カナダで生活している
日本人女性の歯科医師から届いた手紙があります。
日本では自分が望むように
死を迎えるのが難しいという話をしたら、
夫(カナダ人)が
「日本人は自殺する人が多にね」と言い、
「ああ、確かにそうだな」と思いました。
北米では自殺する人は少ないし、
生きていけるのに自分の命を絶つということは
社会的に許されていません。
でも老衰で死んでいくし
救急はしても延命はしないという考えです。
日本では死が美しいことのように扱われたり、
簡単に死を選ぶ人が多い中で、
本当に命が尽きる時にはその命に執着する。
本人たちが決定権を持っている
というシステムを作り上げないといけない
という風潮に変わっていくことを
私は望んでいます。
「平穏死」という選択
石飛 幸三 著
簡単に死を選ぶ人が多い中で、
老いた人たちは「死にたい」と言いながら、
病院に行っている
本当に何やらおかしい国である
オバマさんが言っていた、
国民皆保険、
あの保険制度はどうなったのだろう
日本では誰でも一様に
健康保険の庇護の下、
3割負担で病気の時は助かっている
そして後期高齢者の医療負担は確か1割
本当に恵まれているし、
大変だろうが病院サイドも潤っていることだろう
近年、やたら多い
病院のサイドビジネスとしての
介護付きシニアマンション
実は自分の老いた父も
こうしたマンションで余生を送っている
何かあったら介護や医療が
そばにあるという安心感はありがたい
このままいけば日本の国民皆保険の制度は
崩壊するのではなかろうか、
若い人は保険・年金制度についていけず、
医療にかかる国家財政は
崩壊してしまうかもしれない
要するに税金では到底賄えないということになる
いずれ、この決断を
国民がしなければならない時がきそうである
自分とすればいち早く、
医療とはどうしようもなく、
やむを得ない時以外は縁を切って
来るべき時には家族にも社会にも
一切の迷惑をかけず
一人静かに旅立ちたいものだ
早起き鳥
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