早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

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無邪気でありままの自分...!

2017年06月11日 04時46分31秒 | 読書




・・・哲人

あなたは無邪気な自分、

ありのままの自分に

自信が持てていないと言うことですね?

そしてありのままの自分による

対人関係を回避しようとされている。


きっとあなたも、

部屋の中に一人であれば、

大声で歌ったり、

音楽に合わせて踊ったり、

威勢のいい言葉を

発したりできるはずですから。



・・・青年

へっへっへっ、まるで監視カメラでも

設置しているかのような言葉ですね!



・・・哲人

一人であれば、

誰もが王様のように振る舞える。

要するにこれも、

対人関係の文脈で考えるべき問題なのです。

「無邪気な自分」がいないのではなく、

ただ人前でそれができない

と言うだけのことですから。

やはり共同体感覚です。

具体的には自己への執着を

他者への関心に切り替え、

共同体感覚を持てるようになること。




  嫌われる勇気

          岸見 一郎、古賀 史賀 著



     








 「無邪気でありのままの自分」とは・・・

と自分の胸に聞いてみれば

そんなこと考えたこともなかったこと

世間体、見栄、執着心、自己中心的・・・

といろんな自分の姿が湧き上がってくる


本来はおしゃべりで、

子供のまま大きくなったような

無邪気な仕草がありのままの姿

でもこの歳になるまでに自分というのは

バカにされたくない、笑われたくないなどと

強い自意識がブレーキをかけ、

無邪気に振る舞えなくなってきた

自己執着が人一倍強いのかもしれない


相手からよく思われたい、

いい人だとの評価を得たい・・・

その一心で生きてきたような気がする

でもリタイヤしてからというもの、

この自意識も誰に向けていいのやら、

大きい組織から卒業してフリーになった途端

無邪気に生きるしか生きようがなくなってきた

こんな大きな転換を思い知って久しい


今は自分のために生きるというよりは

誰かのために生きていたいと強く思っている

アドラーはさらに進んで

共同体感覚を持って

皆と共に生きろと...!

と言っている・・・



       早起き鳥




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