電話などによる緊急会議のやり取りを記した
3000ページ以上にわたる議事録を公表しました。

それによりますと、事故発生から2日後のアメリカ東部時間12日には、福島第一
原発の敷地内の周辺でセシウムなどが検出されたことが分かったことから、少なく
とも原子炉内部で部分的な炉心損傷が起きている可能性があるなどとして、発電所
から半径50マイル=およそ80キロ圏内に避難勧告を出すべきはないかと、幹部
が原子力委員会に対して進言していたことが分かりました。

さらに、16日には、原子力規制委員会のヤツコ委員長が、最悪の事態を想定する
と、1号機から3号機までの3つの原子炉がすべてメルトダウンする可能性もある
と指摘し、また、ボーチャード事務局長が、「同じ事態がアメリカ国内で発生すれ
ば、原発から50マイル以内には避難勧告を出すのが妥当だと思われる」と述べて、
日本政府が福島第一原発の付近の住民に出した半径20キロ圏内の避難指示、20
キロから30キロ圏の屋内退避指示よりも広い範囲の勧告を行うよう、委員会に
提起していたことが分かりました。

今回、公表された議事録は、アメリカの規制当局が福島第一原発の事故を受けてど
のような初動対応を行ったかを示す資料だけに、関心を集めるものとみられます。

錯そうする情報

今回公開された議事録からは、事故直後の情報の錯そうぶりも伝わってきます。
3月16日の早い段階では、東京で対応に当たっている専門家チームのメンバーが、
「東京電力から、4号機の使用済み燃料プールに水が残っていないとの情報を得た」
として、とにかく注水を急ぐべきだとしています。しかし、ヤツコ委員長らが、
50マイル圏内の避難勧告を出すと決めたあと、同じ日の遅い時間になって、
「東京電力は、燃料プールに水が残っていないとは言っていない」という情報がも
たらされ、委員長が、正確な情報を改めてスタッフにただす様子もうかがえます。

専門家チームのカスト代表は、「東京電力が扱うには、あまりに問題が大きすぎる」
と漏らし、日本側との間で、情報が錯そうしていたことをうかがわせています。

議事録とは

公開された議事録は、原子力の安全規制を担当する原子力規制委員会が、アメリカ
として、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応を検討するために開いた電
話会議などの内容を記録したものです。議事録は、アメリカの情報公開法に基づい
て公開され、事故が発生した3月11日から20日までの10日分、合わせて
3200ページ余りに上ります。

議事録には、原子力規制委員会のトップであるヤツコ委員長と、日本に派遣されて
いた担当者などとの間で交わされたやり取りが詳細に記され、日本側から得られた
福島第一原発に関する情報などを基に、委員会が日本に滞在するアメリカ人の避難
などを検討していった様子がうかがえます。一方、議事録では、日本にいる担当者
と当時の北澤防衛大臣ら防衛省幹部とのやり取りを記した部分など一部が黒く塗り
つぶされ公開されていません。非公開の理由について、委員会側は、「外国からも
たらされた情報で機密に当たる」と説明しています。
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明日に向けて(410)放射線測定器の数値改ざんを要請した文科省が新たに放射線量公表を開始

2012年02月21日 23時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120221 23:30)

このところ、内部被曝を解説するブックレットづくりなどに追われて、「明日に
向けて」の更新ができていませんでした。みなさま、申し訳ありません。まだ
他の原稿の執筆中なのですが、どうにも見逃せない記事を発見したので、論じて
おこうと思います。作成中のブックレットについては、後に詳しく報告させてい
ただきます。

さて問題の記事は、「福島県内の空放射線量、10分毎にHPで公開 文科省」
というタイトルで書かれてものです。記事内容によると文科省は約26億円か
けて「リアルタイム線量測定システム」と作ったとのことで、ウェブでデータが
みれるとされています。

しかし注目すべき点はそのあとに書いてあること。以下、記事をコピーします。
「このシステムをめぐっては、昨年7月に最初の600台分の競争入札をし、東京
都中野区の「アルファ通信」が落札。しかし、文科省は測定精度に問題があるなど
として同社との契約を解除した。」

この記事を読んだときに、僕は「ああ、あれのことか」とピンときました。実は
1月16日に福島市を訪ねたときに渡利地区を訪問し、「子ども福島ネットワーク」
の中手聖一さんに数カ所を案内していただいて、渡利小学校も訪れたのですが、そ
のときにいまだ校庭に設置されたままになっていて目撃することができたのが、
この装置だったからです。

