詩歌文章を作ることは、
一つの芸である。
これを善用すれば、
精神修養の学問としても益がある。
ところが、これに溺れると
志を喪うといって気に病むのは
ちょうど、むせぶのがいやだといって
食事をとらないようなものである。
つまらないことを気にして
肝要な心学による修養を
失うものといわざるを得ない
「言志晩録」 佐藤 一斎 著
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文章を書くことが仕事だった
人の書いた文章を評価する立場でもあった
でもその文章は詩でもなく歌でも物語でもない、
日記でさえなかった
上司の挨拶文であったり
権限行使のための命令などの公文書
全く血の通わぬ無味乾燥の文章
行間を読むなど、もってのほか
責任回避、だれからもクレームがこない
徹底して味も素っ気もない文章
そんな文章作成に堪え難く
日記を書きはじめたことで
少しずつ自分の気持ちを
文章表現できるようになれた気がする
早起き鳥
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