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地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

六月晦は「夏越の祓」

2025年06月17日 | 身辺雑記


 このところ何度も書いているが、六月晦は「夏越の祓」。

 半年の厄を祓い、残り半年間の無病息災を願う。一年の前半の最終日にあたる六月の晦日に行われる大祓の神事が「夏越の祓」。十二月の大晦日に行われる大祓「年越の祓」とともに、 日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢れを祓い清め、無病息災を祈る行事だ。

 この「名越の祓」では、3つでを行うことで、「罪や過ち、心身の穢れを祓い清め、無病息災を祈る」ことができる。

 まず①は、「茅の輪くぐり」。鳥居の下や拝殿の前などに茅や藁で作った大きな輪を設け、8の字を描くように輪を3回くぐり抜ける行事。

 ところが、この「茅の輪くぐり」は、実際は6月30日には行われていない。ネットでくぐってみたが、今年の日程はまだ発表されていない。昨年だと岡山神社は7月27日、阿仁神社は7月11日だった。

 そして②は、「夏越ごはん」を食べること。酷暑の夏を乗り切る新習慣と言えよう。夏越ごはんは、雑穀ごはんの上に夏野菜を使った、「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせた行事食だ。
 その昔、蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞嗚尊(すさのおのみこと)を「粟飯」でもてなした伝承に由来している。

 「ごはん(できれば雑穀入り)」と「茅の輪にちなんだ丸い食材」の2つの要素をおさえれば、夏越ごはんのレパートリーは自由自在。「公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構」のホームページには、「夏越ごはん」のバナーが貼られていて、そのレシピがたくさん紹介されている。

 今年、私は「夏越弁当」が手に入らなければ、麦ご飯の上にかき揚げをのせて、「夏越ごはん」として、食べようと思っている。

 続いて③は、和菓子「水無月」を食べることだ。「水無月」はたいていの和菓子屋さんで手に入る。私は華宵庵のものを買う予定。

 この3つを実行して無病息災を祈り、残りの半年を乗り切らなければと強く思っている。

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