・・・哲人
仮にあなたが、上司の指示に従った結果、
その仕事が失敗に終わったとしましょう。
これは誰の責任でしょうか?
・・・青年
そりゃあ上司の責任ですよ。
私は命令だから従っただけで、
決定を下したのは上司なのですから。
・・・哲人
あなたには責任がない?
・・・青年
ありません。それが組織の命令責任というものです。
・・・哲人
違います。
それは人生の嘘です。
あなたは断る余地もあったのだし、
もっといい方法を提案する余地もあったはずです。
あなたはただ、
そこにまつわる対人関係の軋轢を避けるために、
そして責任を回避するために
「断る余地がない」と思っているのですし、
縦の関係に従属しているです。
嫌われる勇気
岸見 一郎、古賀 史賀 著
上司の命令!
それは絶対的な職務命令なのかどうか?
バカな上司に仕えたら、
本当にこういう悩みばかり・・・
断る余地というか勇気というか
大切な気がしている
上司命令だからと言って
「お前、死ね!」と命を受けたら死ぬのか
武士の世の中ならそれはあるのかもしれないが
今の世、そんな命令はパワハラの極みである
上司といえども組織というチームの一員
もし敗北したら全員に責任がある
アドラーの言いたいことは十分理解できる
でも上司に意見を申し上げるとか、
拒否するとか
それは本当に邪魔くさくて、
正直ウザイ!のである
だからハイハイと二つ返事で了解してしまう
どうってことないことしか
上司は決断しないのである
それに重要なことは
自分からこうしろああしろとは言わない
部下からの提案にしかものを申さない
そんなバカな上司がたくさんいた
自分だけはそんな上司になりたくなかったが
当時の部下にどうだったのか聞いてみたいところだ
でも、自分もきっと、
その他大勢の先輩の一人にちがいない・・・
早起き鳥
人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。