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↑360°画像
群馬・新潟の県境にある谷川岳。
急峻な岩壁と複雑な地形に加えて中央分水嶺のために天候の変化も激しく遭難者の数は群を抜いて多い魔の山だ。
この日も、ふもとのミナマタ湖はみぞれ交じりの天候。
谷川岳は終日雲に隠れて、その姿を現すことはなかった
山はとっくに雪に覆われている。
レイクカヌー。安定感のあるカナディアンカヌーでの湖上ツーリング。
湖の中央へ漕ぎだすと、凍えていた体がようやく暖まりだす。
今年は天候が安定しない。
エルニーニョ現象の影響で偏西風が蛇行して、100年に一度の寒波が入ってきたと思えば急に暖かくなったりする。
しとしと降る氷雨の中から、絹糸のように繊細な針葉樹のみどりいろの葉がかすかに震えて、すすりなきににた音があたりに漂う。弱い風が吹き抜けると、湖面は音もなく静まり返る。
みぞれの白いひと粒ひと粒が、深く呼吸をするぼくの胸に突き刺さる。
谷川岳の天気は大荒れなんだろうか。降りだした雪は来年の雪解けまで凍てつくのだろう。。
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