明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2123)原発安全論を斬る!-京都市民放射能測定所主催の講演会でお話しました。動画を掲載します

2021年11月30日 16時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211130 16:30)

安全論をどう斬ったのか・・・お聴き下さい。

11月28日、京都市民放射能測定所主催の講演会でお話しました。zoom参加を含め30名の方が聞いてくださいました。
測定所の方が録画していただいた動画を、もりもりチャンネルより配信します。ぜひご覧下さい。講演と質疑応答、測定所からの報告などで成り立っています。


実は安全論はサクッと斬れてしまう・・・

動画の冒頭をご覧下さい。僕がここで示したのは日本の原発の驚くべき耐震性の低さです。
2014年に大飯原発を止めてくださった元福井地裁判事・樋口英明さんがご講演の折に配布するペーパーをお借りしました。
一例をあげると地震は2000年代以降、揺れの加速度であるガル数が正確に測れるようになったのですが、最大の揺れは2008年岩手宮城内陸地震の4022ガルです。

これを踏まえて三井ホームは5115ガルに耐えられる家を設計しました。しかも実験装置の上に乗せて実際に60回揺らしています。ご覧下さい。


実は講演では間違えて「三沢ホーム」と語ってしまいました。訂正のテロップを入れ、この実験のことを紹介してあります。

これに対し、大飯原発は樋口さんが判決を書いた時点で、なんと700ガルの耐震性しか持っていなかったのです。建設当時はもっと低くて405ガルしかなかった。 
実際には4000ガルを越える地震が計測されていますから、一桁も耐震性が足りない。ハウスメーカーと比べてもやはり一桁少ない。
その後、補強等々で増やしたと言っていますが、それでも現状で856ガル。それでいまも稼働しているのだからとにかくめちゃくちゃに危ないのです。


電力会社の現場でモラル崩壊が起きている

こんな現状をごまかして運転を強行している電力会社の現場で、モラル崩壊が起こり、「不祥事」が頻発しています。
今回はその構造を柏崎刈羽原発の例を使って、詳しく説明しました。
というのは同原発6号機の原子炉建屋付近で、地下の岩盤に打ち込んだくいに損傷があることがこの11月に明らかになったのですが、その発表の仕方をがひどいのです。


まず数カ月前から分かっていたことなのに、総選挙の直後を狙って発表しています。記事を目立たないようにするためです。東電の常とう手段です。
また車両が不正な通行証で入ってしまったことを抱き合わせで発表し、そちらの方にマスコミの眼がいくように誘導している。
それらで規制委員会が原発が受けていたダメージを把握できないままに再稼働を許可してしまったことや、他にもまだ損傷がある可能性があり、調査が必要なことを隠してしまっている。

しかしそんな隠ぺい行為では、マスコミは騙せても、現場の人たちは騙せないのです。
にもかかわらずそんなことが横行しているからこそ、現場の士気は下がり、モラルも低下し、「不祥事」が頻発しています。
いやそもそも現場は、いま行われている対策で過酷事故など防げないこと、少し強い地震が来たら破局になりかねないことも分かっているのです。だからモラルが崩壊しているのですが、そんな状態で原発が動いているから本当に危ない。



福島イノベーションコースト構想と放射線災害復興学

このように原発はたったいまも深刻な事故にいたって不思議がない状態にあるのですが、それでも推進派の人々が稼働を続けているのは、自分たちが儲かれば多くの人が傷ついてもいいと思っているからです。
そもそも核兵器も、核発電もこの発想がないとできないのです。なぜって常に大変な数の人々を被曝させるし、核爆弾と核発電の恩恵など何も受けない未来世代にすら、膨大な危険性と負担を押し付けるのだからです。
そしていまこの考え方に立つ人々が、次の核事故をも想定して、人々により被曝を強制させる動きを始めています。

その一つが福島イノベーションコースト構想です。福島の浜通りを原子力産業の集積地にしてしまおうとの計画ですが、これにアメリカ・ワシントン州のハンフォードの街づくりに関わった人々が入ってきている。
ハンフォードは第二次世界大戦中に原子炉が置かれた地です。目的はプルトニウムを作ることで、それが長崎原爆に詰められ、大量殺人に使われました。その後も全米の核弾頭の中にあるプルトニウムの三分の二を製造しています。
一方でものすごい核汚染も出し続け、被曝被害もたくさん出していますが、福利厚生に大金をかけることで人々を騙し、黙らせている。これを批判した研究者から「プルートピア」と呼ばれる町ですが、それと同じことを福島でやろうとしている。

これにタイアップして動いているのが、高村昇氏などが始めている「放射線災害復興学」という「学問」です。次の核災害を想定し、人々が逃げ出すことなく、汚染の中で暮らしていくように誘導しようというもの。
「放射能ストレス下の健全な子育環境の支援」などという項目がある。実際にはそんなところに「健全な子育て環境」などなく、とっとと避難することだけが求められるにも関わらずです。
この高村昇氏は山下俊一氏の右腕とも言われる御仁で、伊達市で被曝線量を大幅に過小評価する論文を書いて批判を受け、撤回を余儀なくされた早野龍五氏と組んで「放射線のホント」という大ウソ本も出しています。



 被曝強制とみんなでおおらかに立ち向かおう

この被曝強制の流れといかに抗していくのか・・・。実はすでに大きな流れが起こっています。その一つは黒い雨裁判の画期的な勝利です。とくに控訴審では、あらゆる放射能被害に通じる判決が出されました。
あたかもこれと連動するように、8月9日にはNHKが「原爆初動調査 隠された真実」という番組を放映し、戦後に広島・長崎に入ったアメリカ軍が黒い雨など被曝影響をかなりもみ消し、過小評価していたことを報じました。
このことで広島・長崎にもっとたくさんの被害者がいること、これまでの被曝評価がかなり甘かったことが明るみに出ました。ぜひこの流れを後押し、救済の枠を大きく広げたいものです。

さらに被曝の遺伝的影響にも力強く光をあて、明らかにし、被爆者のみならず被爆二世、三世への賠償としての補償、医療費などの保障を引き出し、二度と核被害が起こらない保証を為政者たちに強いていくことが問われています。


同じく福島原発事故での新ヒバクシャの健康被害についても明らかにしなくてはいけない。ICRPなどが唱えてきた放射線防護の常識(過少評価されたもの)であってすら、あれだけの放射能の漏えいで健康被害がないことなどあり得ないのです。
これらと連動しつつ、国際的な眼を日本にあてるために、国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現し、原発事故避難に対して政府にもっと大きく責任を取らせていく必要があります。

もちろんこれらと連動しつつ、原発を止めていくこと、使用済み燃料を一刻も早くより安全な状態に移させていくことが大事です。このため地震対する原発のあまりのぜい弱性を分かりやすく説いた樋口理論を広めたいです。
他方でまだ原発を止めるのみならず、核燃料の安全が確保されるまで、原子力防災を行っていくことが大事です。その基軸は「とっとと逃げる」ことですが、そのための手立ての一つとして安定ヨウ素剤の配布もを進めましょう。
そしてこれらを進めるために、心のこもったつながりを広げましょう。核と原発は現代の暴力の象徴。これをなくすためには暴力を越えていくことが大事。そのために優しさを、愛を軸としたつながりを広げたい。みんなでおおらかに歩みましょう。

以上、講演内容のポイントをまとめました!核なき未来へともに歩んでいきましょう!

