早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

「わたしとあなた・・・」

2017年06月01日 05時23分19秒 | 読書




・・・哲人

ずっとお話ししてきているように、

アドラー心理学では

「すべての悩みは、対人関係の悩みである」

と考えます。


不幸の源泉は対人関係にある。

逆にいうとそれは、

幸福の源泉もまた対人関係にある、

という話でもあります。


そして共同体感覚ごは

幸福なる対人関係のあり方を考える、

もっとも重要な指標なのです。


社会学が語るところの

社会の最小単位は何だかご存知ですか?

「わたしとあなた」です。

二人の人間がいたら、

そこに社会が生まれ、共同体が生まれる。

アドラーの語る共同体感覚を理解するには、

まず、「わたしとあなた」

を起点にするといいでしょう。



・・・青年

そこを起点にどうるのです?



・・・哲人

自己への執着を

他者への関心に切り替えていくのです。


  嫌われる勇気

          岸見 一郎、古賀 史賀 著



     








 「わたしとあなた・・・」

ここに自分以外の人と二人で暮らしているとして

「わたしとあなた」の存在しかない


自己への執着というのは

自己中心的な感情と言い換えるとすると

お互いに自己中心的であればいつも喧嘩ばかり

意見の食い違いがある都度、

言い争うことになりそうだ


そして喧嘩がエスカレートして

相手を抹殺してしまいどちらかが一人になる

人間が一人になって幸せなのかと考えれば

孤独という自由ほど、悲しいものはない


ならば相手のために生きたとすれば

課題の分離が起こり、

自己への執着から他者への関心へと

人言関係が進化する

自分が相手本位に考えれば

相手も同じように考えてくれるだろう

たとへ相手が暴力的であろうと、

そんな暴力の相手さえも

自分の方を向いてくれるに違いない



       早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。