ちょっと聞きたまえ
君はずいぶんみっともないね。
だから僕たちは君が気に入っちまったよ。
君も僕たちと一緒に渡り鳥にならないかい
ここからそう遠くないところに
まだ他の沢地があるがね、
そこにはまだ嫁かない雁の娘がいるから
君もお嫁さんをもらうといいや
君はみっともないけど、
運はいいかもしれないよ。
そんなおしゃべりをしていますと
突然空中でボンポンと音がして、
二羽の雁は傷ついて水草の間に落ちて死に
あたりの水は血で赤く染まりました。
「醜い家鴨の子」 アンデルセン 著
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昔の記憶をたどれば
人権問題を考えるに
結婚問題はやはり大きな解決すべきで課題
差別,人権問題そしてそれに付随する課題の山、
いま、いじめ、パワハラ,モラハラも含めて
社会が抱える大きな問題
根本的問題解決に向け大人の役割は大きい...!
さて、子家鴨が次に遭遇するのは二羽の子雁
子家鴨が野鴨から受けた差別に打ち拉がれている中
次に子雁からさえも同様の仕打ち
これはたまらないというより
行き場のない閉塞感
そんな気持ちで目の前が真っ暗ななか、
この二羽の子雁が猟銃の餌食になるのである
子家鴨の心境を思うに
恐ろしさと同時に
僕が死にたい、
生きて絶望の淵をさまよいたくはない
早起き鳥
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