遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

満四年(リハビリ暦)

2008-11-30 10:10:24 | Weblog
11月30日
 11月も過ぎ去ろうとしている。11月25日は脳梗塞で左半身麻痺になりリハビリを始めて5年目に突入した日だった。長かったのか、短かったのか、リハビリに明け暮れた四年間だった。だけど、終わったわけではないのは確かだ。
 11月になって大きな変化があった。見た目にはさほど大きなものではない。当事者にとっては非常に大きな変化だった。見た目は手の動きが多少円滑になった程度だが、当事者が手を使うことで現れていた肩の痛みが大きく変化したのだ。今までは、当日、手を使うと肩の付け根に神経的な痛みが発生し、一度発生すれば夜寝るまで消えなかった。それがある日を境に現れないようになった。二、三日は疑心暗鬼だった。当初は、「あれっ」と驚いたりもした。それが続くと「喜び」に変わった。せも手は完全に復活したわけではない、指先の動きはまだまだだし、それに伴う動きもスムーズではない。連続して動かせば、15分も持たない。それに痛む箇所が移動した。肘の一部と前腕それに首よりの肩へと。痛みの質も変化した。
 私はギターを弾く。このことが他の人との大きな違いだ。普通の人だったら左手(利き手ではない)の動きは回復したのかもしれない。ギターを弾くには右手以上に動きが要求される、それも各指が独立しての動きが人並み以上に。その動きを支えるのが前腕の筋肉群です。薬指と小指は並以上の動きが求められます。これのリハビリは1年以上は必要かと!!
 変化は手だけではありません。足にもありました。
 週3日バドミントンをしています。今まで練習時間内で疲れたといってゲームを休むとか休憩したいとは、思ったことはなかった。それが筋肉疲労を感じるようになったのです。今まではゲーム中に足が動かない或は動きたくないと感じることは多々ありました。「動けっ、コノヤロウ!」と言いつつゲームを続行していました。パートナーに迷惑を掛けながら。それが疲労感を感じ、休憩しなくてはと思うようになって来た。今までは、筋肉がそこまで動いていなかったようです。それに腰や背中に筋肉疲労を感じるようになりました。
 今迄、素早く歩けるようにとか小走りがスムーズにできる様に、一分間に220歩であるくとかジャンプを一分間に100回するとか、横歩きや後ろ歩きもしました。つま先歩きもしました。それで「ふくろはぎ」を鍛えました。そうした結果バドミントンの動きが良くなり、今迄以上に動ける様になったようです。それで筋肉の力の限界近くまで使えるようになったのではと思っています。そうした結果、左の背中の中央部の背骨付近に違和感が現れるようになりました。足だけの影響ではないと思います。私は左半身麻痺でしたので、身体全体を見るとまだ回復していない箇所があるということです。目に見えて判るのは手や足です、がそれ以外にも動く必要のある筋肉が沢山あるということです。それを動かすには、そこまで動く必要のある動きをしなければ、その筋肉は動かないということでしょうか。背骨の節々にある筋肉を意識している人は少ないでしょう。静止していても、バランスを保つために筋肉は働いています。麻痺になった人は、その筋肉は働いていません。バランスを保つため動ける筋肉が必死で働いているのです。胴体は動いているようには見えませんが、身体全体のバランスを保つため必死で働いています。だから見た目、胴体の筋肉は動いているように見えるだけなのです。どんな動きでも良い。動かさなければリハビリは始まりません。それもその人の意思で!
 あきらめて寝ていてはだめなのです。
コメント
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