10月16日
とある人から質問(疑問)を投げかけられた。まだ応えてはいない。
世の中を見渡しても、いない(見つからない)ようだ。
脳梗塞の経験者をみてみよう。
栗本 慎一郎さん 最近テレビで見たが、脱出にはほど遠い
長島 茂雄さん 右手はポケットに入ったまま
館野 泉さん ピアノはまだ左手だけで弾いてるみたい
西城 秀樹さん テレビにはあまり出ていないようだが、脱出に一番近いみたい
真屋 順子さん 車椅子から脱却していない様子
坂上 二郎さん テレビに出ていないがどうなんでしょう
脳梗塞による半身麻痺から脱出した人を世の中から探し出すのは難しい
というのは、普通の健常者と見分けが付かないからです。
私は発病してから間もなく六年になります。そしてバドミントンをしています。
私の経緯を知らない人は、半身麻痺だったことは判らないそうです。
それでも私は半身麻痺から脱出したとは、思っていません。
身体を動かすことに、身体内部からの抵抗感を感じるからです。また
以前のように思うように動かないからです。
私は、私の現在の麻痺の状態を見せることができます。
走りますと、トン、ドタ、トン、ドタ----という感じになります。
体育館でするときちんと音が出ます。まあ、それでも走れますけど----
手は木琴を叩くと、一つの音を同じようには叩けません。音階もスムーズ
に叩けません。左から右へはまあまあですが、右から左へはとても苦しいです。
肘の曲げ伸ばし。右手といっしょにすると、違いは一目で判ります。
左手がスムーズでなくぎこちないのです。訓練は毎日しているのですが
なかなか回復しません。これは指先が回復するのを待っているかのようです。
指は、両手をまえにだして、グーパーを連続して行うと違いが判ります。
左手が大きく揺れます、右手はほとんど揺れません。それと長く続けると
左手は動きたくないと、ダダをこねます。
このことは、物を掴んで放すという作業、物を右から左へ移す作業とか
箱詰め作業をリズムに乗って出来ないということ、長時間出来ないということ。
もし脳梗塞の半身麻痺から脱出した人がいたとして、その人を探す手段はあるのか?
多分、医療側は誰も把握していないでしょう。というのもリハビリを行って
「はい、貴方は半身麻痺から完全に脱出しました」と病院から送り出される
ことがないと思うからです。日常生活が出来るような状態になると、医療側は
退院を促し、患者は退院すると「自主リハビリ」みたいな状況になると思います。
定期健診みたいにたまに病院に行くと思いますが、毎日は行かないでしょう。
当初私も毎日リハビリに行っていました。回復してくると、つまり杖を突いて
歩けるようになると、足のリハビリ担当者はいなくなります。ということは
円滑に歩くには、患者自身でリハビリするしかないのです。
手も者が掴める様になると同様だと思います。
これには、医療側も、患者側にも「脳梗塞による半身麻痺」は完全に良くならない
という考えがあるからだと思います。
今、私が行っている病院で私と同じような患者はいません。私は間もなく発病してから
六年になります。現在は週一回ですが、病院に通ってリハビリをしています。医療保険を
使っています。これは、年に何度かの回復度合いが確認できるからです。回復の途上が
確認できれば医療を受けることが出来るようです。
リハビリを続けることによって、今迄動いていなかった筋肉が動くようになる。
そのときには筋肉的な痛みも発生するし、神経痛的な痛みも発生します。それを
患者一人では、判断できません。
今週のリハビリのとき、担当の療法士はいつもと違った箇所を押しました。押されると
痛みを感じました。終わった後で、何故、其処を押したのか尋ねました。すると、此処を
押せと身体が言った、言うのです。何かが今までと違っていたのでしょう。私も今週に入って
何かが変わったと感じていました。
半身麻痺から脱出した患者からすると、
病院から離れて患者独自のリハビリで回復した人が多いと思います。病院を退院した患者は
「俺は絶対走るぞ」とか「どうしても、もう一度好きなことをしてやるぞ」とか思って
自分独自の方法でリハビリを行い、脱出を図り、成功した。
こんな人は、いると思います。どの程度いるのか判らないでしょう。
脳梗塞による半身麻痺は、回復しないと医療側が考えているからだと、思います。
私は五年前脱出した人に会いました。努力すれば回復することを見せて頂きました。
私が医療側にこうすれば手や足が動けるようになるよ、と言っても、「貴方は特別だから」
といって、聞いてもらえません。
