Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

ラテン語のミサ典書(トリエント・ミサ典書、昔のミサ典書)の申込先について

2008年07月07日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ラテン語のミサ典書の申込先について、thomasonoda @ fsspx.mail-box.ne.jp と書きましたが、コンピューターによるスパム・メールを避けるために thomasonodaと@マークの間、また@と fsspx.mail-box.ne.jpとの間にスペースがおいてあります。

 大変恐縮ですが、スペースを取ってからメールを下さいますようによろしくお願いします。

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.

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聖ピオ十世会創立者ルフェーブル大司教の伝記 12.1.9. 劇的な対立(その2)

2008年07月07日 | ルフェーブル大司教の伝記
第12章 公会議の嵐に直面して

I. 中央準備委員会委員


劇的な対立(その2)

 枢機卿たちが次々に発言し、彼らは二つの陣営に分かたれた。

 フリンクスは「教会はこれ以上、宗教的誤謬の拡散を阻止し、カトリック信仰を保護する世俗的腕がもはや必要ない」と考えた。彼は「現世の共通善が危険でなければ、国家は他の宗教が広がることを阻むことができない」と付け加えた。

 マーレイ神父のインスピレーションを受けたレジェー(Léger)は「人格をもつものだけが宗教を告白することができ、国家はそれが出来ない、国家は機関である。・・・国家には真の宗教を見分ける資格がない」と博学的に説明できると信じた。

 これに対立して、現実主義者のオッタヴィアーニ枢機卿は「信教の自由はプロテスタントたちにラテン・アメリカを征服するための武器を与える」と預言した。

 ルッフィニはこうに宣言した「自由は、それ自体では、真理と善徳のためであって、誤謬や悪徳のためではない」。「国家に関すること、そしてベア枢機卿が肯定したこと、つまり国家はそれ自体として宗教を認識することが出来ないししてはならないことは、極めて間違っていると思う。」

 ララオナは、私たちだけが享受する自由を、非カトリックが持っていると認めてやるることで、彼らをカトリックに引き寄せることができると思うことはまことに「奇抜だ」と判断した。

 最後にブラウンはこうに言った。「レオ十三世が勅書 Immortale Deiで解説した教理が偶然的な教理だと考えるのは、私には幼稚に見える。」


 ルッフィーニ枢機卿は「教皇聖下に問い合わせてこの問題が解決されること」を要求した。しかしながら、彼らは投票することにした。そこで、ルフェーブル大司教は次のような意見を投票した。

「信教の自由に関して:反対 ・・・例えば、この間違いを「精神錯乱」(Denzinger 1690)と呼んだピオ九世ように歴代教皇たちが荘厳に排斥した誤った原理に基盤を置いているから。」

「教会に関しての九-十章: 賛成。しかし、基礎的な原則に対しては、回勅 Quas Primas のように王たるキリストにもっと多く参照して解説することができただろう。・・・私たち公会議の目的は、キリストを万人に告げ知らせること、そしてキリストを、個人と家族と職業同業者団体また他の民間団体の救いと生命である真のキリストを、正真正銘に告げ知らせることが出来るのはカトリック教会だけに属することを断言することである。

信教の自由に関する概要はキリストを告げ知らせていない。従って、間違っていると思われる。神学委員会の概要は、正真正銘の教理を命題として説明してある。この概要はこの教理の目的、すなわちキリストの統治以外の何ものでもないその目的をよく明示していない。・・・救いと命の源であるキリストの観点から、全ての基本的真理は、いわゆる「司牧的に」表現されうるだろう、そしてこのやり方によって、世俗主義(laicisme)、自然一本主義(naturalsime)、物質主義 (materialisme) などの誤謬さえが排除される。」

 この超自然的な高みに立つ独創的な発言は、最も高い原理にこの始まった論争を置いてくれるものだった。しかし中央準備委員会の教父たちの心を打つだけだった。知恵の精神に満たされた男が立ち上がって、人権ではなく王たるキリストの権利を宣言したのだから。

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第12章 公会議の嵐に直面して
I. 中央準備委員会委員

聖ピオ十世会の統計1988年から2008年の間に

2008年07月07日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

Merci, Monseigneur!


