早起き鳥 

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「ビッグバン」は悪口だった

2017年09月02日 04時28分53秒 | 読書




 「ビッグバン」とは大爆発を意味します。

「まるで宇宙が大爆発で始まったとでも言うのか」

と言う悪口だったのです。

それが現代では宇宙論の常識になっている

「ビッグバン理論」の名称になりました。

ビッグバン理論というのは、

もともと悪口として言われた言葉だったのです。


このビッグバン理論は

キリスト教からも歓迎されました。

というのは単に

宇宙が膨張しているというだけでは、

神による宇宙創造説と押し合いが悪いからです。

そもそも神が宇宙を創造したはずなのに、

宇宙がどんどん広がっているのなら、

神の出番はなくなってしまいます。

ところがビッグバン理論はまさに

神が宇宙の始まりである

ビッグバンを起こしたと考えることができるからです。


   おとなの教養  池上 彰 著



     








 新しいことの提案には

激しい撃風を覚悟しなければならない

これは人の世で、避けて通れないのだろうか・・・

自分もこの撃風をもろに受けてきた

大きな犠牲を払ってやりきった苦い思い出がある

特に風習、しきたりの類にはとんでもない圧力があり

誰しもが新しい風を期待はしても

自分からその行動に移そうとは思わない


ある時、地域の青年団の会合があり、

みんなで葬式の改革をしようと一致団結して取り決めた

でもその境遇に立ち至った時、

「うちは年寄りが納得せず無理だわ、悪いな・・・」

とこんな感じで、取り決めた事もお題目と化す


では僕の場合

初志貫徹、古い風習を一層、

在所にある公民館で葬式をして

在所で火葬するという

考えられないような風習を改め、

市の葬祭場で葬式全てを執り行った

そしてその逆風は凄まじかった、

「私が町内会長の時にとんでもないことをする! 

町内会はお宅の葬儀には一切関わらない

掲示板の使用も、その伝達も自身でやること」

特に親戚の風当たりは半端ではなかった


でも不要になるのを覚悟して

私が用意した送迎用のバスには

全所帯から一人

まるで社会見学にでも行くように参加があった

そして感嘆の声をあげていた

「これでやっと次からはこんな葬式ができる・・・!」

以来、在所で葬式をする家は消えた・・・


       早起き鳥




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