とある人から質問(疑問)を投げかけられた。まだ応えてはいない。
世の中を見渡しても、いない(見つからない)ようだ。
脳梗塞の経験者をみてみよう。
栗本 慎一郎さん 最近テレビで見たが、脱出にはほど遠い
長島 茂雄さん 右手はポケットに入ったまま
館野 泉さん ピアノはまだ左手だけで弾いてるみたい
西城 秀樹さん テレビにはあまり出ていないようだが、脱出に一番近いみたい
真屋 順子さん 車椅子から脱却していない様子
坂上 二郎さん テレビに出ていないがどうなんでしょう
脳梗塞による半身麻痺から脱出した人を世の中から探し出すのは難しい
というのは、普通の健常者と見分けが付かないからです。
私は発病してから間もなく六年になります。そしてバドミントンをしています。
私の経緯を知らない人は、半身麻痺だったことは判らないそうです。
それでも私は半身麻痺から脱出したとは、思っていません。
身体を動かすことに、身体内部からの抵抗感を感じるからです。また
以前のように思うように動かないからです。
私は、私の現在の麻痺の状態を見せることができます。
走りますと、トン、ドタ、トン、ドタ----という感じになります。
体育館でするときちんと音が出ます。まあ、それでも走れますけど----
手は木琴を叩くと、一つの音を同じようには叩けません。音階もスムーズ
に叩けません。左から右へはまあまあですが、右から左へはとても苦しいです。
肘の曲げ伸ばし。右手といっしょにすると、違いは一目で判ります。
左手がスムーズでなくぎこちないのです。訓練は毎日しているのですが
なかなか回復しません。これは指先が回復するのを待っているかのようです。
指は、両手をまえにだして、グーパーを連続して行うと違いが判ります。
左手が大きく揺れます、右手はほとんど揺れません。それと長く続けると
左手は動きたくないと、ダダをこねます。
このことは、物を掴んで放すという作業、物を右から左へ移す作業とか
箱詰め作業をリズムに乗って出来ないということ、長時間出来ないということ。
もし脳梗塞の半身麻痺から脱出した人がいたとして、その人を探す手段はあるのか?
多分、医療側は誰も把握していないでしょう。というのもリハビリを行って
「はい、貴方は半身麻痺から完全に脱出しました」と病院から送り出される
ことがないと思うからです。日常生活が出来るような状態になると、医療側は
退院を促し、患者は退院すると「自主リハビリ」みたいな状況になると思います。
定期健診みたいにたまに病院に行くと思いますが、毎日は行かないでしょう。
当初私も毎日リハビリに行っていました。回復してくると、つまり杖を突いて
歩けるようになると、足のリハビリ担当者はいなくなります。ということは
円滑に歩くには、患者自身でリハビリするしかないのです。
手も者が掴める様になると同様だと思います。
これには、医療側も、患者側にも「脳梗塞による半身麻痺」は完全に良くならない
という考えがあるからだと思います。
今、私が行っている病院で私と同じような患者はいません。私は間もなく発病してから
六年になります。現在は週一回ですが、病院に通ってリハビリをしています。医療保険を
使っています。これは、年に何度かの回復度合いが確認できるからです。回復の途上が
確認できれば医療を受けることが出来るようです。
リハビリを続けることによって、今迄動いていなかった筋肉が動くようになる。
そのときには筋肉的な痛みも発生するし、神経痛的な痛みも発生します。それを
患者一人では、判断できません。
今週のリハビリのとき、担当の療法士はいつもと違った箇所を押しました。押されると
痛みを感じました。終わった後で、何故、其処を押したのか尋ねました。すると、此処を
押せと身体が言った、言うのです。何かが今までと違っていたのでしょう。私も今週に入って
何かが変わったと感じていました。
半身麻痺から脱出した患者からすると、
病院から離れて患者独自のリハビリで回復した人が多いと思います。病院を退院した患者は
「俺は絶対走るぞ」とか「どうしても、もう一度好きなことをしてやるぞ」とか思って
自分独自の方法でリハビリを行い、脱出を図り、成功した。
こんな人は、いると思います。どの程度いるのか判らないでしょう。
脳梗塞による半身麻痺は、回復しないと医療側が考えているからだと、思います。
私は五年前脱出した人に会いました。努力すれば回復することを見せて頂きました。
私が医療側にこうすれば手や足が動けるようになるよ、と言っても、「貴方は特別だから」
といって、聞いてもらえません。