#原発安全論を斬る #京都市民放射能測定所 #原発は地震に弱い #原発はハウスメーカーの家より弱い #電力会社は不祥事ばかり #福島イノベーションコースト構想 #放射線災害復興学 #プルートピア #優しさと愛を #おおらかに立ち向かおう

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明日に向けて(2122)あまりに危険な原発をとめ、放射線被曝から命を守るため、今週末二つの講演を行います(27日大阪、28日京都)

2021年11月25日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211125 23:30)

今週末、二つの原発を問う企画にご参加を!

総選挙を越えて、再度、原発と放射線被曝の問題に焦点を当てた運動を盛り上げましょう。
そのために今週末、二つの場で講演します。28日の企画はzoom視聴も可能です。ぜひご参加ください。

11月27日(土)「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」 午後1時40分より 大阪市エルおおさか南ホールにて
11月28日(日)「京都市民放射能測定所 秋の講演会 守田敏也さんが原発安全論を斬る」 午後2時から7時 京都市ウイングス京都セミナー室Bにて

それぞれの集会の記事も記しておきます。

明日に向けて(2114)原発を止めよう!原発から命を守るムーブメントを広げよう!ー11月27日(土)関西集会へ
https://onl.tw/pJNDpAh

明日に向けて(2116)原発安全論を斬るー再び原発事故を起こさせないために!(11月28日日曜日京都市でお話します)
https://onl.tw/YuTcYtj

なお28日の企画はzoomでも参加できます。以下から申し込めます。
https://www.kokuchpro.com/event/211128Sokutei/

ただし登録などが必要になり分かりにくいかも。その場合は京都市民放射能測定所の佐藤さんにご一報ください。
satokazu@wave.plala.or.jp 070-5664-2713


おおさかでは原子力防災に焦点を当ててお話します

27日の集会では「原発災害からの命の守り方」のタイトルでお話します。
いつものようにまずは自然災害対策から話を始めます。とくにこの間、頻発している川の氾濫などによる洪水対策と地震対策をお話します。
ここから入るのは原子力災害を含むあらゆる災害に共通のことがらがあるから。

この点を話した上で、丹波篠山市での経験を踏まえつつ、「とっとと逃げる」ことを要点とする原子力災害対策についてお話します。
この中で安定ヨウ素剤事前配布のことなども話しますが、あくまでも対策のキモはとっとと逃げること。安定ヨウ素剤はその時に飲むものであることを伝えたいと思います。
この日は関西各地から原発の危険性と向かい合っているみなさんが集まってくるので、それぞれの地域の経験も交流しつつ、命を守る良い企画を実現したいです。


京都では原発の危険性を放射線防護の課題についてお話します

京都では以下の三つのことをお話します。
1、 原発職員のモラルが極度に悪化中・・・理由は対策を施しても事故を防げないことを知っているから
2、福島の今・・・「福島イノベーションコースト構想」や「放射線災害復興学」による被曝の強制について
3、放射線被曝の危険性をいかに明らかにし、広げていくのか

最初の単元では、この間、各地の原発サイトで問題が噴出し続けていることについて論じます。
どうして次から次への問題が出てくるのか。僕は電力会社こそが、原発が深刻な事故に見舞われたらどうしようもなくなることを熟知しているからだと思いますが、その点をリアルに話します。

二つ目にさらに今、原発事故を避けるのではなく、事故で放射性物質にひどく汚染される中で、新たな産業を起こし、人々に被曝を受け入れさせる動きが強まっていることをお伝えします。
それが「福島イノベーションコースト構想」であり「放射線災害復興学」です。

そして三つ目に、この被曝強制の流れにいかに抗っていくのかを論じますが、すでに大きな前進が記されていることを伝えたいです。
黒い雨裁判の画期的な勝利や、原発の運転を止める判決がたびたび出ていること、避難者裁判が各地で東電だけでなく国の責任を認めさせるにいたっていることなどです。
この流れを促進する位置に、京都から行っている「被爆二世三世健康調査アンケート」があることを伝えます。

以上、ぜひ二つの企画にご参加を!!

#原発過酷事故 #福島原発事故 #原発核燃サイクルからの撤退を #脱原発政策実行全国ネットワーク #京都市民放射能測定所 #原子力災害対策 #とっとと逃げる #福島イノベーションコースト構想 #放射線災害復興学 #被爆二世三世健康調査アンケート

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明日に向けて(2121)第五福竜丸展示館に行って、あなたのお母さん、おばあさんに会って下さい!(もりもり対談3回目)

2021年11月24日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211124 23:30)

なぜ日本人は広島・長崎原爆を体験し、被爆者運動、反核運動も盛んなのに、原発を54基も受け入れてしまったか

森川さんと守田のもりもり対談3回目をお届けします。
今回は「なぜ日本人は広島・長崎原爆を体験し、被爆者運動、反核運動も盛んなのに、原発を54基も受け入れてしまったのだろうか」というタイトルで話し合いました。
まずは動画をご覧ください。


前半で森川さんが歴史的経緯を解き明かし、後半で守田が反核運動が盛んだったのに何が足りなかったのかを考察しました。


Atoms for Peace と 原水爆反対運動

森川さんが話されたのは、原発が受け入れられていった歴史的経緯です。
というのは第二次世界大戦後、アメリカは核実験を繰り返し、1952年に水爆開発にも成功しましたが、旧ソ連もまた核開発を急ぎ1949年に原爆開発に成功、両国は深刻な核戦争の危機へと進んでいきました。
これに対し1953年末にアメリカは、アイゼンハワー大統領が「Atoms for Peace」演説を行い、原子力の平和利用を始めることを表明しました。核=原子力を殺人兵器としてではなく「平和のために利用する」というキャンペーンを始めたのでした。

