某国営放送に対する不満の声がここに来て満ちている。ぼくはテレビを持ってないので(パソコンでも放送を見ない)、今時の某国営放送がどんなだか知らない。
コマーシャルを流さずに受信料のみでその費用を賄っていることから、公共放送らしいことはやっていると想像するのだが・・・。
オリンピックの時は、放送のほとんどがオリンピック関係だったようだ。ここにきて、パラリンピックの開催が迫ってくると、「コロナ感染に関する報道」もさしおいて、パラリンピックを盛り上げるための番組構成なんだそうだ。
それなら、オリンピックの視聴率が高かったこと、各競技の中継に興奮した人々が街中に繰り出すのもわからないではない。
それは、ネットニュースにも言える。「Yahoo Japan」はその8割がオリンピック・パラリンピック関係。オリンピックは終わったというのに、いつまでも過去の記事を新たにアップし続けている。一方、「MSN Japan」はぐっと減る。スポーツコーナーにパラリンピック関係のニュースが閉じ込められてるから、見た感じコロナの緊急事態がなんとなく伝わってくる感じだ。
探画と思えるのは「Googleニュース」。一番頭に「コロナ関係のニュース」がまとめてあり、我々の注意を喚起してくれる。また、タリバンなどの国際ニュースも充実だ。
テレビやラジオを放送するために必要な電波、ネット資源は公共財だ。リテラシーもさることながら、NHKはこの毎日、コロナの新規感染者が爆発的に増えていく状況で、何を人々に伝える必要があるのかをきちんと考える必要がある。