中手さんは次のように説明してくれました。「あれは文科省が鳴り物入りで設置
した器械ですが、しばらくして数値の精度が悪いということで、使用されなくなっ
たのです。ところが文科省の発表に対し、納入会社の社長が激怒し、数値がおかし
いのではない。そもそもこれはアメリカ軍も使っているものだ。それを設置すると
き、文科省が低い値をだせと強行に要請してきたのだ、と事実をバラしてしまった
のです」

ようするに文科省が数値改ざんを行なっていたわけです。今回の記事で僕ははじめ
てこの業者が「アルファ通信」という会社であることを知りましたが、それで検索
してみて、この事実を、昨年12月に日刊ゲンダイ紙が報道していることを知りま
した。同社の豊田社長のコメントも載っているので、末尾に貼り付けておきます。

この事実からすぐにも推察できることは、今回の「リアルタイム線量測定システム」
もまったく信用できないということです。どんなに優秀な機材でも、当たり前の
ことですが、数値設定を変えれば、いくらでも測定値をごまかすことができてしま
います。実際にこうしたことを行い、なんの反省もしてない文科省が、今回ばかり
は誠実に測定すると考えるほうがまったく不合理です。

こうした悪質な改ざんに対抗するには、市民の側がイニシアチブをとった測定を
行い続けることが重要です。各地で市民放射能測定所の設置が進んでいますが、
この動きをさらに加速させていきましょう。

それにしても、僕は小さい頃に、大人たちから「嘘つきは泥棒のはじまり」と教え
られたものでした。同じ言葉を聞いた方が多いと思います。それを文科省に当ては
めたらどうなるでしょうか。しかも文科省は、教育を司る省庁なのです。こうした
文科省の「うそ」に、この国の暗い状態が象徴されているように思えます。国の役
人が平気で「うそ」をつき続けるこうしたあり方を覆すこと。僕にはそれもまた
子どもたちの未来を守る大切な行いであると思えるのです。

**********

福島県内の空間放射線量、10分毎にHPで公開 文科省
朝日新聞 2012年2月21日18時11分
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY201202210442.html

文部科学省は21日、福島県内の学校や公園など約2700カ所で計測した放射線
量の公表を始めた。10分ごとの線量を文科省のウェブサイト
(http://radiomap.mext.go.jp/ja/)で見ることができる。

約26億円をかけた「リアルタイム線量測定システム」。幼稚園、保育園、小学校
では地上50センチ、中学・高校や公共施設などでは地上1メートルのガンマ線の
空間線量を測る。太陽電池で動き、内蔵の携帯電話端末でデータを自動的に文科省
のサーバーに送る。

ウェブサイトでは、地図に重なって線量計の位置が表示され、現在の線量やこれま
での線量の変化を確認できる。

このシステムをめぐっては、昨年7月に最初の600台分の競争入札をし、東京都
中野区の「アルファ通信」が落札。しかし、文科省は測定精度に問題があるなどと
して同社との契約を解除した。その後、NEC、富士電機の両社と契約し、当初予
定より約4カ月遅れて稼働にこぎつけた。

福島県のウェブサイト(http://wwwcms.pref.fukushima.jp/)からもアクセスできる。

**********

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」
日刊ゲンダイ 2011年12月9日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/134129

設置業者が怒りの告発

「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――。福島の小学校に放
射線測定器の設置を進めてきた業者が怒りの告発だ。この業者は、測定器設置の事
業を落札した「アルファ通信」(東京)。11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期
遅延」を理由に文科省から契約を解除されたのだが、豊田勝則社長(66)は「解
除された真相は全く違う」と反論するのだ。

文科省は現在、福島県内の学校、公園などの放射線量を測り、結果をホームページ
で公開する事業を進めている。測定器は2700台の設置を予定し、このうち600
台を落札したのが「アルファ通信」だった。豊田社長がこう言う。

「文科省は、契約を解除したのは『測定数値が4割低いなど誤差が大きい』『技術
仕様に沿っていない』と説明していますが、とんでもない。納品したのは米軍でも
使われている測定器です。性能に問題はありません。それに文科省も入札時の技術
審査で認めたからこそ、契約したはずです」

確かにその通りだ。「アルファ通信」は10月上旬、県など行政関係者が見守る中
で「福島第一小学校」への公開設置も行っている。測定器が「欠陥」なら、文科省
はもっと早く指摘できた。