これが大きく促進される契機となったのが、1954年3月のビキニ環礁核実験と原水爆反対運動の高揚でした。この水爆実験ではアメリカは、当初の見積もり以上の放射性物質を放出させ、もの凄い規模の汚染をもたらしてしまいました。
周辺の島々の人々がもの深刻な被曝をし、近海にいた第五福竜丸を始め、多くの漁船などが被爆しましたが、このことが焼津になんとか戻ってきた第五福竜丸乗組員によって伝えられて日本中に知れ渡り、水爆反対の大きな運動が起きました。
起ちあがったのは各地の女性たちでした。どの政党、どの「進歩的」組織に率いられたものでもありませんでした。思い思いの署名が立ちあがり、一年間で成人人口の半分以上がサインするほど発展。世界にも大きな影響を与えました。

アメリカは大変なプレッシャーにさらされました。原水爆反対へと発展し、世界に広がっていったこの運動をおさえられず、やがて1963年に旧ソ連、イギリスと大気中核実験を禁止する条約に調印するにいたります。
しかし一方で「原子力の平和利用」キャンペーンを強め、「原爆と原発は違う」と強調。とくに日本で「原子力平和利用博覧会」などを何度も開いて原子力発電を広げ、核兵器製造も含んだ核産業体系の延命の道を切り開きました。
原水爆反対の大規模な運動を起こした日本民衆も、世界の民衆も、本当は原爆と原発が密接に関連した一つの体系であることを見抜けず、「平和利用」の名のもとに騙されてしまったのでした。



命を守る力を強化しよう!

動画の後半では僕が、当時の民衆に何が足りなかったのかを分析しました。再度、かつての原水爆反対運動の捉え返しに戻りましたが、その際僕は、東京の「第五福竜丸展示館」への森川さんとの訪問の思い出から話し始めました。
僕はあそこに行った時に、久しぶりに亡き母の声を聴いたような気がしたのです。「雨にあたってはダメ」と僕を軒下に入れようとした母の声をです。
母は1952年6月に僕の兄を生み、1959年8月に僕を生みました。その間に母は僕の兄か姉を中絶しています。妊娠時にもともと病弱だった母の体調があまりにきびしくなり、妊娠継続をあきらめたと聞いています。

そんな時にビキニ環礁の核実験は起こりました。核実験はその後も継続され、魚が汚染されたために食卓から消え、放射性物質の混じった雨が何度も日本に降り注ぎました。
若い母はその中で必死に小さき兄を守り、僕を生み、幼い子どもらを被曝させないために必死だったと思うのですが、これは当時、多くの女性たちが辿った道の一つでした。
多くの女性たちがそんな風に子どもたちを守ってくれ、新たな命も生み出してくれた。僕の世代の方は、誰もがお母さんに「雨にあたってはいけない」と言われているはずです。

その女性たちの願いが大きな力となって、大気中核実験が止まったわけですが、その力は政治の世界に浸透しきれなかった。あまりに社会が男性優位だったからです。だからこそ、民衆が騙されて原発を受け入れてしまったのではなかったか?
そもそも男性の方が「エネルギー問題」に弱い。本当は原爆も原発も、エネルギー問題ではなく、命の問題なのに、パワーの問題にすり替えられて騙されてしまった。このことを問題にするのは、今、まさに同じことが問われているからです。
福島原発事故に際しても、命を守るために多くの女性たちが子どもを抱えて危険地帯から飛び出した。その力が原発を止めてきた。命を守る力を政治的な力にまで発展させてきた。いま最も強くしなければならないのはこのパワーです。

原発問題を「エネルギー問題」にくくろうとする騙しのテクニックを突き破り、命を守る運動を拡げましょう。
そのために僕はいま、多くのみなさんに第五福竜丸に触れていただき、みなさんのお母さん、おばあさん、そして当時の女性たちに出会っていただきたいと思うのです。動画をご覧になり一緒に考えていただけたら幸いです。


#もりもり対談 #なぜ日本人は原発を受け入れたのか #原子力の平和利用 #原水爆反対運動 #ビキニ環礁核実験 #第五福竜丸 #第五福竜丸展示館 #原発はエネルギー問題ではない

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明日に向けて(2120)柏崎刈羽原発6号機地下でくいが損傷、2007年から?東電と規制委員会が重大なことを隠している・・・。

2021年11月22日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211122 23:30)

くい損傷が2007年(14年前)中越沖地震によるもの?

またしても原発で深刻な事態が明らかになりました。柏崎刈羽原発6号機原子炉建屋につながる「大物搬入建屋」を地中で支えるくいが損傷していたのです。

 



この建物は原子炉で使う核燃料の出し入れなどに使う設備で、東電によれば太さ1.8m、長さ12メートルの鉄筋コンクリート製のくいを岩盤に8本打ち込んで基礎部を支えています。
くいの中には直径3センチの太い鉄筋が18本、円形状に入っており、周囲をコンクリートで固めていますが、このうち7本が折れ、11本が変形していました。


この件は11月2日に東電から規制委員会に伝えられ、4日に柏崎刈羽原発所長の定例会見で初めて報告、その後、規制委員会より10日の定例会合で発表されました。規制委は2007年の中越沖地震によるものとの可能性を示しました。
新潟日報は県の技術委員会委員の談話を交えてこう伝えています。

「県技術委員会委員の田村良一新潟工科大教授(耐震工学)は、くいの損傷という事実に驚いた。
『地震でくいが損傷した事例は、1964年の新潟地震や1995年の兵庫県南部地震でもあったが、滅多にあることではない』と指摘。『一般の建物より安全に造ると思っていた原発で損傷したのがびっくりだ』と話す。」
「元県技術委委員の鈴木元衛さんも『くいが損傷すれば揺れが不均衡になる。隣接の原子炉建屋の揺れ方にも影響しかねず、簡単な話ではない』と強調する。」
「6、7号機には他にもくいを持つ構造の施設がある。中越沖地震では、くいを持つ変圧器で揺れの影響による火災が起きた。耐震重要度の低い施設を甘く見たことが遠因だった。」


新潟日報 2021年11月11日より


このくいだけでなく他にも損傷が見逃されている可能性が

今回、くい損傷が発見されたのは、それまで耐震性を問われていなかったこの建物が、新規制基準で耐震性を求められ、そのための補強工事のための周辺の掘削が行われたからでした。
しかしそうなるといろいろと問題が出てきます。一つにこの損傷が14年間も把握されていなかったのに、原子力規制員会が2017年に柏崎刈羽6号機、7号機に再稼働を認めたこと。
要するに規制委員会は、地震の深刻な影響を見逃していたのです。恐ろしい事態です。


柏崎刈羽原発に原子力規制委員会が再稼働の許可を与えたことを報じるANN

しかもこの損傷は、周辺を掘ってみないと分からないものでした。6,7号機そのものは「固い岩盤の上に直接建屋を建てている」とのことでくいを持っていませんが、周辺には他にもくいが使用されている建物があります。
それらの建物でも、地震による損傷が見逃されている可能性があります。だとすれば、他のくいを打ち込んだ建物も、すべて周辺を掘削してみるべきです。
にもかかわらず今回、規制委員会は理由を明確にしないまま「その必要性はない」と断じました。これはおかしい。損傷の可能性が見えながら調査をしないと言うのです。

