どんな むすめねこも、ねこの およめさんに
なりたがりました。
大きなさかなを
プレゼントする ねこも いました。
上等のねずみを さしだす
ねこも いました。
めずらしい またたびを
おみやげにする ねこも いました。
りっぱな とらもようを
なめてくれる ねこも いました。
ねこは いいました。
「おれは １００万回も 死んだんだぜ。
いまさら おっかしくて！」
ねこは だれよりも
自分が すきだったのです。
「１００万回生きたねこ」 佐野洋子 著
人気ブログランキングへ この主人公のネコは本当によくモテるネコ
たくさんの娘ネコからも
愛されて羨ましい限り
でも、誰よりも自分が大好きだから
どんな娘ネコも好きになれず、
未だ一匹狼のネコ
でも、今回は死ななくて良かった
娘ネコにこびり、
いろんな貢物を差し出す
オス猫が大勢いる中で
このネコは少し変わっているというより、
変わりすぎのイケメンネコ
この時点で１００万回も死んだんだぜ！
などと自慢しているわけだし
次回あたりはクライマックスの
出会いが待っているかも
明日が楽しみである
僕自身は何回死んで生きてきたんだろう・・・
多分今が幸せだから、
数多く繰り返してきたんだろうと思う
ネコは自分の生き死にが記憶にあるらしく
僕はわからない、知りたくもないけど・・・
今、この時点で幸せと思えることを喜びたい
そして神様に手を合わせ、心から感謝したい
早起き鳥
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