たまたますれちがったあの人もこの人も、
全く無縁の他人ではない。
どなたさまもみんな
自分と目に見えぬ
つながりをもった
大事な人ばかりで、
だから頭を下げ、
笑顔をかわし、
心温まる気持で接したい。
そんな教えのこの言葉。
りくつではない。
無数の先人の
貴重な体験の数々が、
そこにしみじみと
にじみでている。
「続、道をひらく」 著 松下 幸之助
仕事の帰りに乗るバス最近ドライバーが変わった。
いつも携帯の音楽を聴いて
自分の世界にいる。
ふと、誰かのしゃべる声
「お客さん、
いつもありがとうございます。
降りるのはバス停で良いですか？
都合の良いところで停車しますが…」
と運転手が僕に声をかけている。
思わず、「はい！」
翌日また同じように声をかけられた。
「お客さん、バスを降りてから
だいぶ歩かれているようですが、
今日は１ブロック前で停車しますね。」
と言われた。
なんと昨日のことを
覚えているドライバーにおどろいた。
いまどきこんな人がいるんだと
昨日に引き続き、嬉しい気持になる。
「運転手さん、
ご親切にありがとうございました。」
と目と目が合い、にっこり…！
早起き鳥
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