「納期遅延」も原因は文科省にあるという。

「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。しかし、それは文科省がム
リな仕様変更を迫ったからです。測定器は測った放射線量の数値をそのまま表示す
るわけではなく、機器に内蔵されたソフトで計算して表示します。文科省はそのソ
フトに『補正』を求めてきた。米国製の測定器は、他の測定器と比べて数値が高く
表示される。これを嫌がったのでしょう。文科省は表示される数値を2割程度、低
くするように言ってきました。2割も補正するなんて、数値改ざんです。案の定、
測定器メーカーに相談すると、『世界仕様なのになぜ、日本基準にする必要がある
のか』と断られました。そうこうしている間に納品が遅れたのです」(豊田社長)

これが本当なら驚きだ。文科省に事実確認すると、こう答えた。

「第三者機関の放射線計測協会で検査したところ、誤差が大きかった。(ソフトに)
数値の補正を求めたかどうかはともかく、仕様書にのっとっていないと判断して解
除しました」(原子力安全課)

放射線測定器の性能をめぐるバトルで設置が大幅に遅れるのは確実。福島県民も
タマったもんじゃないだろう。
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明日に向けて(409)滋賀県大津市で明日18日にお話します!+岩倉講演のビデオ

2012年02月17日 21時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120217 21:30)

直前のお知らせになって恐縮ですが、明日18日、滋賀県大津市で東北への取材
の報告を行います。昨年5月、8月、今年1月に訪れた気仙沼のビデオ、昨年10月
と今年1月に訪れた福島市内の写真、同じく1月に訪れた宮城県の2つの放射能測
定室での映像・写真などを中心にお話します。お近くのみなさん、お越しください。

なお1月29日に、岩倉奉賛会集会所で行われた「楽しい日曜日」での講演を、
友人が丁寧に編集してネット上にアップしてくださいました。アドレスを末尾
に貼り付けます。この日は、僕がこれまでお話させていたあらゆる場の中でも
一番、子どもが多い集会場だったのはと思います。ぜひ、会場の雰囲気だけでも
ごらんください。主催者の素敵な集会づくりのセンスが伝わってくると思います。
みなさんにこの雰囲気をお伝えしたいと思っていたので、アップしてくれた友人
に大感謝です!

*****************

守田敏也さんお話し会
東北からのたより  
~今だから、知って欲しい被災地の現状 震災・津波・原発事故~
http://asunowa.shiga-saku.net/

東日本大震災、福島第1原発事故から11ヶ月。
私たちネットワークあすのわは、3.11をきっかけに、原発とは?放射能と
は?内部被曝とは?これからの暮らし方は?の勉強会を開いてきました。
今回は、フリーライターの守田敏也さんを講師にお招きし、東北での取材活動
の報告をしていただきます。また、今年1月に立ち上がった内部被爆問題研究
会についてもお話しいただく予定です。

2012年2月18日(土)
会場 旧大津公会堂 多目的室
受付 9時40分~  講演 10:00~12:00

参加費 : 800円  参加される方はご予約をお願いします。
*避難者の方、障がいをお持ちの方、中学生以下は無料です。
*定員40名になり次第、締め切りますのでご了承ください。
*託児はありませんが、お子様連れでご参加いただけます。

参加申し込み・お問い合わせ
℡ 077-586-0623 Fax 077-586-1403
 (暮らしを考える会内 藤本)
メール enagakun@zeus.eonet.ne.jp
主催 : ネットワークあすのわ 守田敏也さんお話し会プロジェクト

守田敏也さんからのメッセージ
1月16日に福島市を訪問し、高線量地帯の渡利地区を歩いてきました。
またその後に宮城県南部の二つの市民放射線測定室を訪れました。
そこで見てきたこと、出会った方たちのことをお伝えし、原発事故被災地の
人々とともに、どうやって未来を切り拓くのか、みなさんと考えたいと思っ
ています。どうかお越しください。

守田敏也さんプロフィール
1959年生まれ。京都市在住。同志社大学社会的共通資本研センター客員フェロー
などを経て、現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本
に関する研究を進めている 。ナラ枯れ問題に深く関わり京都大文字山での害虫
防除なども実施。原子力政策に関しても独自の研究と批判活動を続け、3.11以降
は、連日、ブログ「明日に向けて」を通じて原発情報を発信。各地で講演を行い
つつ、放射線被曝の恐ろしさを明らかにし、防護を訴えている。10月からは福島
における放射能除染回復プロジェクトにも参加。宮城県南部での市民放射線測定
室の立ちあげにも関わっている。

