「大人が夢見てもいいもんですね。」、映画「RAIL WAYS」を観た
先週に観た松たか子の映画「告白」の衝撃が、まだ私の心に重くのしかかっている。そこで「口直し」という意味で、今日は映画「RAIL WAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」を観た。
私のブログをいつも訪問してくださる「湘南ボーイ」さんが、「ハナショーおかやま」に「この映画はお勧めです。ぜひご覧下さい。」と書かれていたこともあり、この映画を選択した。
島根県東部を走るローカル線・一畑電鉄(通称「バタデン」)。その線路脇に広がる光景は、今も懐かしい日本の風景。そんな自然の美しさや音楽が心に染み拡がっていく。東京の一流企業の部長がその座を捨てて、故郷・島根に帰り、49歳で子どもの頃の夢だった一畑電鉄電車の運転手となる。実話に基づく映画だ。主人公を始め、みんな夢に向かって生きていく。そしてバラバラだった心が一つにつながっていく。久しぶりに泣かせてもらった。
久しぶりと言えば、奈良岡朋子も久しぶりに見た。少し太っていて、正直最初は誰か分からなかったが、このお母さんがとてもいい。「好きなことをやりなさい。それが一番の親孝行」と語る。母を思い出した。
ところで、今日は岡山メルパで見た。カードを見ると、昨年の8月以来だ。このところは東宝シネマズ岡南で見ることが多くなっているが、今回は上映時間の関係で、メルパを選択した。しかし正直なところ、東宝岡南のスクリーンや機器の新しさが勝る気がした。やはり映画は美しい画面で見たいという気持ちを再確認した。