①中学校 横浜市立南高等学校附属中学校西村先生、『教科書から自己表現へ』
第2言語習得では、インプット>アウトプットのはずなのに、インプット<アウトプットを求めている状況なのではないか。これをどう解消するべきかの取り組み。その一言につきると思う。
このために1冊の教科書を1年で5回、様々な活動で使いきること実践しているとのこと。すごいと思う。生徒の活動メニューの豊富さが、印象的である。
②高等学校 岐阜県立東濃実業高等学校亀谷先生、『新学習指導要領で求められる授業づくりの実践』
『学びの遅い』生徒が多いとのことだが、活動状況を見る限り、そうは思えない。
small talkの様子、かなりのレベルだ。ローザ・パークスの事件のディスカッションも、内容は充実している。いずれも教師によってデザインされている(designed)活動だ。それに沿って授業が進む。学習が進む。生徒が活動する。このことは評価できると思う。見習うべきところは多い。
積み重ね・継続の力は大きい。教師の執念は大事だ。