goo blog サービス終了のお知らせ 

tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

大島笑顔プロジェクト 番外編 -霧の三原山-

2015-08-19 21:41:55 | 大島笑顔100プロジェクト



北半球が夏の頃になると、北半球側が対流活動が活発になるので、入道雲が発生する「熱帯収束帯」は北上する。
南東の貿易風は、地球の自転により曲がっていく力(コリオリの力)を受けて南南西風へ。
一方、冬は大陸から海洋に向かって吹く北風が右に曲げられて北東風へ。

夏の大島に吹く風は、たっぷりと水蒸気を含んだ南南西風の風だ。
この風が三原山を吹き上がり、地表のスコリアや火山灰を移動させる。三原山の砂漠の広がりは、山の東北東側と南西側に延びており、大島の卓越風の方向と一致する。
また、大島の主な集落も、三原山の西および南側の緩やかな斜面の海岸近く(卓越風の風下)に発達している。

台風の風を受けた夏の裏砂漠は、強風の霧の中。
手を伸ばすと、その瞬間、雨に変わりそうな、じっとり湿った風だ。
雲の中ゆえ、ミストが付着して肌がしっとりとする帰り道、途切れることのない夏休みキャンプの小学生たちとすれ違う。
山の流儀を教わってか、みんながそれぞれ、すれ違うぼくにあいさつ。
こんなに列が長いと、あいさつを返すのも大変だ。でも、気持ちいいかも。。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村