5月第3週、勤務校は中間考査になりました。
今年、僕はORAL COMMUNICATIONの授業担当。TTを行っていることもあり、当然のように、音声問題(リスニング)も中間考査で実施しました。
英語教育=訳読式授業であると今でも思いこんでいる人も多いようですが、現在ではそれほどではありません。もちろん、読むことを中心とした科目も、文法を学ぶ科目もありますが、少なくとも保護者世代よりはずーっとコミュニケーション活動に時間を割いています。
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さて、コミュニケーション活動をどのように評価するべきなのでしょうか。「授業中の生徒のパフォーマンス(活動)の評価」方法を書いてみます。
いろいろな方法があると思います。
僕はTTでは、発言した生徒にそれぞれ参加ポイントをつけています。これはALTや僕が何か英語で生徒に質問した時に答えてくれたり、積極的に手を挙げて発言した時、生徒に「参加ポイント(いわゆる、平常点)」をつけてデータをとるものです。この作業、結構たいへんです。
まず、授業中にチェックができない(するべきではない)。なぜか?
いわゆる、エンマ帳にチェックを入れているのを生徒が見ると萎縮する(ちょっとオーバーかな)、意識するので、どうしても失敗をおそれます。僕もALTも、何かをいってもらうことを重視しているので、これはさけるべきだと考えています。僕は授業後、「今日は誰が何を言ってくれたかなあ」と思い出して、職員室でエンマ長にv印を付けています。
生徒にも、「先生チェックしているの」と聞かれたことがあります。「全部覚えているんですか」なんて聞いた生徒もいるけど、これは大丈夫です。(ホントです)
どんな授業でも積極的に発言している生徒は残念ながらどのクラスでも、ほぼ決まっています。レギュラーは決定しているものです。レギュラーは印象が残ります。
順番で指名していけば、出席番号でも座席表でも記憶はたどれます。
普段発言しない生徒が何か話してくれると、これも印象が強くなります。
…結果的にまず100%チェック漏れはなくなります。
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1学期間どれくらいの参加ポイントがつくか。1回の授業で1回発言するとして、どれくらいになるか。定期考査の得点と相関性があるのか、ないのか。今年1年かけてよく検討したいと思います。