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遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

歩き、首、顔

2006-08-19 11:04:01 | Weblog
8月19日
 ここ1週間の間、表題の三つに変化があった。
 歩きが変わった。左膝に違和感があって歩く時に膝を伸ばすように考えながら歩いていたのが、軽やかに膝が伸びて(意識無しに)歩けるようになった。ただし、3時間くらい、その後膝上の四頭筋に負荷が移ったみたいで、筋肉痛みたいな感じになっている。が、早く歩いてもスムーズに膝はでていく。やっと、四頭筋の順番がきたのか。今までは、どの筋肉が働いていたのだろう。不思議。
 首
これは、変わったのでなく、解かったこと。
鏡を見ながら顔面のリハビリをしていた時、首の右側の筋肉(スジ)は動いているのに、左側は全く動きが無いのです。体操で首を前後左右、回転を行った時、肩に筋肉痛を感じたことはありましたが、首は意識の外でした。今回初めて首にもそれなりの役目があるというのに気づかされました。回復度合いのバロメータとして筋肉の動きを使っています。例えば、鏡を見ながら両手を動かします。すると鎖骨の周りに窪みが出来たりします。私の場合、右は出来ても左にはできません。左はまだ回復していないと判断しています。それがリハビリを続けることによって、徐々に窪みが出来てきます。左右を比較しながら回復度合いを測っています。首のリハビリなんてしたことがないし、やってもらったこともない。医療におけるリハビリは、手や足と言語に集中しているのですね。動かない部位にも目を向ける必要があると思う。前にも言いましたが、胴体も麻痺しています。ここが回復すると身体全体が軽くなった感じがして調子よくなります。どんなリハビリ方法があるのでしょう。自分で考えるしかないのでしょうか。医療のリハビリは専門制になっているので、この部位は、私の範疇でないというかもしれませんし、また、麻痺の箇所はどこですかと尋ねられるかもしれません。すると、患者は、麻痺の箇所を証明しないといけなくなります。胴体全部ですと答えますか、左右を比較してみてください。
胃が半分動いていないのですが。(初期のころ機能は落ちていると思います。食事をしたとき、なんだか重く感じました。食事をするのが、おっくうでした。)どうやって胃のリハビリをしましょうか?多分、食べるしかないでしょう。動いている半分を使って、動いていない半分を強制的に動かす。胴体もそのようにするしか。
寝たきりの人はどうする。
 顔
 目の付近の違和感が変わった。今まで目の中にあった小さな棒みたいな違和感が、目の外へ移動した。目の左側下付近に。左目の外側に違和感が発生した。これは顔になるか。頬骨付近に意識を持てるようになった。意識して筋肉を動かすと、少しだけど筋肉が動くようになった。それに伴って口の中(もちろん左側)が狭くなったような感じがする。痺れが唇左端に集中してきた感じ。
 毎日、あちこちが微妙に変化している。変わったといってその状態が固定しているわけではない。変わったことによって次のステップが始まったこと。私が意識しなくても、誰かが(私の影か)やっている。私は、私が今一番重要だと思っていることを意識して行動している。今私にとって一番重要なことは、左手親指です。これが自由に動くようになれば、手はほぼ回復したことになるでしょう。回復度合いは、左手を大きく開いた時、親指に2本のスジが見えるのですが、1本とうっすらかすかに1本見えるだけです。親指を毎日クルクル動かしています。時々脳が嫌がっていますが、負けてなるものかと脳と戦っています。孤独な戦いです。療法士は、こうしなさい、ああしなさい、と云うだけです。するのは私。患者自身です。私の脳は、私が造る。
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