全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

2022-03-22 05:22:19

2022-03-22 05:22:19 | 全英連参加者 2022

 三連休が終わりました。
 何だ、この寒さは?

《追記》
 「みぞれ」が降っている。
 Sleet is falling.
 It is sleeting.と”sleet”を動詞として用いることはあまりしない。(Weblio)

 みぞれはsleetだ。a mixture of snow and rain(=雪と雨のまざりもの)しか思いつかなかった。


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BCP

2022-03-22 04:00:00 | 気になる 学校の問題

 事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字。

 企業が、テロ、災害、システム障害、不祥事等の危機的状況下に置かれた場合でも、重要な業務が継続できる方策を用意し、生き延びることができるようにしておくための戦略。その計画書。


 いくつかのサイトをしらべてみた。概要は上記のようになる。

 このBCP、現下のコロナウイルス・パンデミックのためか、よく耳にするようになった。学校でもBCPという言葉が出ることがある。学校でBはBusinessの頭文字ではなく、Blackだなんて減らず口をたたくつもりはない。でも、BCPなんて、カッコつけたがりの言い方だ。「〇〇継続計画」というべきだろう。

 〇〇継続計画... 何が思い浮かぶ?
 当たり前すぎで誰でも思いつくのは「授業継続計画」だろうか。でも授業(=教科学習)に隠れがちだが、実は別の深刻な問題として、学校文化の継続問題がある。中でも部活動継続(伝統継承)は、深刻な影響を受けている。もちろん僕も部活動のあり方、教師のかかわり方が大変革期、歴史的曲がり角に来ていることは承知している。過去の有り様を漫然とありがたがるつもりは毛頭無い。同時に生徒たちの居場所としての部活動の大切さは、忘れてはいけないとも考える。学校での居場所が教室のみ。することが勉強だけ。それだけでいいとは思えない。

 部活動 広い意味での学びの環境
 ”Bukatsu Continuity Plan”
を真面目に考えないと、大変なことになる。あと1年もすれば、前年・前々年同様のことができなくなる。これが、そろそろ顕在化しはじめている。現在の生徒たちが下線部に適応できるかどうか、少し考えればわかることである。学校生活への不適応、それによる中途退学者などの増加がいずれ表層に現れてくる。部活動を含め特別活動は、僕たち先生が考えていた以上に「力」を持つものなのだ。

 授業、学校行事、部活動
 全てをまとめたものが個々の「〇〇学校」

 コロナウイルス感染症パンデミックの前から、僕はブログに「学校文化」という観点から色々なことを書いている。授業継続計画、部活動継続計画にとどまらず、そろそろ本気で「(学校)文化継続計画」を考えるべきところに来ている感じがする。

 BCP
 Bunka Continuity Plan

 学校には学校文化という心柱シンバシラが必要だ
 パンデミック終息後、同じ場所に同じ名前の学校が存在しても、実態は全く違うものになっているのではないか。そうなることを皆が求めたのならばともかく、だれもその変容にすら気がつけない。そんなシビアな危機感がある。

 令和3年度も、もうすぐ終わりである。


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