早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

断る余地がない...!

2017年06月10日 04時26分10秒 | 読書




・・・哲人

仮にあなたが、上司の指示に従った結果、

その仕事が失敗に終わったとしましょう。

これは誰の責任でしょうか?


・・・青年

そりゃあ上司の責任ですよ。

私は命令だから従っただけで、

決定を下したのは上司なのですから。


・・・哲人

あなたには責任がない?


・・・青年

ありません。それが組織の命令責任というものです。


・・・哲人

違います。

それは人生の嘘です。

あなたは断る余地もあったのだし、

もっといい方法を提案する余地もあったはずです。

あなたはただ、

そこにまつわる対人関係の軋轢を避けるために、

そして責任を回避するために

「断る余地がない」と思っているのですし、

縦の関係に従属しているです。




  嫌われる勇気

          岸見 一郎、古賀 史賀 著



     








 上司の命令!

それは絶対的な職務命令なのかどうか?

バカな上司に仕えたら、

本当にこういう悩みばかり・・・


断る余地というか勇気というか

大切な気がしている

上司命令だからと言って

「お前、死ね!」と命を受けたら死ぬのか

武士の世の中ならそれはあるのかもしれないが

今の世、そんな命令はパワハラの極みである


上司といえども組織というチームの一員

もし敗北したら全員に責任がある

アドラーの言いたいことは十分理解できる


でも上司に意見を申し上げるとか、

拒否するとか

それは本当に邪魔くさくて、

正直ウザイ!のである

だからハイハイと二つ返事で了解してしまう

どうってことないことしか

上司は決断しないのである

それに重要なことは

自分からこうしろああしろとは言わない

部下からの提案にしかものを申さない

そんなバカな上司がたくさんいた


自分だけはそんな上司になりたくなかったが

当時の部下にどうだったのか聞いてみたいところだ

でも、自分もきっと、

その他大勢の先輩の一人にちがいない・・・



       早起き鳥




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