*****

楽しい日曜日 岩倉奉賛会集会所 20120129

ダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=XY0JfPv-mO4

1「最悪のシナリオ」
http://www.youtube.com/watch?v=w9HGSGii5Nc

2「福島の現状」
http://www.youtube.com/watch?v=OeMggkx4R0I

3「福島の放射能汚染の現実」
http://www.youtube.com/watch?v=-aLJMH1Nfso&feature=related

4「福島の放射能汚染1月」
http://www.youtube.com/watch?v=wA1mH1OTKuc

5「肥田舜太郎さん」
http://www.youtube.com/watch?v=Z7DpzTlLjtE

6「内部被曝について」
http://www.youtube.com/watch?v=o_9Pygutzd8

7「放射能の時代に生きる」
http://www.youtube.com/watch?v=nOogL7u2YAU&feature=related

8「質疑応答1」
http://www.youtube.com/watch?v=HoZltcn0etk&feature=related

9「質疑応答2」
http://www.youtube.com/watch?v=P5vZG8zQZZs&feature=related

10「質疑応答」3
http://www.youtube.com/watch?v=rl4H3gjEUfg&feature=related
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明日に向けて(408)『福島の子どもたちからの手紙(朝日新聞出版)』を読む

2012年02月15日 23時30分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120215 23:30)

京都には福島から避難してきている家族がたくさんいます。その中の一人の方か
ら『福島の子どもたちからの手紙』という本を紹介されました。「ぜひ読んで下
さい」とも。さっそく購入して読みましたが、涙なくしては読めませんでした。
手紙を書いている子どもたちが愛おしく、大人としての責任を感じて、いても
たってもいられない思いにかられました。

ひとりでも多くの方に、この本を読んでほしいと思います。そのために幾つかを
紹介させていただこうと思います。本の構成では、福島から避難した子どもたち
の手紙がはじめに載せられ、後半に福島にいまも住む子どもたちからの手紙が載
せられているのですが、ここでは、福島にいる子どもたちの手紙から紹介します。

なお原文は、ほぼすべて子どもたちの手書きです。それぞれに挿絵などもついて
います。小学生の子たちは、鉛筆で書いている子が多い。この本を手にとって、
その字を辿っていると、子どもたちがこれを書いている姿が浮かび上がってきま
す。ワープロの活字でそれがどこまで表現できるかわかりませんが、ともあれ、
これをきっかけに手にとっていただければと思います。なおここに載せるために
選ぶのに苦労しました。どれがいいとか選択できるものではないからです。すべ
ての文が愛おしいです・・・。

同書は、定価1300円+税 2012年2月29日の日付で第1刷が発行されています。
詳細は以下をご覧ください。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13466

*************

『福島の子どもたちからの手紙』

福島にとどまる子どもたち


そとであそんだり おさんぽをしたり プールであそべないのがかなしいです。
またそとであそびたいのでそれをどうにかしてください。プールはいつになった
らはいれますか そとでおもいきりあそびたいです。でもふくしまにはほうしゃ
のうがあるのでそとであそべないのでざんねんです。またそとであそべたらいい
なとおもいます。

福島市 小1 高野りりか


そうり大じんさまへ

はやくいわきからほうしゃせんをなくして、すみやすいとちにしてください。
あと、日本のげんぱつをなくしてください
小林愛佳より

いわき市 小3 小林愛佳


山の木
川の魚
海の魚
森のいき物
私の夢
かえしてください

福島市 小学校高学年 啓斗


ことしはほうしゃのうのえいきょうでプールに入れず、また、たくさんの友だち
が、ひなんしたり、てんこうしたりして仲の良かった友だちが、ほとんどいなく
なってしまいました。
げんぱつさえなければ、という思いでむねがいっぱいになりました。ぼくには
いもうとがいて、まだ1さいなので、いもうとのしょうらいが、しんぱいです。
6年生になったらもどってくる友だちや、もしかしたら帰ってこない友だち、
いろいろいるので、少しでも、早く友だちに、すてきなふるさと、ふくしまに
かえってきてほしいです!!

