早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

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責める責められる

2011年12月20日 02時41分02秒 | 読書




他人を責めるということは、

ほんとうはなかなか容易ではない。

責められる方もいやなら、

責める方も気持のよいものではない。

できればお互いに

責め合わないでいたいのだけれど、

神ならぬ身、

時にはやっぱり責めたくもなるし、

また責められて気のつくこともある。

だから、責める責められるということは、

人と人とが寄り合って

暮らしていくこの世の中では、

さけることのできない一つの

人間の宿命なのかもしれない。

  「続、道をひらく」 著 松下 幸之助
  
     







これまで生きてきて

責められた事は何度も思い出す。

そして、責めたことも何度もあった。

今、忘れられないのは責めたこと、

責めた結果、確実に恨みをかった。

そしてその恨みはなんとも

ねじまがった仕返しとして降りかかる

という思い出が

切なく記憶から消えない。

だから、人生後半においては、

どんなことがあっても

責めてはいけない。と思う。

叱ることさえ、

できるならさけたいものだ。

責めること、叱ることは

得てして自分の価値観を押しつけること

でも責めること、叱ることを怠ると、

秩序を維持することが

できなくなることもあるが、

そんな事はもう

僕の仕事ではなさそうである。

   早起き鳥






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