「日本」には「ニッポン」と「ニホン」
というふた通りの読み方があります。
自国の読み方がふた通りあるのは
世界でも日本だけでしょう。
日本放送協会は「ニッポン」が正式です。
一方、日本航空、日本大学、日本経済新聞、日本相撲協会は
「ニホン」です。
ではなぜ日本にはふた通りの読み方があるのでしょう。
安土桃山時代に来日したポルトガル人が
日本語とポルトガル語の辞典を作りました。
その中に「ニッポン」「ジッポン」「ニッフォン」
という読みがアルファベットで書かれていたのです。
そうすると少なくとも16世紀には
現在に近い読み方があったということになります。
そしてニッフォン、ニッポンという言葉が
中国に渡り、中国はそれをジッポンと発音しました。
ジッポンがやがてジパングになり、
ジャパンになっていったということです。
だからジャパンの語源はニッポンなのですね。
さらに当時のポルトガル語の辞典によると、
日常的な場では「ニホン」と言い、
あらたまった場所では「ニッポン」
と発音されていたということが書かれています。
おとなの教養 池上 彰 著
今日の「ニホン」と「ニッポン」
そして「ジャパン」という言葉の由来
ずっと疑問に思いつつも
調べようともせず今日に至っていた
そしてこのそもそも論がとても神聖であり
重要であることを認識していなかったと反省
僕には常識とか
教養とかいうものは存在しない気がした
でも目からウロコ!今日のセンテンス
とてもわかりやすく理解し
腹にストンと落ちていった
カジュアルには「ニホン」
フォーマルには「ニッポン」こんな感じかな
そして名称には音のつながりや
韻を加味して適当といえば失礼だが
使い分けているようである
昔のポルトガルの辞典に明示してあるとは驚きである
そして「ジャパン」の語源は「日本」であること
何か嬉しい気がしたと同時に神聖な気持ちになった
早速、若い人たちに教えてやらねば・・・
案外、知っているかもしれないな・・・
早起き鳥
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