福島市 小5 宗像留椰


えらい人へ

わたしの町はいつになったらきれいになるんですか すんでいてもだいじょうぶ
なのですか がんにならないのですか
わたしのまわりの草はいつとってくれるんですか。
手あらいとうがいマスクだけでいいのですか
早くそとであそべるようにしてください。

福島市 小4 佐々木もえ



避難した子どもたち


「わたしは何さいまで生きられますか?」

なんで、わたしだけ、転校しないといけないんですか、毎日長そで、長ズボン、
マスク、ボウシでとても暑い日にもいっています。外でも遊べません。まども、
去年のようにはあけられません。
わたしのお母さんは、いつもニュースを見るかパソコンをしています。
わたしは、2学期から転校します。あと7日間しか、学校にいれません。とっても
いやでとってもかなしいです。
TVでは、福島市○○は安全ですといっているけど、じっさいに、こうえん会に
いくと、いろんな人があぶないと言っています。
他の権の人達も、福島の子供、わたしたちを福島県からにがそうと、いろいろな
プロジェクトを考えてくれています。
なぜ福島市は、ひなんにならないのですか。

福島市 小5 もえ


・外であそびたい
・ほうしゃのうは、いつなくなるの?
・びょうきになりたくない
・もっとふくしまにいたいけどもういれない

福島市 小3 西片風


かんりょうのみなさんへ

(1)私たち福島の子どもたちは原発事故いらいずーっと外遊びをしていません。
早くじょせんをしてください、
(2)原発事故でひなんする人は、学校の友達、家、などをうばわれました、
せきにんをとってください、

福島市 小5 小林茉莉子


菅そう理大じんへ

僕はしょう来サッカー日本だい表になりたいです。でも今の福島では、いっぱい
練習できません。いつになったらほうしゃのうはなくなりますか。僕は大人に
なれますか?早く外であそびたいです。家ぞくがはなれてくらすのもいやです。
友だちとはなれるのもいやです。どうか僕たちをたすけてください。
2011、7、7

福島市 小3 男の子


なんで?

私は福島県福島市に住んでいました。私は4年生の3学期からすいそうがく部に
入部して、フルートをたんとうすることになりました。お友達の○○ちゃんと
○○ちゃんはサックスをたんとうして、七月のコンクールにむけて練習していま
した。3月11日、すいそうがくにいこうとした時、教室が大きな音をたててはげ
しくゆれました。私はとてもこわくて、早くお母さんに会いたいなと思いました。
でも、お母さんはお仕事だったので、なかなかこなくて、とても不安でした。
それから家にかえると電気がきれていたり、水が使えなくなったり、最後に
原子力発電がばくはつしました。
お母さんはインターネットでいろいろ調べて、放射能がとてもきけんだと言って、
ここにいてはいけないといいました。でも、私はすいそうがく部でフルートを
がんばっていたので、「転校したくない!」と言いました。でも毎日外に出る
ときは、ぼうし・めがね・マスク・手ぶくろをしなければならず、外しゅつを
なかなかできないし、学校では、校庭で遊んではいけないと言われ、私もここに
いてはいけないと思うようになりました。でもお友達とわかれたり、すいそうがく
部ができなくなるのはつらくて なみだがこぼれました。お友達はまだ、福島に
います。いろいろなじじょうがあってひなんすることができません。だから
お友達がしんぱいです。こんなことになってしまった、原発が大きらいです。
早く原発をなくして福島をきれいにしてみんながもどれるようにしてください。
お願いします。

福島市 小5 裕美











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明日に向けて(407)福島第一原発2号機不安定化の意味するもの(安全神話からの脱却を)

2012年02月14日 21時00分00秒 | 明日に向けて(401)~(500)
守田です。(20120214 21:00)

ここのところ福島第一原発2号機の温度上昇問題が続きました。2月当初から2号機
原子炉の「支持スカート上部温度計」3つのうちの1つが温度上昇を開始。数日前
に冷温停止の条件とされている摂氏80度を超えましたが、この段階ぐらいから、東
電が、温度計の故障の可能性を示唆。最終的に検査等を経て、最大値342.2度
となったことなどにより「故障」が断定されました。原子炉自身は、他の温度計が
30度台を示していることから、異常がないと判断されています。

実際のところはどうなのか。東電の発表以外の資料がないこちらがわから推測する
のは困難ですが、実際に温度計の故障とも考えられるし、冷却のための水流が変
わるなどによって、一時的に核燃料が温度計に密着する形になり、そこだけが突出
して温度が上がったとも考えられます。あるいはそのほかの「想定外」のことが起
こり、原子炉が不安定な状態を強めている可能性も否定しきれません。なにせ、そ
もそも燃料がどれだけ原子炉の中に残っているのかも把握されていないのです。

そのため、最終的に温度計の故障という結論にいたった東電自身もまた、実際には
それまで原子炉の温度上昇を考慮して注水量を増やしていたし、さらに臨界を恐れ
て、ホウ酸を大量投入していました。臨界については、形状的に起こる可能性がな
いことが「外」では言われていますが、現場では燃料の状態自身が把握できず、何
が起こっているか把握できていないからこそ、ホウ酸の投入を行なっているわけで
す。臨界の可能性を現場では消しきれないでいるのが実情です。


