遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

指先が痛い

2008-11-14 13:47:47 | Weblog
11月14日
 昨日からだろうか、左手の親指と人さし指の先っぽの関節に強い痺れが移動してきた。二、三日前は先っぽから二番目の関節だった。時には「いててっ」と、口にでるくらいの痛さだ。関節の先側は痛いのだけど、手側には痛みは小さい、だから今は左手の指先だけが、痺れ感で痛く感じている、とても強く。だけど、動く。動かすことには支障はない。動かしても動かさなくても痛さに変化はない。時々、「いててっ」と言う痛さがやってくるだけ。これに対処するものは何もない。ただ、過ぎ去るのを待つだけ。長い時間ではない。数秒だろう。だけど、基本的な痛みは持続している。ついでに、肩の付け根の痛みも持続している。変化の兆しは、10月の終わりだった。ギターの練習で弦を押さえるため、指先を曲げて力を入れる。弦をほぼ直角に押さえるため、指先を曲げなければならない。多少持続して押さえることが可能になったのが、10月の終わり頃だった。簡単のようですが、簡単ではないのですよ。その頃は、指全体が同じように痺れていたように思います。それが、指の付け根の関節に強い痺れ感が現れ、それが次の関節へ移り、そして先っぽの関節へときました。その次はどうなるのでしょう?
 毎日、ギターの練習はしています。弦を押さえる基礎的な練習です。音楽を奏でるなんて、まだまだです。やっても途中で音楽が止ってしまいます。指がある程度自由に弦を押さえることが出来るようにならなければ、フラストレーションが貯まるだけなのです。たまには弾いて回復度合いを確かめはしますが。やる度に悲しくなりますし、出来ない箇所が新しく見つかるのです。やらねばならないことが増えるのです。
 多分、指先が解決しないと、肘も回復しないでしょうし、肩も。回復には順番があると思います。リハビリを続けていると、次はどこか身体が教えてくれます。それに従って行けば、きっと回復するでしょう。この順番はやっている本人しか判らないと思います。だから私は、私の担当の療法士に言うのです。これがしたい、あれがしたいと。今は、指先だけをやっているのではありません。身体全体をうごかしています。肩も肘も股関節も膝も。小走りをしたり縄跳びをしたり走ったり。動き始めた箇所は動かし続けなければ、元に戻ってしまうのです。健康な人は、この戻りが遅くて、多分ある一定のところで止るでしょう。が、私の身体は多分止るところが無いように思えます。安心していると出来ていたことが出来なくなる、そんな兆候を何度も味わってきました。だから動き続けなければならない定めを私は負っているようです。
 今迄何度もいっていますが、脳梗塞や脳血管障害で麻痺になった患者の麻痺は手足だけではありません。身体にある筋肉が動かなくなるのです。私の顔面も唇も血管等もも正常に動いていません。身体のバランスも正常ではないでしょう。血液の循環が右側と左側で違っていると思います。左手は右手よりも冷たく、足も同様でしょう。冬はわたしにとってとても寒いのです。既に防寒体制に突入しています。又、身体のバランスも正常ではないのです。健康な人のように歩いたり走ったりしているようですが、バランスを非常に気を使っているように思います。歩くことに気をつかいながら歩いている人はいないと思います。踵からちゃんと着かなきゃとか、つま先をきちんと上げなきゃとか、あれっ、足首が上手く曲がらないや、なんて考えながら歩いている人なんていないですよね。
コメント
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