北半球が夏の頃になると、北半球側が対流活動が活発になるので、入道雲が発生する「熱帯収束帯」は北上する。
南東の貿易風は、地球の自転により曲がっていく力(コリオリの力)を受けて南南西風へ。
一方、冬は大陸から海洋に向かって吹く北風が右に曲げられて北東風へ。
夏の大島に吹く風は、たっぷりと水蒸気を含んだ南南西風の風だ。
この風が三原山を吹き上がり、地表のスコリアや火山灰を移動させる。三原山の砂漠の広がりは、山の東北東側と南西側に延びており、大島の卓越風の方向と一致する。
また、大島の主な集落も、三原山の西および南側の緩やかな斜面の海岸近く(卓越風の風下)に発達している。
台風の風を受けた夏の裏砂漠は、強風の霧の中。
手を伸ばすと、その瞬間、雨に変わりそうな、じっとり湿った風だ。
雲の中ゆえ、ミストが付着して肌がしっとりとする帰り道、途切れることのない夏休みキャンプの小学生たちとすれ違う。
山の流儀を教わってか、みんながそれぞれ、すれ違うぼくにあいさつ。
こんなに列が長いと、あいさつを返すのも大変だ。でも、気持ちいいかも。。
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