こうした事態を受けて、さすがにマスコミの多くも、原子炉の「冷温停止状態」を
把握する計器が信用がおけないのだから、冷温停止とは言えないのではないかとい
う指摘を行い出しています。中でもこの間、他社に比して優れた分析を行なってき
た東京新聞は、「今回の問題は、政府や東電が「冷温停止状態」の根拠としてきた
計器自体に大きな疑問が残ることをあらためて突きつけた。温度測定は、溶け落ち
た核燃料取り出しまで続けなければならず、別の計測方法を検討するなど対策を迫
られている」と指摘しています。(2012年2月14日 朝刊)

これはもっともな指摘ですが、これではまだまだ重要な点が抜け落ちていると思い
ます。まず第一に、温度計等計器の信用性が失われている状態では、原子炉が重大
な事態に陥った場合に、再びその把握と公表が遅れる可能性があるということです。
実態をきちんと把握できないこともさることながら、実際に原子炉の温度が上昇し
だしたときに、再び「計器の故障」が疑われ、現に進行する事態を把握できない可
能性があるということです。その意味で、温度上昇を懸念したけれども、実際は温
度計の故障だったという「経験」は、悪い印象を現場に与えたと思われます。

さらにそうした危険を見逃しやすい環境が、そもそも「冷温停止宣言」で作られて
いること。冷温停止の根拠が疑われるどころか、冷温停止などしてないものをした
と言い切り、強引に「安全」を演出している現在の体制そのものが、事故の予兆を
的確につかむ可能性を大幅に狭め、新たな人為的危機を生み出しているのだという
事実こそが指摘され、批判され、変革されていく必要があります。その意味で、実
は原発事故前に支配していた「安全神話」が、今また形を変えて登場していること
こそが、捉え返されねばならないのです。


つまり今回明らかになったように、2号機については、温度の計測もしっかりできて
いない。炉内の状態が確実につかめてなどいないのです。さらに繰り返し指摘され
ているように1500本もの燃料棒を入れたプールが上部にある4号機は、爆発や度重な
る地震によって建物が劣化しており、何をきっかけに倒壊してしまうか分からない
状態です。大きな地震や津波があれば、それぞれの原子炉に応急処置の積み重ねで
つけられている冷却装置も失われてしまうのです。その意味で昨年3月11日以前より、
はるかに危険な状態の前に私たちは立っているわけです。

だとしたら何が必要なのか。避難訓練です。しかも広域の避難訓練が必要です。昨
年3月に政府は、最悪の事態を想定し、半径170キロ圏の強制移住、希望者を含めれ
ば250キロ圏内の避難が必要だと判断したわけですが、それなら再び同じ想定をし
た訓練をこそ行うべきです。いや170キロから250キロでは足りないかもしれない。
もっと広い地帯で、リアルに事故を想定した訓練を行う必要があります。実際に地
震はいつくるのか、わからないのだからです。しかも昨年3月よりも大きな余震の可
能性が指摘すらされています。普通に運転していた原発が、あのような状態になっ
てしまったのですから、今の福島第一原発を巨大地震が襲ったら、どのような危険
が待ち受けているのか、誰もが想像つくはずです。にもかかわらずその想定が避け
られている。

それだけではありません。同じような想定を、若狭湾の原発銀座に対しても行う必要
があるし、それぞれの原発サイトの周辺で、起こりうる事故をリアルに想定した避難
訓練を行うことが必要です。ヨウ素剤の配り方、タイミングも、昨年3月の実例に即し
て、検討・訓練する必要があります。昨年3月には何がまずかったのか、どのような
失敗があったのか、貴重な教訓として全国で共有しあい、同じ轍を踏まないための知
恵を積み重ねる必要があります。

ところがその努力がまったく何もなされていない。だからこのままでいけば、私たち
は昨年3月から起こったことをもう一度、繰り返すことになってしまいます。大地震
が起こり、最悪の事態が起こる。いや最悪とは言えないまでも、昨年3月のように深
刻な事態になる。ところが再びSPEEDYの情報が隠され、放射能漏れも伝わらず、あた
ら多くの人が被曝してしまう。多くの学校や病院で、子どもたちや患者さんたちが、
放射能の降る中、整列してマスクもしないで「退避」させられるなど、あの嘆かわし
い事態がまたも起こってしまいかねません。

