自分の目で見、
自分の手でたしかめる
これほどたしかなことはないけれど、
ともすればお互いに、
自分の目のとどく範囲、
手にふれる範囲の
たしかさにとらわれて、
これがすべてなり、
これがまさに「世界」なりと
速断しがちである。
自分の目のとどかないところ
手にふれえないところにも
さまざまの人がいて
さまざまの考えを持ち、
さまざまのものがあって、
さまざまの働きをしている。
「続、道をひらく」 著 松下 幸之助
自分の常識は他人の非常識
同じ人間だとおもうから
なお腹も立ち、イライラもする。
相手のことを人間とちがう生きもの
だと思えば腹も立たない。
宇宙人だと思えばどうだろう…!
自分の考えを押し通そう
などと思いもしないだろう。
相手の身になって真剣に
相手を理解しようとするに違いない。
他人と接するときには
人間の仮面をかぶった宇宙人だ
と思えば良いのである。
お互いを尊重し合い、
存在を認め合い
お互いの常識をもう一度
確かめ合うことが
今一番大切なのかもしれない。
早起き鳥
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