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地底人の独り言

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国際芸術祭

2013年09月04日 | 展覧会・講演会

 

瀬戸内国際芸術祭、春は沙美島と女木島そして夏期は伊吹島で感動と出会った

 心配された台風だが、前回接近した台風と同じように今回も温帯低気圧に変わった。風の心配はないが、朝方の雨は凄かった。県内でも全県で大雨警報がまだ発令されるなどしている。岡山市などでは洪水警報も出されている。全国的にも大気が不安定な状態となり、豪雨や竜巻による大きな被害が報道されている。もうこれ以上の被害はでないで欲しい、と心から願っている。


 その台風に悩まされたのが、今年の「瀬戸内国際芸術祭」(3年に1度開催)行きだ。2回目の開催となる今年は、「季節の移り変わりを楽しみ、ゆったりした気持ちで島々を巡ることができるよう、春、夏、秋の3シーズンに分けて開催」され、9月1日(日)に夏期シーズンが終了し、残るは10月5日に開幕する「秋シーズン」のみとなっている。

 この「瀬戸内国際芸術祭」、私は春は沙美島(春期のみ)と女木島を訪れた。夏期については、今年の記録的な猛暑に負けて島々を巡る元気が出なかった。しかし、夏期のみの開催である伊吹島だけでも行かなければと考えた。友人の日程もあり、なかなか行く日が決まらず、やっと設定できたのは結局、最終日の9月1日(日)だった。

 

 日程は決まったものの、また新たな難題が襲いかかってきた。台風の直撃だ、数日前から、台風の進路が直撃となっていた。しかも当日に。しかし最終日であり、日程の変更は出来ない。まさに、絶体絶命。ともあれ、運を天に任せた。

 結果、前日には温帯低気圧に変わった。今朝と同じ図式だ。そして、大雨も同じ。家を出る際はそうでもなかったが、瀬戸大橋を渡る頃には、雨は激しくなり、観音寺港に向かう高速道路ではまさに集中豪雨で視界が遮られ運他店が困難なくらい激しく降った。なんどか、もう止めようとかと思ったことか。それでも高速にのり、瀬戸大橋を渡ってしまったので、いまさら引き返すのも悔しくて、ここでも「運を天に任せた」。

 

 するとどうだろう、観音寺港では小雨となり、伊吹島に着いた頃には雨は上がった。島内を見て回る際には、傘はほとんど不要だった。まさに、我が運を全部使い切っての曇り空だ。

 さて、今回の伊吹島行きは、先にも書いたが夏期のみの開催であり選んだ。そして、お目当ては春期の沙美島で時間の関係で断念した島スープだ。今回は伊吹島で展開されており、船から下りて脇目もふらず会場まで行き長い列に並んだ。私が並んだのは110番目くらいだったが、最終日で限定150食が用意(通常は100食)されていて鑑賞する(=食べる)ことが出来た。

 この「島スープ」は、「副産物スープ」と名付けられており、作家さんが食べる前に解説してくれる。伊吹島は「いりこの島」として全国的に有名で、「島スープ」はそのカタクチイワシ漁の副産物のみで作られている。とても美味しかったことは言うまでもない。

 この「島スープ」10時30分~で、ずいぶんと時間がかかり他の作品を見て回っていたら、楽しみにしていた「お休み処まっちゃんのいりこカレー」は、もう売り切れとなって食べられなかった。残念、悔しい。

 それにしても、現代アートではスープが作品となり、トイレも作品となっている。また廃校となった学校や家屋を使うなどした多くの作品が、私の感性を揺さぶってくれた。お天気にも恵まれて(それは快晴ということではなく、豪雨でなかったという意味でだが)楽しく島内の展示作品を見て回ることが出来た。たくさんのボランティアの方々やネコたち、そして島の豊かな風景にも出会えて、ひととき乾いた我が感性に水やりをすることができた。ステキな一日を過ごすことが出来た。

 

コメント (2)
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