なにせそうならないための想定をまったくしてないのですから、大地震が起これば
必然的にそうしたことが起こりうるのです。にもかかわらず、政府はリアルに危機
を想定した対処をすれば、今まさに目の前にある危険性に国民・住民の大半が最後
的に気づき、政府が窮地に立ってしまうことを知るがゆえに、それを避けているの
です。現に起こる可能性のある最悪の事態を、再び覆い隠しているのです。それが
「冷温停止宣言」の実体ですが、この肝心なことをマスコミは指摘できていません。
しかしそれこそが、福島第一原発事故の被害をまさに人災として拡大した要因でし
た。それが何ら捉え返されていないのが恐ろしいのです。

これほどの危機を前にしながら、避難訓練すらされないこの状態が異常であることに
私たちは覚醒し、各自治体に、大地震が起こり、福島第一原発が深刻な状態になった
ことを想定した避難訓練を行うことを要求していきましょう。また市民レベルでそう
した訓練を行なっていきましょう。事故を想定し、何が起こるかを予測し、その場合
に、どこに逃げるのか、家族とどこで落ち合うかなどを想定しておくことが有効です。
図上訓練だけでも行なっていたほうがはるかに安全性が高まります。それらによって、
「冷温停止宣言」の背後にある「安全神話」、いや「安全」という名の虚言を覆し
ていきましょう。これが2号機の温度をめぐる「騒動」から、私たちがつかむべき
結論だと思います。





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明日に向けて(406)連載400回を超えて・・・カンパのお願い

2012年02月12日 14時00分00秒 | 連載の節目に・・・カンパのお願い
守田です。(20120212 14:00)

京都市長選をになっていたこの1月に、「明日に向けて」は連載400回を超えました。
それ以前の「地震情報」48回を入れると、450回越えになります。いまだ収まらない
原発事故の中を生き抜く上で、何かのヒントになることをご提供できたとすればこ
れに増す喜びはありません。

連載300回を越えたときにカンパのお願いを出しました。10月25日のことです。そ
れから連載400回まで、3ヶ月近くが過ぎましたが、実にたくさんの方々にカンパを
いただき、活動を継続することができました。ご支援をいただいたみなさまに心か
らの感謝を述べたいと思います。

みなさんに支えていただいたおかげで、この数ヶ月、それ以前にも増して活動を広
げることができました。とくに1月は、選挙があったこともあり、連続で講演会、
演説会にのぞむとともに、関東・東北を訪問する旅、東京での内部被曝問題研究会
立ち上げへの参加などを実現することができました。

一方、このスケジュールの中で、出版計画を一つずつ進め、矢ヶ克馬さんのお話
の聴き取りを中心に、内部被曝問題をできるだけわかりやすく解説した本を完成間
近にまでこぎつけることができています。岩波ブックレットNo832、『内部被曝』
のタイトルで、3月6日発行の予定です。矢ヶさんのお力に頼りきったものですが、
なかなかいいものをつくれてきていると自負しています。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/

お送りいただいたカンパは、そのほとんどを活動につぎこみました。どのような活
動で使わせていただいたのかを明らかにするために、少し遡って、10月の初めから
現在までの活動記録を作ってあります。取材先も大きく拡大しました。そのため、
・・・これを述べるのは心苦しい限りですが・・・家計の状態は、相変わらずです。

ある意味で、これは原発事故が何かの節目を迎えるまで続くことなのだと腹を括っ
てもいます。次から次へと関わらねばならないこと、関わりたいことが増えるから
です。その度に取材費・活動費がかかりますが、何とかさまざまな形で資金を工面
しながら、行動を続けたいと思っています。

恐縮ながら、みなさまに再度、そのためのご協力を訴えさせてください。東日本大
震災以降の、誰もが苦しい状態の中でとても気がひけるのですが、どうかカンパに
ご協力下さい。お寄せいただいたカンパは、必ずや有効に使わせていただきます。
よろしくお願いいたします。振込先を以下に記しておきます。

振込先 郵貯ぎんこう なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は
店名 四四八(ヨンヨンハチ) 店番448 預金種目 普通預金
口座番号 2266615