ここには規制委員会の自己防衛が働いている可能性が強く疑われます。調査を進めてさらに損傷が見つかった場合、そんなボロボロの原発になぜ再稼働の許可を与えたのかという批判が当然にも起こってくるからです。
規制委員会が本当に安全のことを考えているのならば、自らの見逃しの検証を含めて、さらに地中のくいの点検に向かうはずですが、それをせずにこのまま、この件に関する幕引きを図ろうとしているのではないでしょうか。
しかしそういう姿勢が、電力会社が少しも「規制」を守ろうとせず、「不祥事」が何度も起こる状態を生み出しているのです。


想定を大きく超えた揺れが原発を襲ったことを報じる朝日新聞


そもそも衆院選直後を狙った発表がいかがわしい

もちろんもっと陰湿な隠蔽体質を持っているのが東京電力です。今回の発表のあり方にもよくあらわれています。総選挙後の11月2日というタイミングで規制委員会に報告し、4日に所長の定例記者会見で発表したからです。
これは福島第一原発のサイトからの、放射能汚染水の海への漏れ出しを、東電が最初に発表したのが、2013年7月22日だったことを彷彿とさせます。前日が参院選による与党自民党の圧勝、民主党の惨敗の日だったからです。
当然にも翌日以降の新聞は、選挙関連の記事で埋め尽くされていました。東電は明らかにそのタイミングを狙ったのですが、今回も総選挙直後に発表がなされました。


東電は2013年7月21日の参院選投開票日の翌日に汚染水漏れを公表した

しかも東電はこの時、9月に業務用の車両が誤った通行証を使っていたことを見逃し、原子炉建屋などの重要エリアに通じる「周辺防護区域」にまで入り込んでしまったことと抱き合わせで、くいの損傷を発表しました。
他人のIDカードを使った中央制御室への不正入室問題などを考えたとき、この問題とて確かに重い意味合いを持っていますが、しかしこれがハイライトされたために、新潟日報の見出しは「車両通行証誤使用見逃す」のみになっています。
くい損傷の問題は小見出しで紹介されているだけで、人の注意を引きにくい構成になっていました。残念ながら、東電が狙った通りの紙面だったのです。


柏崎刈羽原発所長の会見を伝える新潟日報 2021年11月5日

常に安全よりも自社の儲けを優先する東電は、地震の点検のためにあちこちを掘削することなどやりたくないのです。また他の施設も点検を進めることなど、規制委員会もやりたくないことも見通しているのです。
だからこそ、かなり前から発表の仕方を考え抜き、選挙直後に発表の日をしつらえ、なおかつ車両の問題と抱き合わせにし、さらに本格的な発表を原子力規制委員会にさせて、追加的な調査など必要ないと結論づけさせたのです。
ひょっとしたらすべてが規制委員会と示し合わせた出来レースだったかもしれません。新聞社のみなさん。こここそ掘り下げなくてはダメです!こういう東電のマスメディアコントロールを見破り、暴かないといけない。

ともあれ東電と規制委員会に委ねていたら、危険性が深まるばかりです!東電に原発を動かす資格はないし、規制委員会に規制当局を名乗る資格も規制を実行する資格もありません。このことを突き出していきましょう。

#柏崎刈羽原発 #くい損傷 #中越沖地震 #大物搬入建屋 #原子力規制委員会 #東京電力 #衆院選直後に発表 #東京電力 #車両通行証誤使用見逃す #新潟日報

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明日に向けて(2119)原発問題はエネルギー問題ではありません!騙されてはいけない

2021年11月18日 16時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211118 16:30)

総選挙を越えて、もう一度、原発ゼロを目指したうねりを作りだしましょう!

原発問題はエネルギー問題ではない

原発は一つサイトの事故で日本の半分を壊滅させる恐ろしい可能性を持ったものです。
しかしあくまで原発を動かして、お金儲けを続けようとする人々は、いろいろな騙しのテクニックを持っています。その一つが原発を「エネルギー問題」だと語ることです。
これは大うそです。原発問題は安全問題であり、健康問題であり、命の問題です。だから倫理問題であるとも言えるし、国防問題であるとも言えます。

「エネルギー問題」と語ることができるのは、原発が過酷な事故を絶対に起こさなくなった時だけ。
なぜって一度、過酷事故が起きたら国土の大きな部分に人が住めなくなるのです。たくさんの命が奪われ、健康が害されるのです。こんな問題を「エネルギー問題」と言うことそのものがまやかしです。
にもかかわらず、過酷事故の巨大なリスクを考慮せずに、「発電効率」(ウラン採掘や燃料加工、使用済み核燃料処理を抜かした)だけで、発電効率を比較したりしている。騙しそのものです。

しかもこの危険性は、すべての動いている原発が止まっても、使用済み核燃料が安全な状態に保管されるまで続きますが、実はその方途も場所も未確立です。
安全管理のためにものすごい長期にわたって管理が必要であり、莫大なエネルギーもかかり続けることだけは確かなのに、これらを計上しないで「発電コスト」が計算され続けている。
その上、空気に触れるとそれだけで燃え上ってしまう液体ナトリウムまでもが大量につまった高速増殖炉もんじゅが、解体できずにまだ存在しており、地震などに直撃されたらこれまた大事故に至ってしまいます。


原発は国防問題であり、アジアの安全の問題だ

これらを見るときに、私たちはむしろ原発は国防問題であることに気が付かなければいけません。国土が荒廃にさらされるかもしれない問題だからです。
そもそも世界で最も地震が多く、さまざまな自然災害にさらされ続けているこの国に、深刻に壊れてしまえば日本の半分が壊滅する施設をおいていることそのものがあまりに愚かです。
しかも深刻な事故が起これば災厄は未来世代にも及びます。世代間倫理から言っても許せない問題です。

国防という点で強調したいのは、原発を推進する人々は、実は朝鮮民主主義人民共和国のことを心の底から信頼しているから、朝鮮半島の鼻先にたくさんの原発を並べ、危険なもんじゅすら置いていることです。
僕はこの「信頼」事態は間違ってないと思います。朝鮮だけでなく、他のどの国もそんな攻撃を仕掛けてくることはけしてないでしょう。
しかし地震はいつどこにくるか全くわからないのです。むしろ地震で福井の原発銀座が深刻な状況に陥った時、朝鮮半島をはじめ各国にも被害を及ぼしかねないのが日本の原発です。

