近代経済学の父アダム・スミス
経済学にはもちろん様々な学者がいます。
その中で「近代経済学の父」
と呼ばれているのがアダム・スミスです。
1776年にはアダム・スミスは
「国富論」という本を書きました。
この本の日本語訳の書名には
「諸国民の富」というものがあり、
この方が原題に忠実な訳ですが、
一般には「国富論」が知られているので、
こちらを使います。
アダム・スミスが考えたことは
「富とはそもそも何なのか」
ということでしがそして次のように定義します。
富とは国民の労働で生産される
必需品と便益品である。
私たちは働くことによって
暮らしに必要なもの(必需品)
や便利なもの(便益品)
と次々に作り出しています。
これこそが富であろう
とアダム・スミスは考えた
おとなの教養 池上 彰 著
近代経済学の父と呼ばれた
アダム・スミス
その名は、今でも忘れないほど、
頭の中に知識として残っている
そして富国論という本の名前も
しっかり覚えている
でもその富国論の内容はというと
まるで知らない、情けない話である
人間はこの世界の中で
さまざまな法則を見出してきた
宇宙しかり、進化しかり、
科学は自然現象の中に法則を見つけ出し
その法則は決して
くつがえすことができないものである
そして人間社会を構成する
個人と組織の両面の活動にも
法則を見出す必要があるだろう
そんな思いで、
アダム・スミス、マルクス、ケインズ・・・
などの経済学者がいろいろな
経済における法則を見出してきた
経済など今の僕にはまるで遠い世界のお話しだが
池上先生の解説なら
とても興味のあるお話でもありそうだ
早起き鳥
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