*************

2011年10月から2012年2月12日までのあゆみ

【10月】

10月1日 全港湾阪神支部組合大会にて講演

10月4日 フォトジャーナリスト豊田直巳講演会を主催・豊田さんの前にプレ講演

10月5日 旧日本軍性奴隷性問題・水曜街頭行動に参加

10月8日 山科・醍醐でのカシナガ防除活動に参加
     ベジタリアンフェスティバルで講演
     アフガン戦争10年、三条大橋犠牲者追悼ビジルを主催・参加

10月9日 同志社大学松蔭寮防災訓練にて、原発事故避難の講演
     ベジタリアンフェスティバルで講演。放射能問題相談会開催

10月10日 中村和雄さんを招いての勝手連学習会を主催

10月11日 ママさんたちのお招きで京都府亀岡市で講演

10月15日 エントロピー学会関西に参加

10月19日~22日 福島で「放射能除染・回復プロジェクト」に参加

10月25日 同志社大学社会福祉学会「ピース・プロジェクト」主催シンポジウムで講演

10月29日 マライヤ・ジョヤさん(アフガニスタン)招請集会を主催・参加

10月30日「NPO法人花の駅 らいぶ&とーくのひろば」で講演

講演9回


【11月】

11月2日 旧日本軍性奴隷性問題・水曜街頭行動に参加

11月3日 京都OHANAプロジェクト報告会で講演

11月5日 カトリック正義と平和協議会京都のお招きで三条カトリック教会で講演

11月6日 KARAIMO BOOKSの第5回カライモ学校で講演

11月9日 「イラクと気仙沼」報告会に参加

11月10日 中村和雄さんを囲む学習会で、原発問題で講演

11月12日 原発問題を考える市民講座実行委員会・未来をつむぐ母の会のお招きで
     京都府京田辺市で講演

11月17,18日 旧日本軍性奴隷問題被害者の台湾のおばあさんたちと共に国会行動
     18日証言集会に参加(東京)

11月19日 いまこそ原発を問う連続講座実行委員会主催の矢ヶ克馬さん講演会に
     コーディネータとして参加

11月22日 龍谷大学授業にて講演

・・・このころ、「保育園給食を考える会・京都」に参加

11月24日 朱実保育園にて講演

講演8回


【12月】

12月2日 一乗寺保育園にて講演

12月7日 旧日本軍性奴隷性問題・水曜街頭行動に参加

12月8日 花園大学人権週間にて講演

12月11日 堺町画廊で、ニジェールに関する講演会に参加
     自然食レストラン・ヴィレッジにて、歌姫マーリンと歌と講演でセッション

12月15日 新日本婦人の会主催のママのタウンミーティングに参加。ミニ講演(15分)

12月16日 佛教大学9条の会・「チェルノブイリハート」上映会で講演

12月18日 森崎和江さん講演会に参加(京都法然院)

12月20日 たかつかさ保育園にて講演

12月24日 大文字山から福島を思うチャリティーウォークで山をガイド

講演6回


【1月】

1月4日 旧日本軍性奴隷性問題・水曜街頭行動に参加

1月6日 フライングダッチマン・中村和雄対談をコーディネート

1月7日 北区新日本婦人の会で講演

1月8日 「中村和雄さんを市長にしよう!勝手連」集会で講演

1月13日 いただきますカフェで講演(京都北白川)
     森沢典子さんのお招きで千葉県浦安市で講演

1月14日 明日の子どもを守る会・笠間のお招きで茨木県笠間市で講演

1月15日 脱原発国際会議・内部被曝問題研究会の発表に参加

1月16日 福島市内調査・福島市で講演

1月17日 仙台の二つの市民放射線測定室を訪問

1月18日 気仙沼港訪問・調査
     京都市政刷新の会の1万人集会に参加しアピール

1月21日 京都市弁護士会のお招きで、弁護士会館にて講演

1月22日 いただきますカフェで講演2回目(京都北白川)

1月23日 美容室ママネで講演
     風の子保育園にて講演

1月24日 中村和雄個人演説会で応援演説
     ルビノ堀川・嵐山小学校・桂小学校

1月25日 同 アバンシェル京都(左京区)

1月26日 東京にて内部被曝問題研究会の準備会議に参加

1月27日 東京にて内部被曝問題研究会結成記者会見に参加

1月28日 ノートルダム修道女のお招きにより京都ノートルダム女子大学にて講演

1月29日 楽しい日曜日に参加。岩倉奉賛会集会所にて講演

1月30日 矢ヶ克馬・守田敏也対談集会でお話。

1月31日 中村和雄個人演説会で応援演説
     室町小学校・中京小学校

講演13回
応援演説6回

10月から1月で講演36回


【2月】

2月1日  同 淀会館・小栗栖小学校

2月2日  同 衣笠小学校

2月3日  関東 ほっこり通信編集部のお招きで「関東・東北の旅報告会」で講演

2月4日  堺町画廊冬カフェで講演

2月11日 新日本婦人の会大山崎支部のお招きで京都府大山崎町で講演

 






     
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