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聖ピオ十世会創立者 ルフェーブル大司教の伝記 6.7.5.対イタリア軍の兵士動員

2010年08月05日 | ルフェーブル大司教の伝記
対イタリア軍の兵士動員 ― 分離した宣教師たち

  ルフェーブル神父は、実りもなく自分の運命を嘆くような人間ではなかった。ジェローム・ムバ・べカル(Jérôme Mba-Békale)神父がオギュスト神父の後任者となって、ドンギラは正常に戻った。しかし少したつと、対イタリア軍としてマルセル神父が動員された時には、混乱が発生した。
「イタリア軍はリビアからやって来ていたらしいのですが、私たちは一度として彼らを目撃した事はありませんでした!」

 この機に、マルセル神父は兵士たちと共にバンギ(Bangui)に送られた。 そこにいる間、無駄にイタリア軍を待っているよりはむしろ、司教館のコーヒーの木に浸入した蟻を除去する事に精を出した。この小さな生物に噛まれるのは、非常に不快なものだった。その後、彼はガボンへ送還されが、彼の仲間たちはカメルーンに配置されてしまった。

  今や「自由フランス」の手中にあって、ガボンはフランスから切り離された。若き新米宣教師はこの植民地へ来る事が出来なかった。 確信のみならず、必要に迫られた聖霊司祭修道会本部はペタン元帥に忠実だった。1942年12月8日、ル・アンセック(Le Hunsec)司教は、会の司祭たちに書簡を書いた。「私には、グリモ(Grimault)司教及びゲ(Gay)神父を伴った、ペタン元帥との興味深い面会をしました。彼の溌剌さや明敏さ、そして彼の沈着さに私は敬服いたしております。」  

 タルディ司教は1941年9月10日付けでガボンから本部宛に手紙を書いた。
「私たちの事はご心配なく。資金に関して言いますなら、政府 が援助して下さっており、宣教師たちは全力を尽くしています。全員の士気は‘賞賛に値する以上’であります。」

 他方、フォレ神父はこう書いた。「私たちの職務は、通常通り継続している最中であり、[私たちの内]たった一人が徴兵されました。不可欠な物は全て持ち合わせております。もし【故国フランスが‐訳者】分離されていなければ、私たちも相互的な平和の中で生活出来るのですが。」



聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次
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