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聖ピオ十世会「ロザリオの十字軍(日本)」の従軍司祭の言葉

2008年07月13日 | ロザリオの十字軍
アヴェ・マリア!

 以下のメッセージのものを「ロザリオの十字軍」に登録された十字軍の兄弟姉妹の皆様には、メールで発送させて頂きましたが、名前を登録してあるにもかかわらず、手違いで、或いはアドレスの変更のために、或いはその他の理由でお受け取りになることができなかった方、或いは以前にはメールアドレスを持っていなかったけれども新しく使うようになったという兄弟姉妹の皆様は、お手数ですが参加確認書をもう一度 thomasonoda @fsspx.mail-box.ne.jp 宛てにお送り下さいますようにお願い申し上げます。

* * * * * * * * 参加確認書 * * * * * * * *

私は、日本の回心のために祈るというロザリオの十字軍の趣旨に賛同し、この意向のために毎日ロザリオを1連唱え、ロザリオの十字軍に参加していることを再更新し確認します。
名前
住所
電話
e-mail (お持ちの方はどうぞ):
* * * * * * * * 参加確認書 * * * * * * * *


 お名前を登録してあるにもかかわらずお受け取りになることができなかった兄弟姉妹の皆様に、ここに内容をお知らせ致します。よろしくお願いします。

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.

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「ロザリオの十字軍」の従軍司祭の言葉


天主様のお望み

 天主様の御恵みによりロザリオの十字軍の結成から7年がたちましたが、つい最近の聖ピオ十世会総長フェレー司教様の呼びかけ(友人と恩人の皆さんへの手紙)と、日本では特に大阪の兄弟姉妹の皆様からロザリオの十字軍に参加したいという様々な声を受けて、私たちのロザリオの祈りの必要性をもう一度再確認したいと思います。

 特に2008年6月30日、ルフェーブル大司教様の4名の司教聖別20周年を迎え、日本のあらゆる小教区で40年前の通り聖伝のミサが復活するために、日本において聖ピオ十世会の聖伝のミサに与る方々の数が増えることが最善・最短の道であることをますます確信致しました。

 何故なら、今までの世界中での聖伝を守る闘いをみているかぎり、天主様の望む回答は、ルフェーブル大司教様、これしかないからです。日本が例外であることは出来ないからです。

 何故なら、教会の歴史を見ても、アリウス派の異端と戦って正統信仰を保持するために天主様は、聖アタナジオを送られ、聖アタナジオを通してそれをなす事を望まれたからです。聖ジャンヌダルクを通してのみフランスを勝利に導くことを天主様がお望みになり、フランス軍が聖ジャンヌダルクを無視しだしたときから負け始めたこともあったからです。シエナの聖カタリナを通して教皇様をアヴィニョンからローマに連れ戻すことを望まれたこともあったからです。

 天主様がそれを望んでおり、カトリック聖伝のために、ルフェーブル大司教様を私たちにおくられたのなら、それによるしかないからです。

 カトリック聖伝を代表するルフェーブル大司教様には、多くの不正義と讒言がなされました。しかもローマ当局によって。これらは、すなわち、カトリックの聖伝信仰に対する多くの不正義と讒言でした。これらの不正義が改められ、真理が讒言に取って代わられなければ、本当の意味でカトリック正統信仰が立ち戻ることにはなりません。

 その意味で、カトリック聖伝を不当に「破門」した「エクレジア・デイ」という名前を持つ委員会が、カトリック聖伝をカトリック教会に本当に復興させることは本性的にあり得ないのです。だから、天主様の望む回答は、エクレジア・デイではなく、ルフェーブル大司教様しかありえません。日本が例外であることは出来ません。

日本での聖ピオ十世会

 多くの方々が、日本のカトリック教会が反日になっている、政治団体になっているという現象に憂慮しておられます。残念ながら、多くの方々は表面的な現象に注意が留まっており、何故そうなったのか、という神学的な理由にまでまだ気が付いておられないのです。

 本当の問題は、信仰の問題、神学の問題です。何故、日本のカトリック教会が共産主義的になり反日になっているのか、何故教会が政治団体になっているのか、という疑問に対する神学的な理由(すなわち第二バチカン公会議の新しい教え)に気が付いておられないからです。

 残念ながら、今日の教皇様が昨日の教皇様の教えていたことと矛盾することを教えて実践するなら、昨日の教皇様を捨てて今日の教皇様の言う通りにすることが「従順」だと勘違いしている方が多くおられます。「教皇様に一致する」ということは、「歴代の教皇様たちの教えを支持して実践する(従ってエキュメニズム運動などはすることが出来ない)」ということに気が付いておられないのです。