いや韓国や、中国の原発とて、互いに甚大な被害を及ぼしうる。だから国防を考えたら、日本だけでなくアジアから原発を撤廃していくこと、そのための各国民衆の連帯を築きあげていくことこそ大切です。
繰り返しますが、ものすごい広範な地域を壊滅させる可能性があるものが、日本、韓国、中国に林立しています。「エネルギー問題」などという騙しにひっかかってはいけない。
原発問題はまさに命の問題です。命の問題からぶれてはいけません。原発ゼロの声を高めましょう。

原発問題を盛り上げるため、以下の企画にご参加を

危険な原発と再度、みんなで向き合っていくために、幾つかの企画に連続して参加します。
一つは11月20日の安定ヨウ素剤配布会です。午後2時から4時までです。Facebookページをご紹介しておきます。
初期ひばくを防ぐためのーヨウ素剤配布会vol.2
https://www.facebook.com/events/258489332997292

二つ目は、11月27日(土)の「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」。午後1時40分より 大阪市エルおおさか南ホールにてです。紹介記事を記しておきます。
明日に向けて(2114)原発を止めよう!原発から命を守るムーブメントを広げよう!ー11月27日(土)関西集会へ
https://onl.tw/pJNDpAh

三つ目は、11月28日(日)の「京都市民放射能測定所 秋の講演会 守田敏也さんが原発安全論を斬る」です。午後2時から7時 京都市ウイングス京都セミナー室Bにて。これも記事を紹介しておきます。
明日に向けて(2116)原発安全論を斬るー再び原発事故を起こさせないために!(11月28日日曜日京都市でお話します)
https://onl.tw/YuTcYtj

今一度、民衆的パワーを力強く燃やすために、原発問題に取り組みましょう!

#原発過酷事故 #福島原発事故 #原発一サイトで日本半分が壊滅 #原発再稼働反対 #原発問題はエネルギー問題ではない #170キロ圏内強制移転 #250キロ圏内任意移転 #原子力災害対策 #ヨウ素剤配布を進めよう 

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原発と放射線からから命を守る活動のためにカンパを訴えます。
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明日に向けて(2118)原発事故に備えるためにー原子力災害対策は原発の危険性の認知を広げるためにも有効(20日にヨウ素剤配布会を行います)

2021年11月17日 23時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211117 23:30)

総選挙を越えて、今一度、原発から命を守る行動を呼びかけたいと思います。

原発再稼働の意味するもの

この間、原発は西日本でだけ再稼働しています。現在、再稼働が許可されているのは川内2、玄海2、伊方1、高浜2、大飯2、美浜1、合計10基ですが、川内、伊方、美浜が1基ずつ停まっていて、動いているのは7基です。
この全ての原発が、新規制基準で設置が義務付けられた「特定重大事故等対処施設」を、元々の期限までに作りませんでした。期限は再延長されましたが、川内、高浜、伊方、美浜は期限までにできずにいったん停止ししました。

玄海、大飯原発にいたっては、期限が2022年夏に設定されていて、いまもこの設備なしでの運転を続けています。なんのことはない。新規制基準はいまだにきちんと適用されていないのです。動いている7基中4基が、この設備なしのままです。
しかも電力会社各社は、当初設置を約束した「免震重要棟」を反故にしてしまいました。福島原発事故時に故吉田所長らが指揮を執りビデオ会議の様子が流れた、揺れを吸収してくれるからこそ会議などができた建物ですが、作らないという。

さらに再稼働を目指していた東電柏崎刈羽原発でも、信じがたいセキュリティの形骸化が発覚しました。同じく伊方原発でも、緊急時に備えておかねばならない職員の無断外出が構造化していました。現場で真剣に安全対策を考えているとは思えないことばかりです 。
ここから透けて見えてくることは、電力会社や現場の作業者たちが、実は原発は過酷事故が起きる可能性が十分あり、しかも一度、過酷事故が起こってしまえば、いまなされている対策などほとんど役に立たないことを熟知していることです。

それでもなぜ、自公政権や財界は原発再稼働を続けているのか。理由は一つ。多くの人々が災禍にまみれようとも、一握りの人々が大儲けすれば良いと考えているからです。実はこれこそが資本主義社会の根本を貫いている価値観です。
かつて、この構造の中で起こったのが水俣病の惨禍でした。そしていま、水俣で起こったことが全国化されつつあります。膨大な人々が福島原発から出た放射性物質を浴びさせられたのに、補償もされず、いままた次の事故の可能性が高まっています。



美浜3号機は特重施設が完成してないのにわずか4カ月だけ強引に稼働させられた。新規制基準など適用されていない。


小さな安定ヨウ素剤を持つことから

これに対してどうしたら良いのか。一つには原発を止めるために努力することです。それぞれが自分の得意な形、領域で動きましょう。何が特効薬というわけではありません。みんなで創意工夫して色々なところから声を高めましょう。
もう一つは原子力災害対策を強めることです。そのためにまずは安定ヨウ素剤を確保しましょう。配布を進めましょう。これを持つことで、原子力災害対策の一歩が記せます。誰にでもすぐにできる一歩です。

安定ヨウ素剤は、過酷事故の時に、真っ先に原子炉から放出される放射性ヨウ素の飛来の前に飲むことで、甲状腺を被曝から守るお薬です。みそ汁のだし汁を濃くしたほどのもので、副作用などほとんどないものです。
この配布を進めるのは、いざという時に甲状腺を守る実効性があるからであるとともに、この薬を手にすることで、原発事故のリアリティを知ることができるからです。

実はだからこそ政府は、福島原発事故まで安定ヨウ素剤をまったく配布してこなかったのです。いやその後も配布を5キロ圏内にとどめ、せいぜい30キロ圏内まで認めているだけです。「事故が起きても30キロ圏外は大丈夫」と言わんがためです。
もちろんそんなのまったくのウソです。もっと広範な地域が危ない。福島原発事故時の政府のシミュレーションは170キロ圏内が強制移転、250キロ圏内が任意移転でした。故吉田所長は「東日本壊滅」と言いました。これを忘れてはいけない。


故吉田昌郎福島第一原発所長の「東日本壊滅と思った」という述懐を載せた毎日新聞 2014年8月31日

このリアリティを広げるためにも、行政にかけあって配布を行ってもらうことと、自主配布を進めて、まずは見の周りの人に安定ヨウ素剤を持ってもらうことを進めていきましょう。
京都市では11月20日(土)午後2時~4時に、左京区の健らいとで配布会を行います。お近くのかた、ぜひとりに来てください。遠くの方もぜひこの取り組みにご注目下さい。

以下、配布会に向けた動画を紹介します。原子力災害対策の要を分かりやすく解説しています。

配布会の詳細を記したFacebookページもご紹介しておきます。
初期ひばくを防ぐためのーヨウ素剤配布会vol.2
https://www.facebook.com/events/258489332997292

原発を止める運動と共に、原子力災害対策を広めていきましょう!