 愛する兄弟姉妹の皆様、
 聖ピオ十世会の統計をお知らせ致します。(La croissance de la Fraternité Sacerdotale Saint-Pie X)

● 聖ピオ十世会

 1988年のルフェーブル大司教様の司教聖別の直前には、
司祭:200名、ブラザー(修道士)30名
フランス管区では、司祭55名、(小修道院、学校など25箇所に配属)

 2008年、6月29日付けで、
司祭:480名、ブラザー(修道士)100名
フランス管区では、司祭130名、(小修道院、学校など40箇所に配属)


● その間にフランスのカトリック教会では

1988年
自分をカトリック信者と言う人の割合:80%
そのカトリック信者のうち毎週主日にミサに行く人の割合:18%
洗礼:49万人(出生数77万)
司祭:3万四千人
司祭叙階:約100名
終生助祭:500名

2008年
自分をカトリック信者と言う人の割合:50%
そのカトリック信者のうち毎週主日にミサに行く人の割合:7%
洗礼:34万人(出生数77万)
司祭:2万人
司祭叙階:約100名
終生助祭:2100名

(ラ・クロワ紙2007年11月13日号によると、2014年には65歳以下のカトリック司祭は4500名しか残らないと推定されている。)


聖伝のカトリックの学校


1987-1988年
聖ピオ十世会はフランスにおいて11校を有し、800名の生徒が在籍。

2007-2008年
聖ピオ十世会はフランスにおいて23校を有し、1640名の生徒が在籍。
(さらにこれとは別に、聖伝の女子ドミニコ会修道女によって経営されている聖伝の女子校は、11校あり1500名の生徒がいる。)

ルフェーブル大司教様、感謝します。
DEO GRATIAS !

【追記】神学生の数を調べてみましたが、手元に資料がなく調べ切れませんでした。

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【関連記事】

ソウルのローソク・デモと天主教正義具現司祭団と黙示録13章

2008年07月07日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!


愛する兄弟姉妹の皆様、

 聖ピオ十世会の司祭館はソウル駅の近く、歩いて5分ほどのところにあります。東大門にある聖堂までは普段はソウル駅から地下鉄4号線に乗って行きます。

 6月のソウルのミッションでは、或るフランスの家族が約3年の韓国滞在の後にフランスに転勤になったのでお別れの夕食会がありました。それが終わって司祭館に車で送ってもらいましたが、デモで交通制限があり大変でした。

[Image]


 6月29日の主日にも夕食の後に車で送ってもらいましたが、やっぱりデモで大変でした。その翌日の新聞の報道によれば暴力的なデモになり先鋭化しているとのことです。非暴力を叫んでいたキャンドル集会参加者たちは、新聞社への襲撃、機動隊員や民間人への無差別暴行など、覆面とマスクで顔を隠し、レンガ・石・ビンなどを持った少数の革命家たちが指導するようになっています。

(「戦争反対!」という奴がこれを暴力で主張する、よくある話。どこでもあるように最初にグリーン(「市民団体」)が、次に赤(共産主義者)が、最後に赤軍がやってくるというパターンです。「宗教界と市民団体代表、国会議員が行進の一番前に立ち、数千人の"平和実践行動団"」がカモフラージュをして、革命のための「闘争」が指導されるのです。最初はナイーブに始まったロシアでの血の日曜日のデモもそうでした。)

 これは牛肉というよりも(米国からの牛肉は小売りで発売されるとともに瞬く間に売り切れた)、保守政権に対する左派勢力の抵抗(国民はよくそれを知っている)です。何故なら、米国産牛肉の輸入再開は盧武鉉前大統領が行ったものだからです。また以前盧武鉉政権で権力を握っていた人々が街頭集会に加わっているからです。また10年間の左翼政権の失敗によってもたらされた所得格差拡大と経済的困難に対する不満と一部の反米感情とを利用してなされたものでした。何故なら、アジア通貨危機以降最悪といわれている経済事情の悪化(雇用低迷、物価上昇)が韓国を襲っているからです。

 こうして、誇張された報道と左派勢力(いわゆる市民団体)とが暴力デモを扇動しているのですが、残念ながら、報道によれば、これらに乗って実際に行動を起こしたのは「天主教正義具現司祭団」なのだそうです。

 黙示録の第13章を思い出します。(聖書によれば「海」というのは移り変わる世俗のこの世を現すシンボルで、固定して動かない「地」というのはカトリック教会、天主の教会のことを意味しています。)つまり、見かけは天主の「子羊」のようですが、話す内容・教える内容は「竜」の教える内容そのままの獣を思い出します。

「海から一つのけものがのぼるのを見た。それは十の角と七つの頭とをもっていて、角には十の冠、頭には冒演の名があった。・・・私は、他のけものが地からのぼるのを見た。それは、小羊のような二本の角をもっていたが、竜のように話していた。またそれは、さきのけものにつかえて、あらゆるところに、その覇権の地を定め、致命傷をいやされた先のけものを礼拝するため、地とそこに住む者を連れてきた。」


朝鮮日報より

 「公安政権」と書かれたプラカードとろうそくを手に、李明博(イ・ミョンバク)大統領の退陣を求める市民らの先頭に立つ天主教正義具現全国司祭団のメンバーたち。
 その様子を見て、涙を浮かべながら李大統領が一言。「神父さま、言いたいこと、言えないこと、全て言いたい放題なのに、何が公安政権なのですか?」


カトリック大阪教区・松浦司教が、3月8日にソウルで講演
カトリック大阪教区・松浦司教が、3月8日にソウルで講演


主よ、我らを憐れみ給え!

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