2月28日読売の記事である。
<国家公務員65歳定年が見送り>
埼玉県職員である僕・全英連参加者の定年は現行法・規則では60歳である。
地方公務員の定年と国家公務員の定年が異なる場合、それはよほどのことか、特別な職の場合である。学校の先生は、基本的には一般職と同じだから、国家公務員の65歳定年が見送りになるということは、僕の定年の延長もないことになる。僕は、満60歳になる年度の年度末が、定年退職年月日ということになる。
気になっていた。
もちろん、60歳で仕事を辞めて、5年間の蓄えがあるはずない。現在の再任用というかたちで、仕事を続けることになる(一度定年退職して区切りをつける)のか、それとも定年というゴールが、50歳を超えたあたりで突然5年間伸びるのかいいのか。ここ数年、自分の考えが宙ぶらりんだった。
60歳。体と心の柔軟性。精神状態のこと。
いろいろ考えると、そこをゴールに考えていた人が、いきなり延長は無理のように思えていた。少なくとも僕には無理だと思っていた。少しほっとした。60歳からのフルタイム勤務。学校では無理と言い切ってはいけないが、なかなか厳しいものである。
そんなことを考えた。
こういう記事についての考えは、後追い記事を待つのが習慣になっているので、ここまでにしておこう。
(2/28(火) 22時)
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1週間待った。6日にこんな記事が出てきた。
「希望退職制」を本格検討
人員削減へ金額上積み-政府(時事通信)
政府は2013年度の新規採用を、’09年度比で4割超削減する方針。
公務員の総人件費削減が、今回決まった、給与削減だけでは足りない。そもそもこの削減は時限的なものなので、採用を削減するのと同時に、給与水準の高い職員数削減をめざす。このために、一定年齢以上の国家公務員を対象とする制度を作る。
退職金を上積みして、退職者を募る希望退職制度。上積額、対象年齢を検討して、2013年度からの運用を目指す。
だいたいこんな内容である。でも、目新しさはない。
僕・全英連参加者の勤務している埼玉県。県立高校の先生を対象とするものに、『学校職員勧奨退職取扱要項』に定められている退職金の加算*がある。年齢が50歳以上、勤続20年以上が対象である。これとはどう違ってくるのだろう。わからないことが多い。
もう少し、後追い記事を待つことにしよう。
(3/6(火) 22時)
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*詳細は、『職員の退職手当に関する条例』を参照のこと。
埼玉県ウェブサイト-例規集