薬局ですすめられた花粉症のクスリ。効き目はあるのだが、なんだか喉がかわく。
・・・困ったな。
北陸新幹線の敦賀以西ルートを検討する与党委員会は10日、以下の3案にルートを絞り込んだ。
1.JR西日本が提案した「小浜~京都」
2.京都府と京都市が要望する「小浜~舞鶴~京都」
3.滋賀県などが求めている「米原ルート」
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北陸新幹線は昨年3月金沢まで延伸開通した。金沢までの新幹線は、大宮駅でも当たり前の風景になりつつある。
北陸新幹線の金沢~敦賀は2023年(平成35年)春頃延伸開業予定である。このうち、金沢~福井は2020年度(平成32年度)を目指して前倒し開通の動きがある。
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敦賀以西ルートは未決定。福井からは前提として「京都駅を通る」ものとするようだ。
上記3案、敦賀から京都へは、「米原」「小浜」「小浜と舞鶴」を通る案になる。また、北陸新幹線の終点は「新大阪」か「天王寺」のいずれかとし、「関西空港」までの延伸は検討しない。
1.敦賀~小浜~京都
・京都から東海道新幹線に入る。
2.敦賀~小浜~舞鶴~京都
・京都から東海道新幹線に入る。
3.敦賀~米原
・米原から東海道新幹線に入る。
1.だろう。
2.は新幹線の基本計画路線である山陰(さんいん)新幹線ルート案に接続するようなアイディア。舞鶴から京都はどのような線形になるにしても、なんだか大変そうだ。スイッチバック運転とまでは言わないが、現実的ではないだろう。素直に線路を引けば、京都、新大阪より新神戸に至るイメージである。なお2015年度現在、舞鶴というJR駅はない。東舞鶴が舞鶴市の中心駅、西舞鶴もある。
3.は現在の東海道新幹線でも、改善されたとはいえ雪の影響がおそらく一番ある米原である。そこから東海道新幹線を走る本数を増やすのはいかがなものか。
なお、この延伸計画は京都(もしくは米原)から新大阪へ新たに線路を引くという話しではない。リニア中央新幹線が遠い将来に大阪まで至り、東海道新幹線が何らかの形で本数減ができない限り、東海道新幹線の京阪間が現在よりも「混む」ということである。
新大阪ではなく天王寺を終点とする場合、高架、地下いずれにしても、新線になる。用地買収が大変である。
新大阪から天王寺には地下鉄御堂筋線がある。直線距離で10キロ弱、地下鉄の営業距離でも11.1キロである。同区間所要時間20分ちょっと。そこまでする必要はあるのだろうか。
北陸新幹線の終点を天王寺とする場合、京都もしくは米原から東海道新幹線に乗り入れた北陸新幹線列車は新大阪駅通過にできるだろうか。
・・・無理だろう。
新大阪と天王寺両方停車という運行が基本になる。
・・・新大阪~天王寺はどの程度の速度になるのだろうか。