#原発過酷事故 #福島原発事故 #原発一サイトで日本半分が壊滅 #170キロ圏内強制移転 #250キロ圏内任意移転 #原子力災害対策 #安定ヨウ素剤 #ヨウ素剤配布を進めよう #安定ヨウ素剤自主配布会

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明日に向けて(2117)一番恐ろしいのは原発の過酷事故、一サイトで日本の半分を壊滅させうる(二つの集会にご参加を)

2021年11月15日 23時00分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211115 23:00)

今一度、福島事故の教訓に学ぼう

新型コロナ感染症のパンデミックの中にあって、かつまた温暖化を止めることを世界の首脳たちが話し合っている中にあって、僕はたくさんの原発に関する記事の発信を繰り返しています。
僕がこだわり続けているのは、原発の過酷事故の方が圧倒的な脅威だからです。すでにばら撒かれた放射性物質の方が深刻な害をもたらしているからです。例えば以下の文章をお読み下さい。

「もし原子炉の一つが新たに水素爆発を起こし、冷却不能に陥ったとしよう。格納容器は破損し、中の燃料も損傷、大量の放射性物質が一気に放出される。
高線量により作業員は退避を迫られるため、これまで続けてきた注水作業を中断せざるをえない。冷却できなくなった他の原子炉でも、格納容器や燃料プールに残された燃料がやがて露出し、そこから新たに大量の放射性物質が放出される。
つまりどこか一つでも爆発が起これば、他の原子炉にも連鎖し、大規模な被害となるということだ。」

「最も大量の燃料を抱えているのは、4号機の使用済み燃料プールだ。
このプールに保管されている、原子炉二炉心分・1535体の燃料が溶け出ると、10キロ圏内における1週間分の内外被曝線量はなんと100ミリシーベルト、70キロ圏内でも10ミリシーベルトにも上ると推測されていた。
さらにチェルノブイリ原発事故時の土壌汚染の指標では、170キロ圏内は「強制移転」、250キロ圏内は「任意移転」を求められるレベルだった。
汚染の状況はひどく、一般の人の被曝限度である「年間1ミリシーベルト」の基準まで放射線量が下がるのに「任意移転」の場所でも約10年かかると試算されていた。」(『原発と政治のリアリズム』馬淵澄夫著 新潮社 p24~26)


FNNの報道から

原発は一サイトで日本の半分を壊滅させうる(福島事故の教訓から)

この文章は、福島原発事故に際し、事故の進展をシミュレートした「近藤シナリオ」を読んでの感想です。書いたのは馬淵澄夫氏(当時民主党、現立憲民主党)。福島原発事故後に政府に呼び出され、首相補佐官に就任しました。
馬淵氏は驚愕しました。「北は岩手・秋田、西は群馬・新潟、南は千葉や神奈川におよび、東京23区全て」=3000万人がいるところが避難地域になる可能性があったからです。
僕はこの書や「近藤シナリオ」そのものを入手して詳細に調べましたが、実は「近藤シナリオ」は最悪を想定してはいませんでした。他の原子炉や共用プールにあった燃料体は11417体。4号機プールの7.4倍もあったのです。

それらが溶けだしたら被害は半径250キロにもとどまらなかった。このため当時の福島第一原発所長吉田昌郎氏(故人)は、後にこう語ったのでした。
「チェルノブイリ級ではなくて、チャイナシンドロームではないですけれども、ああいう状況になってしまう」「放射性物質が全部出て、まき散らしてしまうわけですから、われわれのイメージは東日本壊滅ですよ」

想定された危機は「チェルノブイリ級」どころではなかったのです。東日本壊滅の恐れがあったのです。
みなさん。ぜひご注目ください。原発は一サイトだけで日本の半分壊滅させうる危険性を持っているのです。そんな災厄をもたらしうる原発が、いまも稼働させられているのです。
原発を止めましょう。同時に被曝被害をもっと明らかにし、医療保障の獲得をはじめ、命を守ることに力を入れましょう。


毎日新聞の報道から


11月末、二つの企画にご参加を!

総選挙を越えて、再度、原発と放射線被曝の問題に焦点を当てた運動をともに盛り上げましょう。そのために11月末、二つの場で講演します。一つはzoom視聴も可能です。ぜひご参加ください。
11月27日(土)「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」 午後1時40分より 大阪市エルおおさか南ホールにて
11月28日(日)「京都市民放射能測定所 秋の講演会 守田敏也さんが原発安全論を斬る」 午後2時から7時 京都市ウイングス京都セミナー室Bにて

それぞれの集会の記事も記しておきます。

明日に向けて(2114)原発を止めよう!原発から命を守るムーブメントを広げよう!ー11月27日(土)関西集会へ
https://onl.tw/pJNDpAh

明日に向けて(2116)原発安全論を斬るー再び原発事故を起こさせないために!(11月28日日曜日京都市でお話します)
https://onl.tw/YuTcYtj

#原発過酷事故 #福島原発事故 #近藤シナリオ #原発と政治のリアリズム #馬淵澄夫 #170キロ圏内強制移転 #250キロ圏内任意移転 #東日本壊滅 #原発を止めよう #原発再稼働反対

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明日に向けて(2116)原発安全論を斬るー再び原発事故を起こさせないために!(11月28日日曜日京都市でお話します)

2021年11月14日 21時00分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211114 21:00)

今回は「京都市民放射能測定所 秋の講演会 守田敏也さんが原発安全論を斬る」へのお誘いを掲載します。

原発職員のモラルが極度に悪化中・・・理由は対策を施しても事故を防げないことを知っているから

28日日曜日午後2時から5時。京都市中京区のウイングス京都セミナーB室でお話しします。タイトルとして「原発安全論を斬る!」をいただきました。「スカッとする講演を」というご要望なので、スカッとお話をします!
主催:京都・市民放射能測定所 連絡先070-5664-2713(佐藤) オンライン参加ご希望の方は以下のアドレスにお申し込み下さい。 https://www.kokuchpro.com/event/211128Sokutei/

まずお話ししたいのは、各地の原発で「不祥事」が多発していること。柏崎刈羽原発で中央制御室に職員が他人のIDで入ったり、原発への侵入を防ぐセンサーが何カ所も壊れたまま放置されていたことが発覚、運転禁止命令すら出ました。
四国電力でも緊急時に待機していなければならない職員が、何度も原発敷地外に「外出」していたことが発覚し、再稼働の予定が延び延びになっています。

