バッハ会長が今日の記者会見で、「全世界、数十億人が東京オリンピックの成功を希望のメッセージとして受け取っている」と述べた。オリンピックは果たして成功したのだろか？
NBCの東京五輪の視聴率はリオ大会と比べ45％も減少している。最高位スポンサーのトヨタ自動車は、五輪に関するテレビＣＭを国内では放送しないことに踏み切った。
五輪を支援することは逆に企業イメージを悪化させることは間違いない。
「日本国民の90%がテレビなどで競技を見たというデータが出た。日本人がオリンピックを支持し、受け入れたという結論を下すことができる」とのことだが、新型コロナウイルスの中でオリンピックを強行したことに対する歴史的意義については、即答を避けた。
いつか歴史的な出来事として振り返ることができるのだろうが、決してオリンピックはウイルスに打ち勝った証しとはなっていない。むしろ、日本の若者たちの外飲みを誘発しただけだ。
多額の税金を費やし負債を背負わざるを得ない状況を作り出したIOCを日本国民は絶対忘れない。
