4日午後のニュースでも取りあげていたので、僕もやってみよう。
日本時間18:00のGoogle Newsのヘッドライン、記事の一部をを引用する。ニュース元はFoxNews.Comである。
タイトル
Romney Edges Out Santorum to Win Iowa Caucuses
(ロムニー候補、サントラム候補を寄り切って、アイオワの共和党党員集会で勝利)
ロムニー候補については、以前取りあげている。今回同候補はサントラム候補を、ホントに僅差で破っている。記事にはこう書いてあった。
Iowa GOP Chairman Matt Strawn reported the official vote count at 30,015 for Romney and 30,007 for Santorum. Each candidate pulled in about 25 percent.
ロムニー候補
30,015票
サントラム候補
30,007票
たった、8票差。この2人が総票数の25%ずつを取っている。
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ロムニー候補は、去年の6月5日に、「I'm Running For President Of The United States.」で取りあげている。しかし、今回彼と指名をあらそった、サントラム候補については、ブログで取りあげたことが1度もない。早速調べてみた。
選挙サイトアドレスはこちら。
(新しいウインドが開きます。)
http://support.ricksantorum.com/
トップページにあるスローガンは、
RICK SANTRUM
The Courage to Fight for America
(アメリカのために戦う勇気)
で、ある。ウェブサイトには、人となりが書いてあるが、こんな結びになっている。
But of all his accomplishments, Rick is most proud of his role as a husband and father. Rick and his wife of 21 years, Karen, are the parents of seven wonderful children: Elizabeth, John, Daniel, Sarah Maria, Peter, Patrick and Isabella.
(しかしながら、彼がこれまでに成したことの中で、もっとも誇りに思っているのは、夫・父親としてのことだ。彼と彼の妻カレンは素晴らしい7人の子どもの両親である。)
いかにもという感じである。
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アイオワ州。政治的にも宗教的にも保守的な土壌であるようだが、ここでロムニー候補が勝てた。正直ちょっと驚きでもあるし、他に誰かいないのかなあとも思う。まあ、だから、サントラム候補がぎりぎりまで追い上げることができたのかもしれない。2人の宗教的なバックグラウンドは、前者はThe Church of Jesus Christ of Latter-day Saints(モルモン教)、後者がCatholic Church(キリスト教:カトリック)である。いずれもアメリカの宗教界では最大多数宗派ではない。
今回第3位になったのは、テキサス州選出のロン・ポール下院議員。
この人は、報道によれば内向きな政策のようだ。76歳。ちょっと年齢的に大統領のイメージではないかもしれないが、注目していかなければならない人物である。ちなみにこの人の宗派はキリスト教この人はBaptistである。
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5日朝の時点で、党員集会5位のテキサス州知事・ペリー候補は地元に帰り、支持者と今後について検討。報道では事実上の撤退とあつかわれている。6位のバックマン候補は予備選からの撤退を表明した。
去年から取りあげていた3名のうち、残っているのはロムニー候補だけである。彼を含めて上記3名+ギングリッジ元下院議長で、指名あらそいが続くことになりそうだ。
2011.08.16、「Rick Perry for President」
2011.07.08、「Michele Bachmann」