いやもっと構造的な問題があります。各電力会社が「特定重大事故等対処施設」と言われる安全対策設備を、期限までに作らないことが多発しました。なんと2回も延長された期限を守った電力会社は皆無でした。
明らかに企業モラルが酷く悪化している。なぜでしょうか?現場の社員がセキュリティも安全対策も「無駄だ」と思っているからです。過酷事故が起きたら手の打ちようがないのです。それで原発が動かされているのですから、あまりに怖いです。


「福島イノベーションコースト構想」や「放射線災害復興学」による被曝の強制

それでは原子力政策を推進しようとしている人々は何をしつつあるでしょうか。端的に、原発事故や放射性物質の杜撰な管理の元での被曝を人々が容認し、受け入れるように社会を変えていくことです。
このもとで「福島イノベーションコースト構想」や「放射線災害復興学」が進められています。福島原発事故のあった福島県浜通りを、原子力産業の基地に変えつつ、一方で次の核事故に備えてその復興の道筋を作っておこうというのです。

この福島での構想に、アメリカワシントン州・ハンフォードの町々を作った人々が参画してきています。ハンフォードは長崎に投下した原爆のプルトニウムをはじめ、全米にある核弾頭の3分の2のプルトニウムを生産した場。
同時にものすごい放射能汚染が繰り返されてきたところなのですが、放射線防護には大してお金を使わず、「産業育成」や「福利厚生」にたくさん投入している。これを批判するアメリカの研究者はこうした町を「プルートピア」と名付けています。

この構想と連動しつつ「放射線災害復興学」が文科省『放射線副読本』主筆であり、山下俊一氏の右腕の高村昇氏らによって進められています。次の核事故を想定し、今度は人々を逃がさずに汚染を受け入れさせ、生活させようとの「学問」です。
このためにも被曝影響を、これまでよりさらに低く見積もる動きも強められています。その軸となっているのは被曝による遺伝的影響の否定です。


放射線被曝の危険性を明らかにすることが最も大切

この動きにどうやって抗うのか。被曝の危険性を明らかにすることが大事です。そのことで原発問題がエネルギー問題ではなく、安全問題であり、国防問題であることも突き出しましょう。安全問題である原発問題をエネルギー問題にすり替えるトリックにかかってはいけません。
いまなされているのは、この大変な危険性を受け入れさせるために被曝被害を小さく見せることです。すでに福島島原発事故で飛び出した放射能の被曝被害についても、多くの人々が受け入れさせられていますが、それが強化されつつある。

悪魔のような所業です。しかしいまそれは一方で、どんどん崩れだしています。例えば広島の黒い雨訴訟が画期的な勝利を引き出し、原爆被害がこれまでの見積もりよりはるかに大きかったことを明らかにしました。
さらに福島原発事故後に各地に飛び出した「率先避難者」たちが、次々と裁判で勝訴を実現し、これに連動する形で、各地の原発運転差止訴訟で何度も運転を差し止める判決や決定が出ています。

これに掉さすことが大事。このために僕は今、「京都被爆二世三世の会」の仲間たちと、被爆二世三世健康調査アンケートを進めています。被曝の遺伝的影響は間違いなくあるからです。今回の講演でもそのことを明らかにします。
福島原発事故による新ヒバクシャにもさまざまな症状が出ています。これらをきちんと把握してこそ、放射線被曝の危険性と立ち向かえることができます。それでこそよりよい生き方を拓くことができる。それも今回、明らかにします。

こうした試みを、障害者差別、さらには病弱者差別と向き合い、これを越える形でみんなで進めたい。被曝被害と向き合う時に往々にして生じる被害を認められなかったり、受け入れられなかったりすることをみんなで大らかに越えたい。
28日、これらの一見重たい課題を、スカッと解き明かします。なあに、展望はしっかりと見えている。あとはみんなで腹をくくって進むだけです。ぜひお越しください。zoom視聴も可能。主催が放射能測定所なのもぴったり。28日にお会いしましょう。

#原発安全論を斬る #原発不祥事 #特定重大事故等対処施設を作らず #原発セキュリティの崩壊 #福島イノベーションコースト構想 #放射線災害復興学 #ハンフォード #黒い雨訴訟 #被爆二世三世健康調査アンケート #京都市民放射能研究所

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明日に向けて(2115)『AFTER TEN YEARS 命を守り育むために 福島原発事故から10年を振り返る』(にょきにょきプロジェクト作)を無料公開しました!ぜひダウンロードしてください

2021年11月13日 12時30分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(2021113 12:30)

蝦名宇摩さんの熱い思いから始まった

『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を作成した「にょきにょきプロジェクト」の新BOOK、『AFTER TEN YEARS 命を守り育むために 福島原発事故から10年を振り返る』、ようやくネットにアップしました!
以下からダウンロードできます。ぜひゲットしてください。
https://nyoki2pj.com/lp/after10/

製本版お申し込みURLも作りました。
https://forms.gle/AhxsseeUv5EdJ3CS8

新BOOKは、岡山県瀬戸内市で保養キャンプを続けてきた「瀬戸内交流プロジェクト」の蝦名宇摩さんの依頼から始まったもの。
「瀬戸内交流プロジェクト」は毎年7月下旬に保養キャンプを行ってきましたが、昨年、今年はコロナ禍で断念せざるをえませんでした。保養を楽しみにしてきた方たちにとっても、受け入れてきた方たちに残念な事態でした。

これに代わる何かができないかと考えた蝦名さん、『すっきり読み解きBOOK』を大量注文して配って下さり、さらに何かをみんなで共にできるものを手にしたいと考えて、原発事故後10年を問う冊子の作成を僕に依頼してくださいました。
それなら原発事故からの10年をしっかり振り返るものを蝦名さんとも一緒に作りたいと思い、「にょき」メンバーに相談。宇摩さんにも参加してもらって、この冊子の制作にいたりました。
この10年を振り返り、これからを考える格好のものにできたと自負しています。ぜひ手に取って下さい。


動画「祈り 私たちからの」をご覧下さい

同時にこの冊子を出版するにあたっての私たちの「祈り」を込めた動画を作りました。
蝦名宇摩さんを京都にお招きし、京都市左京区の名刹、法然院の一室を借りて、宇摩さん奏でる「津軽じょんがら曲弾」を録画し、それにメッセージを載せました。
8分弱の動画にしあがっています。ぜひぜひお聴き下さい。



コロナ禍の中で
放射能汚染の中で
私たちは選択の違いから
しばしば分断されてしまいましたし
自分たちでも分断してしまいました

そこを越えたい
互いの選択をリスペクトし
その上でみんなで
次に向かう一歩を考えたい

道は一つではありません
分かれているし
分かれていていいのです

その選択を尊重し合い
寄り添い合い
心の中でつながり合いながら
一緒に歩みたい
そんな万感の思いを込めました

ぜひお聴きいただき
『AFTER TEN YEARS 命を守り育むために 福島原発事故から10年を振り返る』
手に取ってください
これを元に豊かな対話が広がれば
こんなに嬉しいことはありません