 残念ながら、そのような人々は、聖ピオ十世会の「問題」とは、カトリック信仰の中核にある信仰の問題であることに気づいておられないのです。

 カトリック信仰を守ると言うことは、教会内部の権力抗争ではないのです。そのことを多くの方がカトリック教会を政治政党の一つのように考えて、パワーポリティクスでしかものを見ておられないようです。しかし、たとえ神学的理由が分からなくても、たとえパワーポリティクスのことだけを考えても、良く考えると、聖ピオ十世会の聖伝のミサに与ることが、実は日本の現代的な教会に対する最高の威嚇力を持った「ミサイル」であり(何故なら真理よりも強いものはないから)、聖ピオ十世会に力があればあるほど、他の一般小教区もそれに引きずられていく、それ以外の抵抗は、教会の正常化のために実は「威嚇」の力(ポリティカルな力にすぎないから)があまりにも弱すぎる、ということが理解できるでしょう。

私たちのしなければならないこと

 聖ピオ十世会が世の終わりまでこのままで行くとは思いません。何故なら、将来、何十年後か分かりませんが、カトリック教会に聖伝は立ち戻るでしょうから。たとえ私たちが、それのために何かのよい働きをすることが出来なかったとしても、そうなるでしょう。

 「スンモールム・ポンティフィクム」を見ればよく分かるように「聖伝のミサは禁止されているから」「バチカンの許可がないから」と主張して、多くの人々は、司教様たちを含め、いままで約40年もの間、聖伝のミサを誤解して廃止し続けてきたのでした。いまでもそうです。客観的な事実は、教皇様が言った通りでした。「ミサ典礼の「特別な形式」である1962年のミサ典礼書の使用に関して、わたしは次のことに注目していただきたいと思います。すなわち、このミサ典礼書が法的な意味で廃止されたことは決してありません。したがって、このミサ典礼書は原則的にはつねに認められてきたということです。」

 もしも私たちが「教皇様が聖伝のミサを復興してくれるだろうから、その時が来るまで何もしないでただ待っている」という態度を取っていたら、その日は決してこなかったでしょう。カトリック教会において、十字架のいけにえは会食に取って代わられていたことでしょう。

 私たちは、カトリック信仰を守らなければなりません。聖伝のミサを守っていかなければなりません。それこそが、カトリック教会への真の愛の行為であり、教皇様にたいする真の従順だからです。何故なら、従順は信仰のためにあるのであって、従順のために信仰しているのではないからです。

 これと同様に、将来、ルフェーブル大司教様や聖ピオ十世会についてマスコミで流されているウソがばれてしまう時が来るでしょう。聖ピオ十世会は、ローマのいわゆる「公認」を得るでしょう。しかし、その間に、大部分の人々は信仰を失っているかも知れません。それではダメなのです。私たちは生き延びなければならない、信仰を守らなければならないのです。

 だから、日本のカトリック教会に聖伝のミサと聖伝の信仰が復活するためにも、本当の問題、中核の問題、信仰の問題に行かなければならないのです。本当の意味で「教皇様に一致」しなければならないのです。そして、日本多くの兄弟姉妹の皆様が聖ピオ十世会の聖伝のミサに与ることによって、他の一般小教区も聖伝に引っ張っていかなければならないのです。

 そこで、2008年6月30日より、特別の意向として日本において聖ピオ十世会の聖伝のミサに与る方々の数が250名を超すようにを付け加えたいと思います。(Credidimus Caritati のブログを愛読して下さる兄弟姉妹が皆、聖伝のミサに与って下されば250名になります。)

 愛する兄弟姉妹の皆様の寛大なご参加を願います。

2008年6月30日、

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.

■意向

  • 日本が国として回心し、イエズス・キリストをまことの天主と認め礼拝し、日本がまことの天主イエズス・キリストの創立した母なるカトリック教会の愛する子となりますように。
  • 日本において無神論、拝金主義、不倫不道徳が撲滅されますように。
  • 日本のあらゆる小教区で40年前の通り聖伝のミサが復活しますように。
  • ルフェーブル大司教様と4名の司教様たちにかけられた「破門」が全く無効であったと教会法と正義に基づいてこれが撤回されますように


■特別の意向
日本において聖ピオ十世会の聖伝のミサに与る方々の数が250名を超すように。

■十字軍の会員の義務

上記の意向のために毎日ロザリオを1連唱えること。

■会員の資格

十字軍にはどなたでも参加できます。  

 詳しくは、ロザリオの十字軍へのお招き をご覧下さい。

●●● ロザリオの十字軍の会員の義務ではありませんが、ロザリオの祈りの報告を「従軍司祭」であるトマス小野田圭志神父にご報告して下さると、うれしく思います。(この結果を励ましのために兄弟姉妹の皆様にもお知らせすることに使わせて頂くかも知れません。)

●●● 2006年の8月から10月にかけて、聖ピオ十世会の総会とフェレー司教様の呼びかけに答えて、ロザリオの祈りを教皇様に捧げたように、特に、上記4つの意向と一つの特別の意向のために日本では「ロザリオの十字軍」は2008年8月から10月にかけて教皇様に4000環のロザリオの祈りを霊的花束としてお捧げするという意向をもっています。多くの愛する兄弟姉妹の皆様のご協力をお願いいたします!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】