再度、ダウンロード先を記しておきます。
https://nyoki2pj.com/lp/after10/?fbclid=IwAR3kjq01ZAnmMxPm5iv3e9avr0m7KI0K5fHgwVTNl-unKKcMtTtMsJPuHfk

製本版お申し込みURLはこちらです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1fyKXgzAHLUp4g7pJgHHrhZphv-0riSs7YGEUGF5ZxN8RNQ/viewform?usp=sf_link

#AFTERTENYEARS #命を守り育むために #福島原発事故から10年を振り返る #にょきにょきプロジェクト #蝦名宇摩 #瀬戸内交流プロジェクト #即興津軽じょんがら曲弾 #津軽三味線 #放射線防護

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明日に向けて(2114)原発を止めよう!原発から命を守るムーブメントを広げよう!ー11月27日(土)関西集会へ

2021年11月12日 12時00分00秒 | 明日に向けて(2101~2200)

守田です(20211112 12:00)

今回は「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」(11月27日土曜日13時40分より、エルおおさか開催)へのお誘いを掲載します!



原発と新自由主義への抵抗を強めよう

総選挙を越えて、今こそ私たちは、原発と新自由主義に抵抗する運動を新たに強めていきましょう!
そもそも原発と新自由主義が密接に絡まっていることを知って下さい。
なぜ福島原発事故で、原発の持つはかりしれない危険性が社会的に明らかになったのに、自公政権は原発を止めようとしないのか。

答えは単純です。事故で多くの人が酷い目にあっても、一部の人々が儲かれば良いと思っているからです。
これはそもそも、現代経済学主流派の新古典派のパラダイムです。
「成長」と言っても常に富の総量だけを問題にし、分配のあり方を問わない。富の総量が倍になっても、その大半を一部の人々が独占することが許された体系なのです。

新自由主義は貧富の格差の拡大をより強く肯定したもの。富の分配の不公平をせめても是正しようとする仕組みをどんどん解除してきました。
それどころか、あくどい儲けを止めようする法的規制も、「緩和」の名のもとにどんどん解除してきたのです。このため危険な原発をも放置して運転させている。すべて一部の人々のお金儲けのためです。
かつてこうした仕組みのもとに起こったのが水俣病でした。いまその仕組みが他のあらゆる領域で拡がっています。だからこそ原発と新自由主義、そして資本主義を止めなくては。


総裁選に向けて新自由主義からの転換をアピールする岸田氏 ANNニュースより
しかし危険な原発の運転強行こそ新自由主義的害悪の象徴だ


原子力防災を進めよう!

そのためにお誘いしたいのが「原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会」です。
主催は「脱原発政策実現ネットワーク関西・福井ブロック」のみなさん。僕もお招きを受けて、第2部の「原子力災害を考える」の場で講演させていただきます。
尊敬する上岡直見さん(環境経済研究所代表、法政大学講師)の後に「原発災害からのいのちの守り方」のタイトルでお話します。

もともと「関西・福井ブロック」のみなさんの、大阪での会議に、ストップ・ザ・もんじゅの池島芙紀子さんのお招きで参加し、原子力防災についてお話させていただきました。
長いこと、原発を止めるために誰よりも奮闘されてきたみなさんが、「もっと原子力防災に取り組もう」と招いた下さったのです。
当日、心を込めてお話したところ、11月27日のメイン講演へと推薦していただき、エルおおさかでもお話することになりました。大変、光栄です。

原発の危険性は元福井地裁裁判長の樋口英明さんが鮮明に明らかにされています。
何せ各原発とも耐震性が弱すぎるのです。これはまだそれぞれの地域の震度が正確に測れなかった頃に原発が作られてしまったからです。
今になってみると、実際に各地で起こっている地震と比べて、原発の耐震性は一桁小さい!だから大地震でなく、通常の地震でも壊れてしまいます。

これに備えるために、原子力防災は絶対に必要です。
原子力防災は、原発を止めることとはワンクッションおいたもの。防災を突き詰めれば原発を止めるのが一番ですが、原発が動いていたらものすごく危険だし、止まったあとも核燃料が危険なので、だから「備えよう」というものです。
だからこの領域では、原発への賛否を横において話ができます。そのため多くの地域で保守の方たちと手を携えた防災が進んでいます。この点もとても大きい。ぜひ原発からの命の守り方を学んで、大きく広げて下さい。


チラシ裏面に掲載された現実の地震動と原発の耐震性 伊方原発広島裁判パンフレットより


エルおおさか南ホールへ! 27日(土)13時40分開演

以下、集会案内を貼り付けます!ぜひご参加下さい。

原発・核燃からの撤退を2021 秋の関西集会
日 時:2021年11月27日(土)13:20開場 13:40開演
場 所:エルおおさか南ホール
    〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東3-14
    京阪本線・地下鉄谷町線「天満橋駅」より徒歩5分
    京阪本線・地下鉄堺筋線「北浜駅」より徒歩8分
    地図→https://tinyurl.com/z8c72e48
内 容:
 第1部「原発・核燃の過酷事故」
  ・再処理工場の事故…映画「カタストロフィ」より第4章
  ・若狭の原発群の事故…石地優さん
 第2部「原子力災害を考える」
   講演1 上岡直見さん(環境経済研究所代表、法政大学講師)
      「住民を守らない政府・自治体の原子力防災体制」
   講演2 守田敏也さん(市民環境研究所理事、フリーライター)
      「原発災害からのいのちの守り方」
 第3部:ヨウ素剤の配布と避難計画 各地の報告と全体討論
     福井…石地優さん
     箕面…増田京子さん
     丹波篠山…守田敏也さん
     枚方他…池島芙紀子さん
参加費:一般 1000円 避難者/障がい者/学生 700円

主 催:脱原発政策実現ネットワーク関西・福井ブロック
共 催:大阪平和人権センター
    原発反対福井県民会議
協 賛:「しないさせない」戦争協力関西ネットワーク
    緑の大阪
連絡先:ストップ・ザ・もんじゅ
    tel:072-843-1904
    fax:072-843-6807

#原発核燃からの撤退を #2021秋の関西集会 #ストップザもんじゅ #脱原発政策実現ネットワーク関西福井ブロック #原子力災害対策 #原発災害からのいのちの守り方 #上岡直見 #守田敏也

*****

原発の危険性の暴露、新自由主義の批判的研究のためのカンパを訴えます。とくに今月は冒頭に広島、岡山を駆け巡りました。ぜひ取材を支えてください。以下からお願いします。
振込の場合: ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
Paypalの場合:https://www.paypal.me/toshikyoto/500(金額は自由に設定できます)

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